『仕事をしていると腰が痛い』『同じ姿勢をしていると腰が痛い』『家事、育児で腰が痛くあることがしばしばある』

多くの方は、『腰が痛いから腰に原因があるのではないだろうか?』と考えると思います。勿論腰が原因の事も多くありますが、実は、股関節が原因で腰痛を引き起こしている事もあります。

腰のストレッチを一生懸命しても股関節が原因の場合、効果としてがあまり期待ができません。

このブログでは、股関節と腰痛の関係性、股関節のストレッチ方法を詳しく解説していきます。

もし、今腰痛で悩んでいるなら股関節のストレッチを一度実践してみて下さい。

股関節とはどこにあり、どの様な役割をするの?

股関節は、上半身と下半身をつなぐ役割をします。上から背骨、骨盤そして股関節。股関節は体重を逃がすのにとても重要な役割をします。

例えば歩行。歩く際に唯一地面に接しているのが足の裏です。歩くのも走るもの全てそうですが、下から上に衝撃が加わります。

その衝撃を吸収、分散させるのが股関節です。上の写真でもありますが、股関節と骨盤がくっついている部分は曲がっています。

この曲がっている部分で吸収して恥骨(ちこつ)から力を分散させていきます。

歩行をする際は下からの衝撃だけではありません。上半身の重みも関係してきます。上半身と下半身の軸が骨盤と股関節なので、その部分の衝撃も加わります。

これも同じく恥骨(ちこつ)の部分で吸収してくれて、下に衝撃と重みを吸収してくれます。その吸収するための道を作るのが股関節です。それくらい大事な部分が股関節なのです。

上の写真は石の橋です。真ん中に要石と言うのがありますよね?これが人間でいう恥骨になります。これだけ大きは柱もこの要石があるお陰で崩れないようになっています。

橋の端にあるのが股関節と思ってください。綺麗な姿勢をしているとこの要石の様に分散をしてくれますが、うまく分散しないときは橋が崩れます。これが腰痛と考えてください。

股関節と腰痛の関係性

先ほどお話をさせてもらったみたいに、股関節は上半身と下半身の衝撃や重みを吸収する役割があります。逆に言うと、歩き方や立ち方、姿勢が悪いとこの衝撃を吸収する事がなくなるので 腰に負担がかかります。骨盤と股関節と腰の骨は連結しているからですね。

ですので、股関節の動きが悪くなったり、股関節が硬かったりする事で体に過度に負担がかかり腰痛の原因になります。

しかし、逆に言うとこの股関節の動きがよくなると腰痛を改善する事ができるのと言う事です。

では今から実際に行うストレッチ方法をお伝えします。

ストレッチの注意点

?呼吸は止めずに必ずストレッチ中は吐くように意識してください。

?痛みがあるのに無理はしないでください指標は伸びて気持ちがよい程度で十分です。

?基本1つのストレッチは朝、昼、晩に行うのが一番ベストです。

・朝のストレッチ、昼のストレッチは反動をつけて行います。

・晩のストレッチは反動はつけずに持続的に伸ばしていきます。

以上3点を気をつけてストレッチを行ってください。それでは股関節のストレッチ方法をご紹介しますね。

股関節の内側を伸ばすストレッチ方法

手順

?足を大きく開きます。そして、腰に手を当てて写真様に体重をかけていきます。

?写真だと右足の内側が伸びています。内側を伸ばすと股関節や腰の周りも同時に緩んでくれます。

朝と昼は反動をつけて10〜15回、晩は伸ばした状態で20秒ほど伸ばし続けます。

股関節の動きを改善させるストレッチ方法

手順

?仰向けに寝て片方の股関節を持ち上げます。

?次に胸に股関節を持って来るようにして抱え込みます。

?方向は真っ直ぐにして股関節や腰に痛みが感じないようにしてください。

もしこのストレッチで物足りない場合はベッドに反対の足を落としてストレッチをするとより伸ばす事ができます。(写真右側)

朝と昼は反動をつけて10〜15回、晩は伸ばした状態で20秒ほど伸ばし続けます。

股関節の動きを改善させるストレッチ方法

手順

?足の裏をくっつけてつま先を手のひらで持ちます。

?その後股関節をパタパタ動かす様にして反動をつけます。

痛みを感じない程度に行ってください。

朝と昼は反動をつけて10〜15回、晩は伸ばした状態で20秒ほど伸ばし続けます。

上記3つの説明です。

股関節の外側を伸ばすストレッチ方法

手順

?仰向けに寝て、大の字になります。

?足とは逆に顔を向けていきます。足を反対の足を持って腰を捻るイメージで股関節だけを伸ばします。

?すると股関節の外側を伸ばす事ができます。

朝と昼は反動をつけて10〜15回、晩は伸ばした状態で20秒ほど伸ばし続けます。

股関節を大きく動かしていくストレッチ

手順

?足を肩幅にして立ち、股関節を前に持ち上げます。90度を目標に持ち上げます。

?あげた足をゆっくりと回していくように後ろに回していきます。(外側に向けて回します)

?体が捻ることなく元の位置に戻します。

これは伸ばすのではな動かす感じです左右10回〜15回程度回してください。

まとめ

いかがだったでしょうか?できそうな物はありましたか?

股関節はそんなに注目をされていませんが、とても有効な手段です。股関節が硬くなると腰痛になるリスクが高まります。

腰痛を改善するためにもこの股関節を動かしたり柔軟性をつける事はとても重要なことです。自宅や職場でもできることから初めて、股関節を動かし腰痛を改善させましょう。

そして、体の軸である股関節を柔らかくしましょう。

ひこばえ整骨院でできること

ひこばえ整骨院では股関節の痛みを改善して腰の痛みをよくする事は可能です。

実際に、産後の方で腰が痛くなったり、デスクワークで同じ姿勢が多い時に腰痛が出たりとする場合もあります。

腰が痛いから腰をしっかり治療して。と思うかもしれませんが、ほとんどの場合は腰に原因がありません。

そしてその多くが骨盤と股関節に原因があることが多いです。

ひこばえ整骨院では痛いとろこを改善するのではなく、痛いところを出している原因を見つけ出して痛みを根本的に改善します。

一人で悩まずご相談下さい。

もし上記で疑問やこんな場合はどうしたらいいの?などの疑問や質問があれば下記からお問い合わせ下さい。出来るかぎり質問にお応えさせて頂きます。 

 

 

電話: 0798-63-3200

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