はじめに:頸椎ヘルニアは整体・整骨院で良くなるのか?
「整骨院や整体に行っても本当に良くなるの?」
「手術を勧められたけど、できれば避けたい」
そう考える方はとても多いです。
結論から言うと、整骨院の施術によって症状が改善するケースは多々あります。
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【1】病院と整骨院・整体院の違いとは?
病院・整形外科
- レントゲン・MRI検査ができる
- 痛み止め・注射・牽引療法
- 手術が必要なケースも
整骨院
- 手技による身体の調整がメイン
- 根本原因にアプローチし再発防止も可能
※病院は診断に優れ、整骨院は“身体の使い方やゆがみの改善”に強みがあります。
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【2】整骨院で行う施術の目的
頸椎ヘルニアでは以下のような問題が多く見られます:
• 首の骨(頸椎)の歪み
• 姿勢の崩れ(猫背・巻き肩)
• 肩や背中の筋肉の緊張
• 血流不良による神経の圧迫
当院ではこのような状態に対して、次のような施術を行います:
● 施術内容の一例
• 頚椎や骨盤のゆがみを整える手技
• 深層筋にアプローチする筋膜調整
• 姿勢改善・重心バランスの調整
• 血流促進のための手技療法
頸椎ヘルニアと言ってもいろいろな原因があります。
例えば事故であったり怪我のようなものであればきっちりと固定がいるので、病院の方が良いでしょう。
しかし、体が歪んでいたり、日常生活の癖、姿勢が悪いなどが、積み重なった結果、頸椎ヘルニアになってしまった場合は、整骨院等の方が理想的です。
どちらか一方に偏るのではなく、両方とも行っていく方がアプローチ方法がそもそも違うので、回復が高くなる傾向にあります。
ただ1つだけ確実にやってはいけないことがあります。
それは患部のマッサージ。
マッサージをして頸椎ヘルニアが治る事はまずないですので、マッサージに行って揉んでもらったりするのだけは絶対にやめましょう。
*マッサージが全部ダメと言いたいわけではなく、頸椎ヘルニアには良くないと言うことだけご理解ください。
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【3】実際に改善したケース
例:40代女性・デスクワーク
症状:首の痛み、右腕のしびれ
整形外科では牽引療法と湿布、症状が強かったので、レーザーによる施術も実践
→当院にて、姿勢と頸椎の歪みに注目して施術スタート
→5ヶ月でしびれは大幅改善、現在も月1回メンテナンス継続中
手術をしてもしびれが残る ことががあります。
人によっては後遺症としてしびれが残ることもあります。
絶対に全て治るわけではないので、極力早めの対策を行うようにしましょう。
時間が長ければ長いほど改善する可能性が低下してしまいます。
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【4】整骨院を選ぶ際のポイント
• 「頸椎ヘルニアに対応」と明示しているか
• 実績があるか(症例紹介があるか)
• 国家資格を持っているか
• 一人ひとりに合わせた施術をしてくれるか
当院では、国家資格を持った施術者が対応し、
「ゆがみ・筋肉・血流」の3方向からアプローチします。
整骨院と整体院の違いをよく聞かれますが、整骨院は国家資格を持っている整体院は国家資格を持っていない。
これが大きな違いです。
もちろん免許を持っていて、整体院をされている方もいらっしゃいますが、ほとんどの場合は無免許でされている方が多いです。
やはり国家資格を持っているところを選んだ方が良いでしょう。
厚生労働省の調べによると、無免許による事故件数も増えているので注意が必要です。
必ずホームページなどを見て自己判断をするようにしましょう。
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【5】注意点|すぐに整骨院に行くべきでないケースもある
以下のような場合は、まず病院での検査をおすすめします:
• 手の動きが極端に悪くなっている
• 日常生活に支障が出ているレベルの痛み
• 発熱や体重減少など全身症状がある場合
明らかに症状が強い場合は、まず整形外科などに行き、レントゲンとMRIの検査をしましょう。
整骨院でも特定はできても断定はできません。
薬を飲んだほうが早い場合もありますので、我慢せずに受診をしてください。
また、ご自身の納得いかなければ、セカンドオピニオンと言う手もあり、少々お金がかかるかもしれませんが、安心材料のために2つほどの整形外科さんに行かれるのも考えておきましょう。
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まとめ:あなたに合った選択を
整骨院でも、症状の改善は十分に目指せます。
しかし、選び方や施術内容によって効果には差が出ます。
「本気で改善したい」と思う方は、正しい情報をもとに行動をしていきましょう。
当院のホームページは下記にあります。
今までの改善事例や症例などをご紹介していますので、ぜひいちどご覧になってください。