齋藤の言葉

今回は膝の痛みを足首で解消する方法についてお話しいたします。日常的に歩いたり、階段の上り下りで膝の痛みがある方。変形性膝関節症を患ってしまい、膝に強い痛みを感じる。そんな方にお勧めする3日間でできるストレッチ方法をご紹介します。痛みで悩まれている方ぜひ試してみてください。

足首の柔軟性で膝の痛み解消のポイント

普段、歩くときに足首がどれくらい動いているか意識された事はあるでしょうか?

普通に歩くと、かかとからつま先への動作が主体となります。

この動作に注目すると、足首が重要な役割を果たしていることに気づくでしょう。

例えば、歩く時に、足を前に出す時、膝関節が曲、股関節が曲、足首を上に持ち上げるようにします。

地面を切るときには、足首を伸ばし、膝関節、股関節も伸ばします。

このように歩くと言う動作だけだとしても、足首、膝関節、股関節。

すべて連動しながら動きます。

3つの場所で協力をしながら歩く動作というものが完成します。

しかし、足首が硬くなるとどうなるでしょうか?

足首が高くなってしまうことで、本来の動きが制限されてしまいます。

それにより股関節と膝の負担が必要以上に増えてしまいます。

布団が増えると言う事は、その分だけ筋肉が頑張る必要があります。

結果的に、膝関節に負担が増えすぎてしまったり、股関節に負担が増えすぎてしまい痛みに変わります。

足首が硬い方は、歩行時に足音が大きかったり、足を引きずるような歩き方をしていることがあります。

足首の硬さが原因で、股関節と膝に余計な負担がかかり、膝の痛みが生じることがあります。

 

足首の矯正、ストレッチをする前に検査

手順をお伝えする前に行っていただきたいことがビフォーアフターをとると言うこと。

足首のストレッチをする前に足を曲げたり、膝を曲げたり、歩いたりして、今の膝の状態を把握してください。

足首の矯正が終わった後に痛みがどのように変わったのかを変化できるようにしてみましょう。

また、足首が固い方は、下の写真のようにしゃがみ込むことができません。

足が柔らかい方は和式トイレに座るような形にできますが、足首が固い方はお尻が浮いてしまったり、踵が浮いてしまう。

人によってはバランスを崩してしまう方もいらっしゃいます。

足首の柔軟性の変化も見ておきましょう。

足首の柔軟性向上のためのストレッチ法

足首の柔軟性を高める簡単な方法をご紹介いたします。

椅子に座り、踵をつけた状態でつま先を上下に1分間ずつ曲げ伸ばしすると効果があります。

ただし、無理な力を入れないよう注意してください。

1分終了後に約30秒の休憩を挟み、もう一度同様の動作を1分間続けてみてください。

動画の3分50秒ほどから開始するので試して下さい。

3日間のトライアルで膝の痛みの変化を実感

この足首のストレッチを3日間続けてみてください。

痛みや不調に変化が見られない場合は、その方法が合っていない可能性があります。

逆に、変化が見られれば、足首の柔軟性が原因である可能性が高いです。

足音が大きい方は、歩き方を意識的に変えることもおすすめです。

かかとからつま先への動作だけでなく、足音をなくすように心がけると、足が上がり、足首も柔らかくなります。

これらの方法を実践することで、歩行時の負担が軽減され、膝の痛みが改善されることが期待されます。

ただし、症状が強い場合や炎症が進んでいる場合は、専門の医療機関での相談が必要です。

最後に、3日間試してみて変化がない場合は、他の方法を検討するか、専門の医療機関を受診してみてください。

ひこばえ整骨院膝の痛みに対する治療

ひこばえ整骨院では膝の痛み、変形性膝関節症の治療を非常に得意としています。

悪い部分だけを見るのではなくそれ以外の歩き方や立方体の使い方を全て見て一番最適な治療方法を選んで行きます。

もしあなたが膝の痛み、変形性膝関節症による痛みに悩まれているならば是非下記をご覧ください。

 

執筆者

ひこばえ整骨院 院長 齋藤 克也(監修)

柔道整復師(国家資格保持者)

業界歴16年。

18歳の頃から整骨院1筋で西宮市で痛みに悩まれている方のお役に立てる様に日々精進中。

現在ストレッチの本を発売予定。

柔道整復師 齋藤 克也監修