今回の改善事例は脊柱管狭窄症と腰椎のヘルニアを患っている方です。 整形外科で湿布や痛み止めを処方されたり、ブロック注射もしたけれども痛みが一向に改善しませんでした。歩いたり運動する時が非常に痛みを感じてしまう。 数メートルしか歩くことができずいよいよ手術かもしれない。そんなふうに諦めていた時に動画をご覧になり当院へいらっしゃいました。最終的には1日7000歩から10000歩程度歩けるようにまで回復し症状が改善した事例をこちらでご紹介させていただきます。あなたがもし現在狭窄症やヘルニアで歩けない。そんな風に悩んでいるのであれば今回の改善事例がきっと役に立つと思います。
悩み
- 2年ほど前から脊柱管狭窄症とヘルニアを患う
- 病院で湿布痛み止め、ブロック注射を数回打つ
- 杖をついた状態ですか歩けず数メートルで休憩が必要になる
- 寝ている最中にもズキズキと痛んでしまい思うように動くことができない
初回の治療と症状、アドバイス
初回の際体全身を見させていただいた結果、脊柱管狭窄症とヘルニアはあったものの原因は
お腹の前の筋肉と股関節が使えていないこと。
というのが一番大きな要因としてありました。
姿勢としては私の画像になりますがこのような状態で立たれていました。
頭が前に倒れていてお腹が前に突出している。
膝が曲がってしまい。
と言うような状況での姿勢でした。
どの症状でもそうなのですが、狭窄症やヘルニアはあくまでも結果であって原因ではありません。
ヘルニアから悪化して脊柱管狭窄症になってしまう。
このような事はよくあります。
体の使い方が悪くなってしまい腰に負担がかかってしまう。
その状況で、湿布をしたり痛み止めを飲んだりブロック注射をしても痛みをごまかすことができても原因がなくなっているわけではないので症状改善にはつながらないケースが多いです。
痛みがかなり強かったので初回でのアドバイスは姿勢のことだけに集中をして終了となりました。
2回目以降の治療
2回目から4回目までは1週間に1回のペース。
で治療を継続しました。
基本的に行った事は姿勢の矯正。そして股関節が動かなくなっていたので可動域を広げる矯正。
この2つに重点を絞り治療を行っていきました。
4回目の治療終了後には痛みが少しずつ軽減をし楽な時間帯や日も出てくるようになりました。
この時点で痛みが減ってきたのでストレッチの方法ご紹介しました。
ストレッチの手順に関しては下記の動画でお話をしているのでそちらをご参考になさってください。
5回目以降は10日に1回から2週間に一回のペースに切り替えをしました。
痛みが少しずつ改善をして10回目を過ぎる頃には初期の症状の半分程度にまで改善していました。
ここから自宅のアドバイスとして1日20分から15分程度運動のため歩いてもらうことをアドバイスしました。
最終的に歩き方や使い方を変えなければ元の状態に戻ってしまうので、治療しながら症状が改善していけば運動療法も同時に 入れて行きます。
痛みが少しずつ減っていったのでここからは3週間に1回のペースで治療を行うようにしました。
3000歩から4000歩程度まで歩くのが苦痛ではなくなりました。
日によって痛みが出てしまうこともありましたが、比較的痛みがない日の方が多くなり症状も安定してきました。
痛みが8割減位になった時から1ヵ月に1回のペースに切り替えで歩く量も5000歩から7000歩程度にまで伸ばすようにしました。
患者さんの直筆の声にも書いていますが、最終的に7000歩から多いときには10000歩程度歩いても痛みがほぼ出なくなりました。
1ヵ月の1回のペースを2回から3回繰り返し再発もなかったので終了となりました。
ご本人も非常に喜んでいただき本当に来てよかった。
と言われていました。
脊柱管狭窄症は基本的に手術をしないと良くならない。
そんなふうに考えている方も多いと思います。
しかし、きっちりと正しく治療さえすれば脊柱管狭窄症の症状を改善することができます。
もう手術しかないから諦めないといけない。
そんなふうに考えずにできることからやっていただくのが1番理想的だと考えます。
今回の事例を参考にしていただいて少しでもお役に立てれば幸いです。
60歳 女性 事務職 絶望的な足のしびれ、腰の痛み、足の怠さ解決しました
2年余前から腰部脊柱管狭窄症と腰椎椎間板ヘルニアになり、整形外科で湿布痛み止めをもらい、ブロック注射も数回打ちました。
杖をついても数メートルしか歩けず。
いよいよ手術をすすめられました。
これには息子が反対。『合うかどうかわからないけど』とひこばえさんを探してくれてバス電車に乗り換え往復3時間弱かけて20数回程度通いました。
半年少しで痛みが取れたのです。『合っていたみたい』
今では毎日7000歩位歩いています。息子の言う通りにしていて本当に良かった。息子よありがとう。
もちろんひこばえさんもありがとうございました。
個人の感想であり、効果効能を保証するものではありません。
ひこばえ整骨院脊柱管狭窄症に対する治療
ひこばえ整骨院では脊柱管狭窄症の治療を非常に得意としています。
悪い部分だけを見るのではなくそれ以外の歩き方や立方体の使い方を全て見て一番最適な治療方法を選んで行きます。
もしあなたが脊柱管狭窄症による痛みやしびれ悩まれているならば是非下記をご覧ください。
執筆者
ひこばえ整骨院 院長 齋藤 克也(監修)
柔道整復師(国家資格保持者)
業界歴16年。
18歳の頃から整骨院1筋で西宮市で痛みに悩まれている方のお役に立てる様に日々精進中。
2019年にストレッチの本を発売
柔道整復師 齋藤 克也監修