齋藤の言葉

今回は側弯症による背中の痛み腰痛腰を改善する方法についてこの動画とブログでご紹介します。最初に総まとめをさせて頂くと、側弯症は左右均等にストレッチとかマッサージはしないはいけない。これがなぜなのか?今回はこの理由などをご紹介します。じっとしている時に痛い、動作をしたりしたら痛い、寝てる間もズキズキ痛むような状態で悩まれているのであれば今回の動画きっとお役に立てると思いますので最後までご覧になって下さい。

 

なぜ側湾症の腰痛改善に左右均等にストレッチや体操をしてはいけないのか?

一番初めに左右均等にやっちゃいけないっていう理由からお話をさせてもらいます。

側弯症ってのは基本的に曲がり方ってのが決まっています。

下の写真のように後ろから見た時に背中や肩甲骨とか背中は右に曲がることが多いです。

腰らは左側に曲がることが多いです。

これは心臓真ん中よりも左側にありますよね。

左側は心臓を避けるためにこういう為にこの様な曲がり方をします。

背中だけ曲がっている方っていうパターン

腰だけ曲がっているパターン

両方とも曲がってしまっているパターン 

があります。

 

左右に曲がってしまうということは、その分だけ筋力の使い方だったりとか、筋肉の硬さっていうのが左右でバランスが違います。

っていうことを考えると

両方とも均等にやってしまうのは良くないと言うことがわかると思います。

左右をきっちり分けた方がいいので、片方はたくさんするけども片方はしない。

左右アンバランスにしながらする方が痛みは比較的改善しやすいです。

腰痛も背中の痛みもバランスを取らずに、ストレッチや体操をしていくのが理想的です。

側湾症による腰痛の痛みを取るときに気をつけなければいけないこと

一つだけ絶対に気をつけなければいけない事があります。

それは

痛みがある時に痛いのを我慢しながらガンガン体を動かすこと

これ逆効果になってしまうので、あくまでもできる範囲いける範囲。

痛くない範囲で行うようにしてください。

たまに、無理やり治療もストレッチも無理でも痛くてもやる。

早く治るのだったら我慢する。

と言う方がいらっしゃいますのが、それは博打みたいな感じなのでやめておきましょう。

側弯症による腰痛を改善させるためのストレッチ方法

まずは手順からお伝えをします。

  1. 外くるぶしを壁につける
  2. 股関節の外側も壁につける
  3. 両手はお腹の前で組む
  4. 足首と股関節が離れないように、逆側に体を倒す
  5. しっかりと倒してストレッチされれば、そのまま5秒間キープ

この流れを行っていきます。

 

ここで注意をしていただきたいのが左右均等にはしないこと。

その基準は

動きにくい方を5回して動きやすい方を3回します。

大切なのでもう一度

動きにくい方を5回して動きやすい方を3回します。

例えば、左側がすごく動きにくい。

右側が左側に比べて動きやすい。

と言う場合は、左側を5回行い、右側を3回行います。

手順としては、左右同じことを行っていきますが、動きにくい方をより動かせるようにする。

動かせる方は動きにくい方に合わせる。

このようなイメージで行っていただければ結構です。

目安は1日2回行って行きます。

午前中1回、午後に1回。

言う風な形でストレッチをしていきましょう。

側弯症による腰痛を治すために大切な考え方

側弯症は子供さんがなるイメージがやっぱりすごく多いです。

もちろんそういう方も多いんですけども、大人になってから40代、50代の方とか60代の方とかでも曲がります。

後天的なものもあるんですけども、骨が実際にどんどん曲がってしまうっていう事例もあります。

曲がるのと同時に骨が変形をしてしまったり、痛みが出てしまう傾向にあります。

それらを改善するためにも生活や火事、お仕事などの姿勢などから改善していく必要があります。

大人になってからでも、側弯症による痛みや歪みは改善できる可能性が10分あります。

逆に放置をしていると、痛みが強くなったり、症状が悪化してしまうことも多々あります。

今回のように、左右不均等にストレッチをすることで、ある意味バランスを取ることができます。

何度も何度もしつこいようで申し訳ないんですけども

痛いのを我慢して無理やりやったから早く治るわけではりありません。

痛くない範囲、できる範囲で可動域をどんどん広げていくのが大切です。

無理をせずに少しずつ改善できるように行ってみてください。

今回の記事と動画が少しでもお役に立てれば幸いです。

ひこばえ整骨院側弯症に対する治療

ひこばえ整骨院では側弯症の治療を非常に得意としています。

悪い部分だけを見るのではなくそれ以外の歩き方や立方体の使い方を全て見て一番最適な治療方法を選んで行きます。

もしあなたが側弯症による腰痛や背中の痛みで悩まれているならば是非下記をご覧ください。

 

本を執筆

執筆者

ひこばえ整骨院 院長 齋藤 克也(監修)

柔道整復師(国家資格保持者)

業界歴16年。

18歳の頃から整骨院1筋で西宮市で痛みに悩まれている方のお役に立てる様に日々精進中。

現在ストレッチの本を発売中。

柔道整復師 齋藤 克也監修