深呼吸をしたり咳払いをすると胸の前や脇腹に激痛が走る。寝返りをうったりするだけでも強い痛みを感じる。そんな風の前にはないでしょうか?病院に行くと肋間神経痛と診断されどのようにして治せばいいのか。そんな風な疑問も思っている方も多いと思います。湿布と薬だけを出されてもなかなか改善しない。もしそのような状況で症状を改善したいな。と言うのであれば今回の記事がお役に立てると思います。胸の前や脇腹の痛みで悩まれている方はぜひ最後までご覧になってください。ブログの最後には動画もありますので併せてご覧になってください。
肋間神経痛の原因と主な症状て何?
1番最初に肋間神経痛の原因と症状などをお話ししていきます。
話しがいきなりそれてしまいますが正座をしてあなたは足がしびれた事はありますか?
多くの方は長時間正座をすると指先がしびれる状況。
実はこの状況と肋間神経痛のしびれている状況。
原因がほとんど同じなのです。
正座をするとしびれたり痛みが出ているのは指先や足全体になりますよね。
でも、実際に圧迫をしているところと言うのは膝の裏になります。
膝の裏に神経があり長時間圧迫をされることによって痛みを感じるようになります。
肋間神経痛も同じで痛みが出ているのは胸の前であったり脇腹になると思います。
しかし神経を圧迫しているところはその部分ではなくほとんどの場合が背中になります。
肋間神経と言うのは背骨の間から神経が出ていき、それが肋骨の下を通り胸の前まで伸びていきます。
と言う事は背中の筋肉が硬くなり、背中が圧迫をして胸の前や脇腹に痺れが出てくると言う状況になります。
先程の正座をして指先がしびれる。
と言う理論と基本的には同じになります。
肋間神経痛の痛みや痺れを治すために必要な事は?
今上記でお話をした通り、一番のポイントは背中の筋肉と肩甲骨の筋肉を緩めること。
これが最も重要なところです。
今回は2つのストレッチ方法をお伝えをします。
やっていただく前に注意点があります。
背中に原因があるとは言え、やはり痛みが強いのは胸の前や脇腹です。
少し動かすだけでも痛みが出てしまうこともあるのでストレッチをするときはゆっくりと伸ばすようにしていきましょう。
痛くないから思いっきりすると、終わった後に痛みやしびれ感が強くなってしまうこともあります。
無理をしない程度にできる範囲で行うようにしましょう。
そしてもう一つ。
左右均等に基本的には行っていくのですが、肋間神経痛の場合は右側のストレッチをしても痛くないけども左側のストレッチをすると痛い。
などのように左右差が出てしまうこともあります。
そのような場合は
痛くない方は行う。痛い方はしない
と言うふうに左右差をつけて下さい。
必ず痛みが出ない範囲で無理をしない範囲でストレッチを行うようにしてください。
肋間神経痛の痛みを治すストレッチ脇から肋骨を伸ばす
下の写真のように壁の前に手のひらを上にして立ちましょう。
右側を伸ばすときには体を左側に回転させながら胸の前がストレッチされるようにしていきます。
左側を伸ばす際には体を右に回転させながら胸の前がストレッチされるようにしていきます。
このときのポイントとして肩甲骨が後ろにぐっと入り込むようにしていきます。
イメージとしては背骨に肩甲骨をくっつけるようなイメージです。
そのようにすると肩甲骨の後がいるんでくれるのと胸の前がストレッチされていきます。
その状態で15秒間キープします。左右均等に行う必要があるので両方とも15秒間を2回ずつ行っていきましょう。
腕と脇腹を伸ばして肋間神経痛を治すストレッチ
次に行っていくのがわきと腕を伸ばすストレッチ。
壁に向かって立ちます。
右足を前にして下の写真のように右の肘を壁につけるようにしていきましょう。
肩の力は抜いていただいて肘の力も抜くような形にします。
肘が曲がっても全然問題はありません。
その状態から体をゆっくりと前に体重をかけていくと腕の外側から脇腹。
人によってはお腹の部分までストレッチをします。
その状態も15秒間を左右2セットずつ行っていきましょう。
以上2つのそれ違う肋間神経痛を治す方法となります。
胸や脇腹が痛いのでゆっくりと 確認をしながらストレッチをしていきましょう。
肋間神経痛は病院などに行ったほうがいいの?
最後に1つだけ注意点をお話をします。
病院などに行き肋間神経痛と診断されていれば間違いないと思うので大丈夫なのですが、帯状疱疹(ヘルペス)であったり人によっては狭心症になってしまっている方もいらっしゃいます。
そのような場合はストレッチでは改善しないので胸が強く痛かったり、締め付けられる感じがあったり。
皮膚の上に水疱瘡(みずぼうそう)のような水泡があればすぐに病院を訪れるようにしましょう。
特に水ぶくれがあればヘルペスになっていることが多いですので、悪化しないうちに病院での診断を受けるようにしましょう。
病的なものはなく肋間神経痛であれば今回の方法で改善するでしょう。
肋間神経痛を治すために大切なこと
今回はブログと動画で肋間神経痛の治し方をご紹介しました。
肋間神経痛の痛みは胸の前であったり脇腹に出ることがほとんどです。
しかし、痛みの原因は背中の筋肉が硬くなったり肩甲骨の動きが悪くなることによって痛みや痺れが出てしまいます。
イメージとしては正座をしたときに足がしびれる。
圧迫をしているところは膝の裏。
と言う状況 と全く同じになります。
ストレッチをする時も痛みを我慢しながら強い力ですると逆効果になってしまいます。
少しずつ確認をしながら左右均等にゆっくりと行っていくようにしましょう。
上記の方法すれば少しずつですが改善していきます。
ひこばえ整骨院肋間神経痛に対する治療
ひこばえ整骨院では肋間神経痛の治療を非常に得意としています。
悪い部分だけを見るのではなくそれ以外の歩き方や立方体の使い方を全て見て一番最適な治療方法を選んで行きます。
もしあなたが肋間神経痛による胸の痛み、しびれで悩まれているならば是非下記をご覧ください。
執筆者
ひこばえ整骨院 院長 齋藤 克也(監修)
柔道整復師(国家資格保持者)
業界歴16年。
18歳の頃から整骨院1筋で西宮市で痛みに悩まれている方のお役に立てる様に日々精進中。
Amazonにてストレッチ本を発刊