お腹が重たくなったり痛みが出たりなど出る症状は様々ですが、ひどい方になってくると頭痛が出たり仕事を休まなければいけない位痛みが出てしまうこともあります。

また座っているだけや何もやる気が起きないなど人によって症状が様々です。

生理痛は正直どうすることもできないと思われている方も多いのではないでしょうか?

実は日常体のを気をつけるだけで生理痛と言うのは軽減させることができます。

この記事では生理痛がひどくなる原因と対処方法を詳しく解説していきたいと思います。

 

なぜ生理痛に個人差があるのか?

生理痛には個人差があります。ほとんどのない方、なんとなく重たい方、痛みが出る方、激痛の方。

程度も状態も人それぞれ大きく違います。なぜこの様な事になるのか疑問に思うことはありませんか?

ここでは、個人差の原因がある理由を1つずつ解説していきます。

注)ここでは基本的に薬などの治療は紹介していません。私個人として薬で治すのではなく日常生活上の中で治すことに重きを置いているからです。その上でこの記事を最後までご覧になってください。

 

生理痛の原因その1 子宮を収縮させるプロスタグランジンの分泌が上がっている

生理が始まるとプロスタグランジンと言う痛みを誘発されるホルモンが出てきます。

このホルモンは子宮を収縮させる作用があって、必要がなくなった子宮内膜を外に出す働きがあります。

このプロスタグランジンは生理に欠かせないものなのですが、分泌量が多すぎると子宮を必要以上に収縮させしまい、生理痛が出てきてしまいます。

逆に言うとこのプロスタグランジンの分泌量が低下、もしくは正常の値に出てくると生理痛は軽減されます 。

その多くの原因になっているものが日常生活の食事です。下記に食事の取り方や間食での注意点をお伝えいたします。

 

生理痛の原因その2 子宮口が狭い(日常生活の姿勢が悪い)

次に原因に挙げられるのは、もともと子宮口が狭いと言う方がいらっしゃいます。

出産をすると生理痛が軽減すると言う方がいらっしゃいますが、子宮口が開くために排出することが容易になるからです。

そしてもう一つの理由として、姿勢が悪いと言うことが挙げられます。

猫背にしてもそうですし腰が反りすぎたりしても骨盤が歪んだり開いたり剃ってしまったりすることで、骨盤の中の広さが変わってしまいます。

そうすることで内臓下垂や、骨盤底筋群が弛緩したりすることで子宮や卵巣に負担がかかることがあります。

これによって内臓がうまく働かない事で生理痛を増幅させてしまうこともあります。

上記の体の歪み等は医学的な根拠は正直ありません 。しかし私が実際診させてもらった方の中には生理痛が強い方と、骨盤の歪みや体の歪みがある方の関連性が非常に高いです。

骨盤の歪みを解消する方法は下記でお伝えします。

 

生理痛の原因その3 体の冷えが強く、血行が悪くなっている

生理痛の大きな原因の1つとして血液の流れが悪くなってしまうと言うことが挙げられます。

何となくイメージとして冷えは体に悪いと言うことや、子宮や卵巣にも悪いと言う事は想像がつくと思います。

それと同時に生理痛を増幅させる1つの理由として冷えがとても関係します。

先ほどプロスタグランジンのお話をしましたがホルモンは血液に乗ってめぐって行きます。

血液の流れが悪いと言う事はこのプロスタグランジンが体の中に長い期間いるということに他なりません。

と言う事は血液の流れが悪くなって痛みが出るのであれば、単純に血液の流れを良くしてあげれば成立を軽減させてあげることができます。

 

生理痛を軽減させるための方法その1 食事、特に間食には要注意!!

チョコレートやスナック菓子には注意が必要です。

この2つには栄養素と呼ばれるものはほぼ入っていません。

その代わりに食品添加物が非常に多く入っています。食品添加物の特徴の1つとして

ミネラルとビタミンを破壊する。

という事があります。

ミネラルやビタミンが壊れてしまうとプロスタグランジンなどのコントロールができなくなります。

栄養素を取っても栄養不足状態になってしまいます。

また、肉類や乳製品を摂りすぎると、コレステロールや中性脂肪が増えて、生理痛のもとプロスタグランジンの生成を促してしまうと言われています。

これはプロスタグランジンの原材料が脂肪になるので脂肪分が高い食事を必要以上に取った場合は生理痛などがきつくなる傾向にあります。

少なすぎてもあまり良いわけではありませんが脂質を取る目安として

体重(キログラム) × 1グラムとして考えていただければ大丈夫です。

体重が60kgの方は、脂質を1日に60gまで摂取するイメージです。

 

間食のやめかた

次は間食を止め方についてお話をしていきます。

間食を減らす時に、一番続かない方の特徴として、

いきなり全てなくす事

今日から私は全てやめます!みたにな感じで全ていきなりやめてしまう方がいらっしゃいます。この勢いで全てやめられる方はいいのですが、ほとんどの場合、

途中で挫折

してしまいます。ダイエットと同じで極端にすると正直続かないですよね。

一気に止めるのではなく、止める時には徐々に止める方法をとります。

どういうことかといいますと、例えば週5日毎日チョコレートを1箱食べているとします。

いきなり0にするのではなく、1日の分量を変えていきます。

1週間でチョコレート5箱なので、チョコレートを3箱にします。毎日食べている状態なので、I日のだけ一箱を全て食べ、後の4日は半分ずつにします。半分食べても大丈夫という事です。

この様に、いきなり止めるのではなく、徐々に止める事で体に負担をかけずに間食をなくす事がでます。

生理痛の要因としてストレスも関係します。ストレスを抱えながら食事をコントロールはできないので、できるだけストレスは少ない状態にします。これがポイントです。

ほとんどの場合、間食は癖の様な形なので正しく減らしていけば必ず間食は減っていきます。

ビタミンやミネラルなどの栄養素がほとんど含まれていませんし、摂取しすぎるとかえって体を冷やす作用が働いてしまう可能性があります。結果、血流を悪くし生理痛を悪化させます。

 

生理痛を軽減させるための方法その2 体を温めるものを食べる

先ほど原因のところで冷えは生理痛を増加させるとお話しをしました 。

間食や食品添加物ももちろん気をつける必要があるのですが、体を冷やさないことと、温める食事も同時に取ることが大切です。

 

体を冷やす食べ物と飲み物

体を温める食事や飲み物を考える前にまずは冷やすものも知っておく必要がありますこれを知ることで体に対応することができます。

ここでは温める飲み物と冷やす飲み物の見分け方をいくつかご紹介します。

赤や黒などの色の濃いものは体を温めます。

白い色や色の薄い飲み物は体を冷やす傾向にあります。

色で考えると赤ワインは体を温め白ワインは体を冷やします。また色の濃いどくだみ茶、ハトムギ茶等は温めますが、色の白い飲物の豆乳は冷やすというものです。

また食べ物に対しても飲み物に対してもそうですが寒い地域で収穫されるものは体をあたためめますまた暖かい地域で取れるものは反対に体を冷やします 。

例えば、夏の野菜であるきゅうりやスイカは体を冷やす役割があります。また冬が旬のキャベツや春菊白菜等は体を温める役割があります。

このようにして覚えていくと簡単に選ぶことができます。

 

体を温める食べ物と飲み物

生姜湯、ほうじ茶、紅茶、ウーロン茶、赤ワイン

などがありますコーヒーも色は濃いですが、コーヒーの豆は赤道直下で取れるので体を冷やす飲み物としてカウントされます。

 

体を冷やす飲み物

コーヒー、牛乳、緑茶、豆乳、ジュース、清涼飲料水、白ワイン、ビール、ウイスキー、焼酎

このような飲み物が体を冷やします。飲んではいけないのではなくもしコーヒーを1日3倍も4杯も飲む方は控えるようにしなければいけません。

コーヒーの適量を1日で考えると約2杯までと言われています 。

 

体を冷やす野菜

きゅうり、トマト、ナス、ゴーヤ、セロリ、おくらなど夏が旬の野菜などは体を癒す傾向にあります。また白砂糖などは非常に体を冷やします。

糖質なども体を冷やすのでご飯、パン、麺類などは注意が必要です。

 

体を温める野菜

にんじん、ネギ、玉ねぎ、ごぼう、ニラ、ニンニク、山芋、ふき、こんにゃく

こんにゃくなど意外なものも含まれていると感じるかもしれませんが、意外と体を温めるものとして有効なのです。

また調味料として塩、味噌、醤油、ラー油、唐辛子等は体を温めます 。

逆に体を冷やす調味料として砂糖、酢、マヨネーズ、ドレッシング、化学調味料

などが体を冷やす調味料です

 

生理痛を軽減させる方法その3 適度な運動と姿勢の調整

血液の流れを良くすることはもちろんですが、これ以外にも内臓の働きを活発にさせることと、内臓の位置を正常に持っていく必要があります。

そのために適度な運動と正しい姿勢を知っておくことが重要になってきます。

運動といっても別にわざわざ時間を作ったりするわけではなく、日常の中でできる方法をお伝えしていきますのでご安心ください。

 

日常の中で簡単に運動ができる方法

運動と言ってもそんなにきつい事はしません。単純に自転車で普段乗るところを歩いていく、

エスカレーターやエレベーターを使うときに自分の足で歩くなどのようにながらで全然結構ですので運動や日常生活の中で少し変えてみて下さい。

特に運動で必要になっていくのがいかにしてふくらはぎを動かすかと言うことです。

ふくらはぎは第二の心臓として考えられていますが、心臓は押し出す力があってもをした血液を心臓に戻す役割はありません。

その押し出した血液を心臓に戻すてくれるのがこのふくらはぎなのです。

歩くときに注意をしていただきたいのですが、足を必ず大股で歩くようにして足首を使える状態にすることが非常に重要なポイントになってきます。

ベタベタ歩きだったり足を上げずにするような状態で歩いてしまうとあまり意味がありません。

いつもの歩幅よりもやや大股で歩きながらすることでふくらはぎの筋肉を非常に使うので血の流れは良くなります。

次に正しい姿勢ですが、これも歩くためには非常に重要になっていきます。

正しい姿勢ができるからこそ正しい歩き方ができます姿勢に関しては下記にリンクを貼っておきますのでそちらの方を合わせてお読みになってください。

まとめ

いかがだったでしょうか?

生理痛と言うのは多くの場合痛み止めを飲むことが非常に多いですが、やはり薬に頼らず日常の中で改善できる方法もたくさんあります。

どうしてもきついときには薬に頼り痛みをなくすという事は非常に大事なのですが、それと同時に日常生活の中で気をつけられることや体質改善を同時に試みてはいかがでしょうか?

少しでもあなたの参考になれば幸いです。

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