1年半悩んだ五十肩が改善!夜間痛も消失した59歳男性の回復ストーリー

■1年半悩んだ五十肩――整形外科でもリハビリでも変化なし

今回ご紹介するのは、59歳男性の五十肩改善事例です。

この方は、約1年半前から右肩に強い痛みを感じはじめ、整形外科を受診。

湿布や痛み止めの処方を受け、リハビリにも通われていましたが、痛みも可動域もほとんど変化がなかったそうです。

特に辛かったのは夜間痛で、眠っていても肩の痛みで何度も目が覚めるような日々が8ヶ月ほど続いていたとのことでした。

■当院に来られたときの状態

当院に来院された時は、腕が90度程度までしか上がらず、背中に腕を回す「後ろ手」の動作もほぼできない状態でした。

全体をくまなく検査すると以下のような問題が見つかりました。

• 体全体のゆがみ

• 肩関節の拘縮(かたく縮んで動かない状態)

• 猫背などの姿勢の悪化

• 筋膜や関節の連動性の低下

■五十肩の3つの時期とこの方の段階

五十肩には、次の3つの時期があり、それぞれ対応が異なります。

1. 炎症期:何をしても痛む。夜間痛が特に強い。動かすと悪化するため、極力安静が必要。

2. 慢性期:痛みは軽減するが、動かせる範囲が狭くなる。リハビリ開始のタイミング。

3. 回復期:痛みがほぼなくなり、少しずつ動きが戻る。積極的に動かすことで可動域が改善。

この男性は「炎症期と慢性期の間くらい」の状態で来院され、特に炎症期が非常に長引いていたことが特徴的でした。

■治療方針:まずは炎症を引かせることから

当院での施術では、いきなり可動域を広げるようなリハビリは行わず、まずは炎症を減らすことを最優先としました。

• 骨盤・背骨の調整による体のバランス改善

• 肩だけでなく、首・胸・腕など全身の筋膜の連動性を高める施術

• 患者さんの生活スタイルに合った無理のないセルフケアの指導

これらをベースに、約半年間、月2回ペースで施術を続けました。

■セルフケアのポイント

ご自宅では、無理のない範囲で以下のようなセルフケアを継続していただきました。

• 肩甲骨周囲のゆるやかな動きの体操

• 湿布や温熱による炎症コントロール

• 良い姿勢を保つための生活習慣の見直し

■結果:夜間痛も消失し、可動域は100%に回復!

半年間の施術とセルフケアの結果、肩の動きは正常可動域まで回復し、夜間痛も完全に消失。
 

ご本人も「まさかここまで動くようになるとは思っていなかった」と感動されていました。

■同じように悩んでいる方へ

五十肩は、私自身も経験があります。

何もしなくてもズキズキ痛み、夜寝るのも辛い。日常動作すら億劫になってしまいます。

ですが、適切な時期に適切なアプローチをすることで、確実に回復へ向かう症状です。

今回の男性のように「どこに行っても良くならなかった」と諦める前に、ぜひ一度ご相談ください。 

【まとめ】

• 五十肩には3つの時期がある(炎症期・慢性期・回復期)

• 炎症期に無理なリハビリをしてしまうと悪化する可能性も

• 全身のゆがみ・筋膜・姿勢を含めた施術が回復のカギ

• セルフケアと併用することで改善スピードが早まる

ひこばえ整骨院五十肩に対する治療

ひこばえ整骨院では五十肩の治療を非常に得意としています。

悪い部分だけを見るのではなくそれ以外の歩き方や立方体の使い方を全て見て一番最適な治療方法を選んで行きます。

急性期、慢性期、回復期と行うことが違います。

それらを1つずつ確認を行いながら施術をします。

もしあなたが五十肩による痛み、悩まれているならば是非下記をご覧ください。