デスクワーク、スマホ、読書…。こういった動作が続いた後に目の疲労感だけでなく、全身に疲労感を感じることはありませんか?

いわゆる「眼精疲労」と呼ばれるその状態。自分で何とかできたらいいですよね。

眼精疲労で目が疲れてくると肩こりや頭痛の原因のもなりかねません。

今回はその眼精疲労対策の中でも自分でできるマッサージ方法などについてお話していきます。

 

そもそも眼精疲労とは?

目が疲れた、目が重いなどの症状だけでなく、体の全身症状も発生している状態のことです。

目の使いすぎで目に疲労感がでたり、少し休めれば元に戻るのはいわゆる疲れ目(眼疲労)ですが、眼精疲労では休憩をとっても、睡眠をとっても目の霞や重み、痛みが消えず、 目の症状以外にも全身疲労、肩こり、頭痛、吐き気、などの症状がでて、疲れ目(眼疲労)よりも重い症状となります。

眼精疲労の原因

眼精疲労の要因は様々です。

視覚的要因

近視、遠視、乱視、老眼、眼鏡やコンタクトが合っていない、などの矯正不良。斜視、白内障、緑内障などの目の病気の影響。

環境要因

パソコン、携帯電話などの画像情報端末(VDT)を使うVDT作業でのモニターの高さ、明るさ、他にも部屋の明るさ、周辺機器が発する騒音など。

心的要因

ストレス、自律神経失調症などで不安感が強まったり、落ち着かない、眠れないなどの精神的な症状の他に、からだにも胃潰瘍や高血圧などの影響を及ぼします。

その症状のひとつに眼精 疲労が含まれます。

眼精疲労の対策

基本的には目の使いすぎで起こる眼精疲労。情報の90%を目から得ている現代で目を使わないようにするなんて無理な話ですよね。

まして目を休ませても回復しないのならどうやって対処したらいいのか。

視覚的な要因の対処としては、眼鏡やコンタクトの度数を調整したり、白内障、緑内障は治療する、なども対処法です。

環境要因の対処としては、パソコン作業中、モニターの明るさや高さを調節、作業する場所自体の環境の改善などが必要です。

心的要因はストレス発散する方法を自分で探してみるのもいいでしょう。

眼精疲労に効くマッサージ

対処法としていろいろ述べましたが、自分でできる対策があるとうれしいですよね。

なので直接、今すぐ、自分で、実践できるマッサージ方法をお伝えします。

1分でできるツボ押しマッサージ

眼精疲労の一番の原因は目の周りの筋肉の使いすぎや血行不良です。 そのため目の周辺のツボを刺激することで血行を良くすることで疲労を回復することが効果的です。

 

睛明(せいめい)

鼻の付け根にあるツボ。

疲れ目、近眼、緑内障・白内障にも効果的。

鼻の奥を押すように、鼻をつまむようにしてゆっくり圧をかける。

攅竹(さんちく)

眉のはじまりの場にあるツボ。

近眼、老眼の予防、頭痛の緩和、瞼の痙攣にも効果的。

机に肘をついて親指を立て、そこにまゆげを乗せる。

魚腰(ぎょよう)

眉の中ほどにあるツボ。

眼球の向きを変える時に使う外眼筋を刺激しつつ、うっ血を解消してくれます。

老眼や乱視にも効果的。

デスクに肘をついて親指を立ててそこに眉を乗せるようにする。

目の周りの筋肉に刺激を伝えやすいツボなため、力を入れすぎないように注意。

絲竹空(しちくくう)

眉の終わりにあるツボ。視力回復や眼精疲労回復に一番効果のあるツボです。

デスクに肘をついて手を開き、人差し指と中指に眉尻をのせる。

力を入れすぎないように注意する。

太陽(たいよう)

こめかみにあるツボ。眼精疲労の他に近眼、老眼にも効果的。

眼精疲労からくる頭痛の緩和にも効果あり。

机に肘をついて両手の人差し指と中指で両サイドからこめかみを刺激します。

ここも力の入れ過ぎに注意しましょう。

承泣(しょうきゅう)

目の下側にあるツボ。瞳孔の真下、目の下の窪みと骨の境目にあります。

明と同様、近眼などの眼病に効果的。

さらに目の下にクマが出来ている方にもおすすめのツボです

目の下の血行が良くなり、クマが改善されます。

目の下の窪みに沿って人差し指から小指をあて、骨の境目から頬の奥に向かって イメージゆっくり力を入れていきます

気持ち良いな、と思うくらいの強さで行なってください。

目の窪みに指を入れないように注意しましょう。

1〜6までを5秒ずつ2セットがおすすめ。

時間がない!覚えられない!

という方はこの以下の二点を押さえましょう。

陽白(ようはく)

額にあるツボ。眉の真ん中にある魚腰から上に指一本分離れた場所。

眼精疲労、頭痛緩和、リフレッシュ、しわ予防の効果があります。

顔のたるみや眼筋の緊張緩和に効果があるので、お顔が疲れ気味の時には特におすすめですね。

机に肘をつき、両手で握りこぶしをつくり、人差し指と中指に魚腰、陽白をのせて刺激します。

気持ちよさはあまりなく、強い力で押すと重怠さがでることもあるので、弱い力で刺激しましょう。

風池(ふうち)

首の髪の生え際にあるツボ。

眼精疲労、頭痛、肩凝り、不眠、二日酔いなどに効く、万能なツボです。

ただし、高血圧の方は、刺激すると脳圧が高まる恐れがあるため、お勧めできません。

ツボを頭の方へ押し上げるように刺激すると筋肉の緊張が緩みやすいです。

目の周辺のツボよりも大きな筋肉の部分なので、気持ちいいな、と思うくらいの力で押しても大丈夫です。

全て5秒ずつ2セットを行っていくのが理想です。沢山をする事よりも、こまめに時間をつくって行うのが理想的です。

指で目をマッサージする方法

人差し指、中指、薬指の3本を目に当てます。

軽く目の周りをマッサージします。回す方向は写真の様にしていきます。イメージとしてはクレンジングを落とす時にマッサージする感覚ににています

マッサージが終われば目は直ぐに開けずにそのまま10秒ほど静止しておきます。

それからゆっくりと目を開けていきます。15秒間をマッサージを1セットとして2セット行います。

マッサージの他にも簡単にできる対処法

目の体操

両目を見開き、上下左右に大きく回しましょう。

右回り左回り両方2〜3回繰り返し、終わったら目を閉じ休みます。

温める

濡らしたタオルをレンジで温めたり、タオルをお湯で温めたりしたものを目を閉じたまぶたの上に置くのも、目の周りの筋肉の血行を促進することができるので、疲労回復におすすめです。

まとめ

眼精疲労の原因は一つではありません。原因が一つの場合は疲れ目や眼疲労となりますが、いくつかの要因が重なることで、目だけではなく全身に症状が現れます。

メガネやコンタクトの調節だけじゃなく、眼精疲労の改善には日頃の疲れをためない、ということも必要です。

疲れ目かな、と思って寝れば治ると放置してしまわず、普段から目の疲れを取るようにケアをしてあげましょう。

ひこばえ整骨院でできる事

眼精疲労は目の疲れだけでなく、体の歪み、姿勢からもきます。

姿勢が悪くなる→目を酷使する→目が疲れる

という流れにもなります。ひこばえ整骨院ではこの姿勢を改善する事で眼精疲労を最大限まで押さえていきます。

もし眼精疲労で悩まれているなら一度ご相談下さい。

 

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