齋藤の言葉

今回は肩こりの解消方法についてお話をさせていただきます。肩こりで肩が凝ったりとか、肩しんどいとなってる時って肩を見ると思います。首のストレッチとか肩のストレッチと肩甲骨のストレッチをするのが一般的だと思います。もしも、今の現段階でましになってるんだったら原因は単純に緊張性で硬くなってしまっているということです。しかし、それでも肩がしんどくなってるってことはそこに原因がないという事です。肩周りをしてもなかなか改善しないっていう方には今回の内容はきっとお役立て頂けると思います。

肩こり改善ポイントは手首と肘

そもそもなぜ肩こりに手首と肘をする必要があるのかっていう話からします。

肩こりになってしまうということは肩こりになるような原因っていうのが必ずあります。

最初に姿勢が必ず関係はしてくるんですけども、まず使い方からお話をします。

例えば、物を掴むっていう動作には手首もちろん使います。

筋肉の流れで行くと、肘の筋肉と手首の筋肉は同じです。

肘のところを固定するための腕の筋肉が頑張ります。

腕の筋肉を固定するために肩ら肩甲骨がぐっとま引き締まり、筋肉が固まるような形になります。

パソコンをする動作もそうですし、普通に万歳するような腕を上げるような動作でも必ず手首、肘、肩甲骨など全て使います。

ただし手首が固くなりました肘が固くなると腕が固くなってしまいます。

本当は手首、肘、肩、肩甲骨の4つでバランスを取りながら使わなきゃいけないのに2つの部分が固くなってしまうと

使える2つの部分に負担かかります。

4人で1つの仕事をするのが2人がサボってしまうので、2人で仕事をするイメージです。

結果的に疲労が肩の部分に加わってしまって痛み感じるので、手首や肘をしていきます。

なんとなくイメージできましたでしょうか?

単純に肩が凝ったから肩が悪いんだなっていう視点を持つんじゃなくて、なんでそもそもそこが固くなってしまったのと言うことを考える必要があります。

肩こりだから肩のマッサージ、ストレッチをしたらましになる。

➨肩の筋肉や関節が硬いなからそのまま継続

➨マシにならない

➨肩だけの問題ではない。違う場所を探してみる

➨その中の1つが手首と肘

イメージとしてはこんな感じです。

肩こりの状態を知るために、ビフォーアフターをやりましょう

とは言うても中々イメージがわきにくいと思います。

効果を左右で感じてもらった方がより分かりやすいと思うので、片方だけお伝えをします。

最初に両方とも今の肩の状態がどんな感じかを確認します。

  • 肩を回す
  • 万歳する
  • 単純に触った感じ

今はこんな感じなんだなと思って、まず覚えておいてください。

今回右手で手順をお伝えしていきます。

左肩がすごくしんどい方に関して左側でやってもらったらいいです。

肩こりを解消する手首のストレッチ方法

まずは手首の矯正方法からお伝えをします。

手のひらを天井に向けていただいてて腕のを伸ばすように下の写真のような感じでストレッチをします。

指先を持ち、ストレッチをすると伸びが悪くなってしまうので手のひらを持つようにして下さい。

このまま手前に伸ばしていき、10秒間キープをしていきます。

ゆっくり伸びている感じがあればOKです。

逆側も同じ様に行っていきます。

逆に手の甲を上に向け、手のひらを下に向けます。

これも指先を持つんではなくて、手の甲を持ち、写真のような形で手のひらを下に向けていきます。

これも同じ様に10秒間ストレッチをしていきます。

両方とも2セットずつ行っていきます。

肩こりを解消する腕のストレッチ方法

次は腕をストレッチしします。

下の写真の様に手を組んでいきます。

地面に対して水平にする感じです。

肩あげた時に痛みがある方は、痛みが出ない範囲まで行っていきましょう。

反対の手は肘を持っていきます。

腕の外側が伸びている形であればストレッチがうまくいっている証拠です。

この状態のまま10秒間キープしてください。

これを2セットずつ行っていきます。

3つのストレッチを行っていただき、手順としては以上となります。

肩こりの状態を最初と比べてみましょう

手順が一通り終われば確認をしていきます。

先程と同じように検査をしてみてください。

  • 肩を回す
  • 万歳する
  • 単純に触った感じ

上記の感覚が変化しているかを確認してみましょう。

もし、この段階で少しでも柔らかいと感じたりマシになっている感覚があれば、あなたの肩こりの原因は肩にあるのではなく手首や肘のほうに原因があるといえます。

とても意外に感じるかもしれませんが、肩が痛いと言うのと悪いと言うのは別問題だと考えてください。

あくまでも1つの現象として肩こりが出ているだけであって、それが大元の問題ではないと言うことです。

終わって成果が出れば反対側も同じ様にやって下さいね。

先ほどお話しをした 方法は動画でもご紹介をしていますのでぜひご参考になさってください

肩こりを治して、再発を防ぐために行うべきこと

最後にまとめだけさせていただきたいと思います。

肩こりは通常肩を中心に見ると思うのですが、実際のところ肩に全て原因があるわけではありません。

今回の方法を試していただき少しでも良くなったらと感じればぜひ継続的に行うようにしてみてください。

少し変わった視点でお話をさせていただきましたが、ちょっとの変化で大きく変わっていきますので肩こりで普段しんどいと言う状態であったり。

この考え方は治療の中でも使っている方法なので、肩こりがなかなか改善しなくて困っていると言うのであれば参考になさってくださいね。

ひこばえ整骨院肩こりに対する治療

ひこばえ整骨院では肩こりの治療を非常に得意としています。

悪い部分だけを見るのではなくそれ以外の歩き方や立方体の使い方を全て見て一番最適な治療方法を選んで行きます。

もしあなたが肩こりによる痛み、こり、頭痛などで悩まれているならば是非下記をご覧ください。

 

執筆者

ひこばえ整骨院 院長 齋藤 克也(監修)

柔道整復師(国家資格保持者)

業界歴16年。

18歳の頃から整骨院1筋で西宮市で痛みに悩まれている方のお役に立てる様に日々精進中。

現在ストレッチの本を執筆中。年内に発売予定。

本を執筆