こんにちは。ひこばえ整骨院の斉藤です。今回お話をするのが腰椎椎間板ヘルニアの治し方。今この記事を読んでいると言う事はあなたも悩まれているのではないでしょうか?その辛さ少しでも解決できたら幸いです。今回お話をするポイントは2つあります。それが肩甲骨と足首。腰が痛いのにもかかわらず肩甲骨と足首?今回は少し違った視点で腰椎椎間板ヘルニアの痛みや痺れを改善する方法をご紹介します。動画でも解説をしているのでぜひご覧になってください。
腰椎椎間板ヘルニアなのに腰をやらないの?
いきなり今回のまとめになりますが、
他の部分に協力体制をどれだけ取れるか
これが一番大切な考え方となります。
これを頭に入れておいてください。
今から理論的なお話をしたいと思います。
腰椎椎間板ヘルニアと言うのは腰にある椎間板の中身である髄核(ずいかく)と呼ばれるものが外に飛び出しまうことをいいます。
ヘルニアと言うのはラテン語で飛び出すと言う意味があります。
腰をストレッチしたりマッサージをしたりする事は決して悪いわけではありません。
しかし,
1つ視点を変えて椎間板ヘルニアになってしまった部分だけをアプローチするのはもったいないと言うことです。
悲しい話ですが腰椎椎間板ヘルニアになってしまったところがまた元に戻ると言う事はありません。
中身が骨の中に戻って椎間板が復活
そんなことがあればいいですが現実にはそんなことはできません。
ではどうすれば良いのか?
それが今回の答えでもあるどれだけ他のところに協力体制を作れるかどうか。
ここにかかっています。
腰が痛いのに他のところに協力をしてもらうってどういうこと?
体と言うのは1つの筋肉が単体で動くこと言う事はありません。
例えば右手を上に上げてみてください。
上がっているのって右手ですよね。
動いているのも右の腕だと思うのですが、背中だったり肩甲骨。
お尻の筋肉とか腰の筋肉にも力が入っていませんか?
実は1つの動作をする時ってその部分だけが動いてるように見えて他の部分の筋肉が一生懸命働いて協力をします。
これが先ほど言った協力体制を作ると言うところにつながるのです。
腰が痛い時に腰を一生懸命ストレッチするのではなく肩甲骨やふくらはぎなど特に協力してくれやすい所の柔軟性や動きをつけていく。
それができることによって力が分散します。
簡単に言うと腰の負担を他のところに逃がしてあげると言う風なイメージを持ってください。
腰がヘルニアで悪くなってしまって動きが出なくなってしまっている。
イメージとして
負担かかっちゃうけども、肩とふくらはぎさん何とか協力してくれないかな?
腰さん大丈夫?僕たちだったら全然大丈夫なので君の役割もうちょっと頑張って働くね。
イメージとしてはこのような感じです。
協力する部分がたくさんあればあるほど腰自身に負担がかかる事は著しく低下します。
これができることによって、腰が安静にすることができるので結果的に痛み感やしびれ感を解消することができます。
腰椎ヘルニアの負担を減らすために肩甲骨と足をどのようにすればいいの?
今からその方法をお伝えしますご、2つとも座ってできる方法です。
非常に簡単でシンプルなのでぜひ実践してみてください。
肩甲骨の動きを出して腰の負担を軽減させる方法
写真のように椅子に座り片方の手を上げるようにしてください。
写真では右手を上げています。
左手を後ろから肘を持つような感じで持っていただき、腕を頭の後ろに回るように引っ張っていきます。
脇から腕あたりがストレッチされていればストレッチできています。
その状態をキープしながら体を腕とは反対方向に伸ばしていきます。
写真であれば上半身は左側に倒れています。
ストレッチをした状態で15秒間キープをしましょう。
これを左右3回ずつ繰り返していきます。
1つ注意点があります。
症状によっては痛みが強く出てしまうことがあります。
例えば右を伸ばすときには痛くない。
しかし左側を伸ばすと痛い。
と言う場合は右側だけやって左側はしないようにしてください。
また、右の脇を伸ばしたときには大丈夫だけども体を倒したときには痛くなる。
と言う場合にも右の腕だけを伸ばすようにだけして倒すのはやめるようにしましょう。
ストレッチを継続的に行っていたり、痛みやしびれ感が取れていくとだんだんできるようになりますので痛みを我慢しながら行うことだけは避けて下さい。
基本的には痛みがある方はしない。痛みがなければ大丈夫。
と考えて下さい。
足首を動かしてふくらはぎの柔軟性をつけるストレッチ
この方法はどちらかと言えばストレッチと言うよりも運動に近いです。
下の写真のように足を組んで座ってください。
指の間に全て手を入れてもらってもいいですし、つま先だけを持った状態で足首を外回し10回、内回し10回回すようにしてください。
その後足首を前後に伸ばすような形にしていきます。
上に伸ばす。下に伸ばす。
それぞれ伸ばして1回とカウントします。
すべて10回ずつ行うのを左右3セットずつ行うようにしてください。
以上2つの手順が腰椎椎間板ヘルニアの痛みと痺れを改善する方法となります。
腰が痛いのに足首や肩甲骨をやってほんとに良くなるのか?
と思われる方も多いと思います。
冒頭にもお話をさしてもらったみたいにらいかに分散させるか。
ということを考えるときっとよくなってきます
他のところで変わったら他のところが痛くなるんじゃないの?
実際の現場でもこのような話をすると質問が来ます。
かばってるところが逆にたくなるんじゃないのか?
確かに考え方としたらそう考えますよね。
でも安心してください。
人の体と言うのは1カ所だけに集中しているのではなくたくさんの部分があります。
また腰の痛みやしびれ感がなくなっていくと腰自信がが
だいぶ良くなったので僕も頑張るよ
と言うふうに自分で自分の仕事を行うようになってくれます。
このように協力しながらできるところは自分でもする。
と言うのか体の中で勝手に出来上がっていきます。
ですので全く問題は無いのでご安心ください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は少し変わった方法でアプローチの手順をお話ししました。
もちろん腰周りをストレッチをしたりお尻のストレッチをしたりするなどは非常に効果があります。
それだけではなく、少し違った視点でで協力体制をつけてあげると言う事は非常に大切です。
体は1つだけではなく、いろんなところで分散しながらかばってくれるのでそれを使わないてはないです。
ぜひ参考にしながら実践してみてくださいね。
ひこばえ整骨院腰椎ヘルニアに対する治療
ひこばえ整骨院では腰椎ヘルニアの治療を非常に得意としています。
悪い部分だけを見るのではなくそれ以外の歩き方や立方体の使い方を全て見て一番最適な治療方法を選んで行きます。
もしあなたが腰椎ヘルニアによるしびれや痛み悩まれているならば是非下記をご覧ください。
執筆者
ひこばえ整骨院 院長 齋藤 克也(監修)
柔道整復師(国家資格保持者)
業界歴16年。
18歳の頃から整骨院1筋で西宮市で痛みに悩まれている方のお役に立てる様に日々精進中。
Amazonにてストレッチの本を出版
柔道整復師 齋藤 克也監修