齋藤の言葉

今回は腰痛の直し方についてお話をさせていただきたいんですが、腰回りを見るのではなく、足回り、特にふくらはぎをストレッチして痛みを改善する方法をご紹介させていただきたいと思います。腰の痛みを取ろうと思った時に腰だけを見るのではなく、足元からしっかりとストレッチをしたり、マッサージをしていった方が治りは非常に早くなります。なぜその様な状況になるのか?今からその話をさせて頂きます。

足と腰痛の関係解説:痛みの原因を知り、根本からアプローチ

腰痛を治すために最も大切な事は

今回の一番重要なポイントは、

筋膜の繋がりを理解していただきたいことと、筋膜の引っ張られ感やテンションがなくなると症状が改善する

という内容でお話をさせていただきたいと思います。

腰が痛い時、腰をひねったり、お尻をストレッチしたりする対策はありますが、それでも改善しない。

そんな風に悩まれている人が多いと思います。

今回見るべきポイントは「ふくらはぎ」です。

足元のストレッチをして腰の痛みを改善するというイメージで聞いていただきたいと思います。

筋膜ってそもそも何?

体には筋膜というものがあり、これは筋肉と筋肉を連動させるために動かしていきます。

例えば、肘を曲げるという時に、その筋肉が連動して動きます。

腰も同様で、後頭部から腰にかけての筋膜が一本の連なりとなっています。

 

腰が痛くなった時には、腰に原因がある場合と、違うところで筋膜が引っ張られて痛くなってしまう場合の2つのパターンがあるんです。

下の写真のイメージです。

 

今回のお話しは、腰回りの対策が効果がない場合に、足の負担が先ほどの筋膜引っ張られている状態で腰が悪くなってしまっている可能性に焦点を当てています。

そのため、ふくらはぎの筋肉を緩め、腰の引っ張る力をなくすような形でストレッチを行っていきます。

なんとなくのイメージでいいです。

足と腰はつながっているんだな。ということがわかればいいと思います。

この方法はビフォーアフターが非常に取りやすいです。

まずは今の現状で腰をひねったり前、倒す後にそらすなど少し動かしてみてください。

ストレッチが終わった後に今の現状と比べて少しでも変わったのか変化比べてみてください。

少しでも変わったのであれば効果があると言うことなので、ぜひ続けてみてください。

動画でも説明をしているので参考にして下さい。

腰痛の根本原因を取り除くための実践的な対策方法

具体的なストレッチ方法は、壁に足をつけて立ち、踵が地面につくようにしてお腹を前に突き出すような形です。

これにより、ふくらはぎが伸び、ゆっくりと柔らかい力で30秒間キープします。

これを左右それぞれ2回ずつ行っていきます。

合計2分で終わります。

最後に再び前屈や体をねじる動きをして、その変化を感じていただきたいです。

腰痛は様々な原因や症状があるかもしれませんが、この方法が症状の改善することができます。

 

ストレッチは5分20秒頃から始まります。

まとめ

今回は腰痛の原因として足に焦点を当ててお話をさせていただきました。

普段足が悪いから腰痛になる。

と言う視点はあまりないかと思います。

しかし、筋膜と言う考え方や、足と腰が同時に動く。

ということがわかれば、なんとなくイメージがわかると思います。

動画にしても私が書いているブログにしても、いろいろな考え方や方向性があると思います。

まずは1つの方法を3日続けてみてください。

もし1割でも2割でも症状が改善するのであれば、今のあなたの症状に合っている。

ということが言えます。

たくさんするのもいいと思いますが、まずはいくつかに絞り、どれが今の自分に最善なのか。

ということを考えながら行ってみてください。

今回の記事が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

ひこばえ整骨院腰痛に対する治療

ひこばえ整骨院では腰痛の治療を非常に得意としています。

腰の悪い部分だけを見るのではなくそれ以外の歩き方や立方体の使い方を全て見て一番最適な治療方法を選んで行きます。

もしあなたが腰痛で悩まれているならば是非下記をご覧ください。

 

 

 

執筆者

ひこばえ整骨院 院長 齋藤 克也(監修)

柔道整復師(国家資格保持者)

業界歴16年。

18歳の頃から整骨院1筋で西宮市で痛みに悩まれている方のお役に立てる様に日々精進中。

現在ストレッチの本をAmazonにて発売中。

本を執筆

柔道整復師 齋藤 克也監修