齋藤の言葉

すべり症と診断されて手術をしたほうがいいよ。このまま手術になってしまうかもしれない。そんなふうに言われて不安を感じている方も多いと思います。できるのであれば手術はせずに症状改善をしたい。私のところでもすべり症で手術をしたくない。と言う方が非常に多いです。今回はブログと動画を使ってすべり症のしびれや痛みを出せずに改善する方法をご紹介します。

すべり症の原因と結果と言う考え方を1番に持つこと

すべり症と聞くとすごい病気で手術以外治す方法がない。

そんなふうに感じる方も多いと思います。

でも少しだけ考えていただきたいことがあります。

なぜすべり症になってしまったのか?

これはどの病名でも同じことが言えるのですが、すべり症と言うのはあくまでも結果であって原因ではありません。

すべり症になる位まで腰が悪くなってしまっていると言うことが1番の問題点なのです。

ダイエットで考えるとわかりやすいかもしれません。

体重を減らしたいと思っているときに必ず今の現状を変えなければいけません。

例えば朝ごはん、昼ごはん、晩ごはん。

通常に食べているプラス間食を1日3回する。

ダイエットをしようと考えるとまず1番初めに行う事は

間食をなしにすること。

これが1番効果的でダイエットするのにはもってこいです。

これができればダイエットは成功するでしょう。

でも。ここで脂肪がたくさんついたから脂肪吸引をするんだ。

と言う風な思考に至ったとしましょう。

脂肪吸引すればついている脂肪が全てなくなるので体重は減るでしょう。

でも、間食を1日3回するのと3回の食事をする生活は変わっていません。

また同じような生活をしているとどうなるでしょうか?

もう答えわかりますよね。

脂肪吸引をする前と全く同じ状態に体が戻ってしまう。

そもそもが食べ過ぎと言うことが原因にもかかわらず、脂肪吸引で脂肪を抜くと言う結論だけを求めてしまったがためにこのようになってしまいます。

これと先程の手術をして痛みを改善しましょう。

と言うのと、すべり症になる位まで腰に負担かかっている。

これと同じことが言えます。

原因と結果と言うのは必ずしも一致をしないので、痛みや痺れを改善するためにはそもそもの原因を改善する必要があります。

私も今まで多くの方を見さしていただきすべり症になっている方は2つの共通点があります。

すべり症になってしまっている2つの共通点とは?

たくさんの事例を見ている中ですべり症になってしまう方は

足首の柔軟性と肩甲骨の柔軟性が極端に少ない。

この2つが必ず見られます。

下の写真をご覧いただきたいですが、すべり症になっている方はこのような姿勢が非常に多いです。

姿勢が悪い状態

顎が前に突き出て、左腹が出て、肩が猫背になり、膝が曲がってしまっていて、重心が後ろに寄っている。

このような姿勢になってしまっていると体がうまく使えなかったり、足が正常に働かない。

と言うことになってしまいます。

試しに行っていただきたいのですが、姿勢をまっすぐの状態で右手を上に上げてみてください。

通常であればしっかりと上の方まで上がると思います。

次に猫背にわざとなってみてください。

その状態のっままで同じように右手を上にあげてみてください。

先ほどよりも上げにくくなったのがわかりますか?

肩をしっかり動かそうと思った時、姿勢をまっすぐにしないと腕を上に持ち上げることができません。

と言う事は、本来正常に動くはずの肩甲骨や背中の筋肉が、姿勢が悪くなってしまうことによって動かなくなってしまいます。

足に関してもそうですが、膝が曲がってしまうと太ももの前や背中の筋肉が硬くなってしまいます。

このような状態が続くことによって肩と足がサボってしまいます。

硬いので動かないと言うようなイメージを持ってください。

そのような状態で生活をしたり運動したりするとどうなるでしょうか?

本来であれば肩と腰と足3人でする仕事を、肩と足がサボってしまっているので3人分の仕事を全て腰がしてしまっていると言うことになります。

当たり前ですが労力が3倍になる分だけ負担が大きくなります。

その結果がすべり症として腰に現れてしまっています。

 

このような場合,

である腰の治療して何とかすると言うわけではなくて、そもそも腰に負担をかけてしまっている。

肩甲骨や足首を治さなければ症状改善にはつながらないと言うことになります。

話が少し難しくなってきましたが、結局1カ所に負担がかかってしまっているのでそれを分散させる本来の動きに変えましょう。

というのが大元から治すと言うふうにイメージをしてください。

 

1日5分間でできるすべり症を改善する2つのストレッチ方法

次にお話をさせていただくのが、肩甲骨と足首のストレッチ方法お伝えします。

動画で詳しくお伝えをしていますので見やすいところから順番にご覧になってください。

 

まずは姿勢からお話をしていきます。

基本的にはまっすぐの姿勢が理想的ですが、まっすぐの姿勢がしんどい。

と言う場合は少し猫背になっても構いません。

痛みやしびれ感がある中で我慢をしながらするのはよくないですので調整をしながら行いましょう。

基本スタンスは楽な状態を保つようにしていただき、痛みやしびれを感じながらストレッチをするのだけはやめましょう。

以上2つの点だけ注意しながら今からお話しする方法を試してみてください。

肩甲骨を動かすストレッチ方法

顔の前に手の甲を正面にして手のひらを自分のほうに向けます。

手のひらを正面にくるっと回すようにしながら肩甲骨を引き寄せるようにしていきます。

この時に肘が下がっても問題はありません。

腕を後ろに持っていき肩甲骨が引き寄せられる感覚があれば腕をもとに戻していきます。

前からスタートして後に持っていくと言う動作を1回とし、2回行うようにしましょう。

1回何秒間と言う秒数で行うのではなく、これ以上肩甲骨が後にいかないなと思えばそこで元に戻してください。

2回終われば手を後ろに組んで下の写真のように行ってください。

先ほどと同じように腕を後ろに持ち上げながら肩甲骨をくっつけるようにしていきましょう。

腕を上げて、肩甲骨がこれ以上真ん中に寄せれない。

と言うところまで行けば緩めて先ほどと同じように2回繰り返していきましょう。

この動作を3セット行っていきます。

朝、昼、晩1セットずつ行っていくのが理想的です

朝や日中は忙しくてできないこともあると思いますが、晩のお風呂上がりもしくは寝る前には必ず行ってください。

この時間帯が一番効果があります。

足首の柔軟性をつけて腰の負担を減らす方法

椅子に座り片方の足をあぐらのようにかきましょう。

 

指先の間に手を入れるもしくは指先を写真のように持ちましょう。

 

どちらでも効果としては同じなのでやりやすい方を採用してください。

 

足首をゆっくり大きく回すようにしてください。

右回し10回、左回し10回行いましょう。

早くくるくる回してしまうと効果が薄いですのでゆっくりと大きくを基準にしましょう。

 

回すのが終われば次に伸ばすことと曲げることを行っていきます。

足首が必ず曲がらないようにまっすぐに保ちながら注意をしてください。

 

曲がると言うよりは変に捻れたりしないように気をつけてください。

ねじれた状態でストレッチをすると逆効果になってしまいます。

指先を掴んだ状態で足首を曲げる伸ばすと言うのをそれぞれ10回ずつ行うようにしましょう。

 

こちらに関しては1セットずつを朝昼晩3セット行うようにしましょう。

肩甲骨を伸ばすことと、足首の矯正は同じようにやってもらったほうが効果的です。

 

動画でもご紹介していますが、決してすごく難しいわけではないと思います。

比較的シンプルな方法でご紹介をしていますのですきま時間を見つけながら実践してみてください。

すべり症で手術を避けるために必ず必要なこととは

個人的な意見とはなりますが、すべり症に手術と言うのは本当の最終手段に撮ってもらったほうがいいと思います。

ホームページにも改善事例などもさせていただいていますが、手術適応の方でも手術をせずに痛みやしびれ感を直さ方もたくさんいらっしゃいます。

1つご理解いただきたくないのは、痛みやしびれが取れたとしても

滑ってしまった骨が元の位置に戻るわけではありません。

あくまでも腰の負担を減らすために行っていると考えてください。

冒頭にも原因と結果の話をしましたが、どの症状にもこの考え方は当てはまります。

すべり症で悩んでいる方も多いとは思いますが、原因をしっかりなくしていくことによって最終的に痛みや症状を解決することができます。

私も実際に患者さんにお話ししている内容をそのままお伝えしていますのでぜひ参考にしてください。

 

すべり症を根本から治してしびれや痛みから解放されたい方へ

当院でもすべり症の治療は非常に得意としています。

今回のようなお話はもちろんですが、あなたにとって1番ボトルネックの部分を探していて症状改善に尽力します。

もしあなたが本当に症状改善をしたいと言うのであればぜ下にあるホームページをご覧になってください。

きっとお役に立てますよ。