齋藤の言葉

今回の事例は1年前から右足の中指と薬指に違和感を感じている方。最初はむずむずだけだったのが、段々と痛みに変わる。そんな事例。モートン病はあまり聞かないし、不安もあると思います。モートン病とはいったい何のか?また、どのようにして改善に導くのか?原因や対策などをお伝えしていきます。

モートン病の原因とは?

まず自分でモートン病と診断をするためにどうするのかをお話しさせて頂きます。

たまにモートン病でない方もいらっしゃいます。

下の写真をご覧頂きたいですですが

画像引用元

こんな感じで足をつまむように圧迫を加えて下さい。

この時にしびれや痛みが出ればモートン病と診断します。

モートン病は指の3番目と4番目の指の間で圧迫されて足先に痺れや痛みが出ています。

下の写真の様な型で痛みが出ます。

一般的なモートン病の原因は

  1. つま先に繰り返し力のかかる運動(ジョギングなど)
  2. ヒールの高い靴
  3. 外反母趾
  4. 偏平足

この4つが多いです。

一つずつ説明をしていきます。

①指先が地面につかずに踵と指の付け根だけで歩いている

これは、浮き指と呼ばれるものです。

下の写真を見て頂きたいですが、足の付け根にタコができているのがわかりますか?

本来この部分にタコができません。

歩き方、重心のかけ方が悪い為に付け根にタコができます。

指を浮かすと体のバランスが取れなくなってしまうので結果的にモートン病につながります。

②体重が外側に逃げてしまい、足のバランスが極端に悪くなっている

2つ目の原因は足の使い方です。

モートン病になる方の特徴として内股、小指重心になる方が多いです。

一度あなたの靴の裏を確認してください。

代替テキスト代替テキスト

こんな風なすり減り方になっていませんか?

外側重心になると、本来体重が足から地面に逃げるはずが逃げる場所がなくなってしまいます。

③自分に合わない靴を履いている

最後は靴の問題です。

特にデザイン性重視の靴と言うのは足のバランスがとりにくくなっています。

特に踵が柔らかい靴、靴がとてもしなる靴、そしてヒール。

これらは足の先を使わずに歩いたりする為に浮き指の原因となります。

この状態が続くと最終的に足の付け根に体重がかかってしまい足首のバランスが悪くなっていまいます。

以上3点がモートン病の原因ですが、単体で動いているものではなく、複合的に重なっています。

そして、最後に当院でモートン病を見ている中で共通している部分が

体のゆがみとバランス

体の歪みとバランス

上記の様に、寝ている状態で普段歩いたり、生活をしていると左右均等に体重がかからないのがわかりますでしょうか?

ゆがみが出るとそれを補正しようと足が頑張ります。

肩、骨盤のバランスやゆがみがあっても負担がかかります。

マッサージ、ストレッチを一生懸命頑張っても足の負担は確かに良くなります。

しかし、そもそもの負担かかる原因が変わっていなければ痛みは解消できません。

原因としてはこの様な形です。

一般的なモートン病に対する治療方法

一般的には

  • 靴をスニーカに変えて足にかかる負担を減らす
  • インソールをつけて足にかかる負担を減らす
  • ステロイド注射で炎症をとる
  • サポーターをつける

こんな感じで行っていきます。

文章だけでは非常に難しいので、動画で出させて頂きます。

自分に合うものを選択して下さい。

 

 

実際に施術を行い改善した事例

1年以上悩んだけど治ってよかった

1年位前から右足の中指、薬指に違和感が生じました。

最初はムズムズしていただけでしたが、そのうち痛み始め歩くのも辛くなりました。

インターネットで調べたら、モートン病では?

と思い、さらに調べて当院を見つけました。

モートン病なんて初めて聞くものだし、不安でいっぱいでしたが先生に説明していただいて安心しました。

施術と立ち方歩き方などの指導を受けて、今では運動も大好きなゴルフは楽しくできるようになりました。

本当にありがとうございました。感謝しております。

個人の感想であり、効果効能を保証するものではありません。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

モートン病は本当に長引く疾患でもあります。

正直1年かかるものはザラで、数年続くものはとても多くあります。

痛みを改善するためにご自身で行うことはとても大切です。

もし、中々難しい場合は専門の医療機関や整骨院などを訪れてセルフケア+施術で1日でも早く改善できるようにしていきましょう。

当院でも施術を行っています。

下記からご覧下さい。