整体で腰痛が改善するだけでなく、体重が3㎏痩せました

 

患者さん

 

守屋　雅子さん　４３歳　西宮在住　歯科受付、助手

来院

平成27年1月

悩み

年始早々にぎっくり腰をされて、仕事を休まれた。すぐに復帰をしたいという悩み

誰かに支えてもらえないと耐えられないくらい腰に痛みがありました。歩くのもやっとという感じでした。

とりあえず周りの方にも迷惑がかかるから早く復帰をして仕事をしたい。

歯科受付と助手をしているので変わりがいないという悩みを持たれていました。そしてもう一つの悩みが

ぎっくり腰もそうだけど、元々ある腰痛を改善したいという事。

早く復帰はしたいけど、それ＋再発しないようにもしてほしいという要望でした。

検査

ぎっくり腰の場所の確認をまずは行いました。

腰痛を根本から改善するのは今の痛みをよくしないと特定ができません。

まずは痛みを取ることに専念をして、それから再度検査を行うようにしました。

鑑別診断は

・脊柱管狭窄症

・ヘルニア

・分離症

・すべり症

この４点も鑑別診断として調べていきました。

診断

仙腸関節という骨盤の関節の部分を痛めていました。

ぎっくり腰にも程度があります。

• 筋肉の損傷。もしくは断裂
• 筋膜の炎症（筋肉を包むようにしている膜）
• 靭帯の損傷

この３つに分かれますが、この方は３つ目の靭帯の損傷でした。

初回の施術

初回に行ったことは、アイシングと固定、そして痛い場所をほかの部分に分散させるための施術。

炎症があり、当日に痛めたこともあってまずはこの仙腸関節の部分をアイシングをしました。

そして、腰の部分は施術をせずに、その周辺を施術。背中、股関節、太もも。この３つを施術する事で、一番痛い腰の負担をほかに逃すことができます。

痛い場所とはあまり関係ないのでそこまで効果がでそうもないですが、意外とましになります。

そして最後に固定をテーピングで行い、コルセットで固定をしました。

早急に復帰する必要がありましたので、もう一日だけ休んでいただき、次の日に来院。

２回目以降の施術

次の日に来院してもらい、痛めている部分を施術。痛みは随分と軽減をしましたが、痛みがなくなったわけではありません。

立ち上がりに痛みがありましたが、炎症が引いたので逆に温めることに。施術は初回と同じく腰と背中、股関節、太ももに力が分散できるように施術をおこないました。

次の日には仕事に復帰するので、次の日も朝一番で施術行うことにしました。

３回目の施術では痛みがかなり軽減をしていき、日常の動作は違和感なく、痛みがなく過ごせるようにまで回復しました。

痛みが全くないわけではないですが、半分以下に軽減したので、テーピングの貼り替えとコルセットをして仕事に行ってもらいました。

次は2日後

瞬間的な痛みが出るものの、大きな痛みが出ることはなく仕事の日常も送れるくらいにまで回復しました。

この時からストレッチを開始。根本的なぎっくり腰を出した原因を施術していきました。

初回はぎっくり腰で筋肉の炎症がありましたが、この炎症の原因は腰の部分の関節が動いていないことがありました。

本来は10の動きをするはずの関節が、3程度しか動いていませんでした。この限界を越してしまったから一気にぎっくり腰という症状が体に出てしまいました。

５回目の施術では痛みからだるさ、違和感に変わってきました。

ぎっくり腰の痛みがなくなったので、前回同様筋肉の調整と関節の動きを治療に変えていきました。

股関節、腰、背中、首と関節の動きを出して、体全体で腰の負担を分散させる施術を行っていきました。

7回目の施術ではぎっくり腰の痛みが改善。もともとあった腰痛と体のだるさが残る程度だったので、前回同様の施術を行っていきました。

9回目の施術では痛みとだるさが消失。動きもほとんど元の状態にまで戻ったので、ここで施術を終了としました。

ご本人は心配という事で２週間に１回の施術を希望されたので継続をして体のメンテナンスを行っていきます。

声に書かれていますが、

体重が3キロ減った

とても喜ばれていて、いい副産物でした。

まとめ

年始からぎっくり腰ととてもかわいそうでしたが、きっちりと改善する事ができました。

元々あった腰痛が限界を超えて爆発してしまった事例が今回でした。

こんなもんだから大丈夫と思っているといきなり痛みが出ることもしばしばあります。

そうなってからでは遅いので、必ず我慢せずに治療しましょう。なってから後悔をしても遅いですからね。

ひこばえ整骨院ではぎっくり腰の施術を得意としています。

痛みが出ているだけを見るのではなく、姿勢、体のバランスを見て全身をくまなく施術をしていきます。

もしぎっくり腰で困っているなら下記をご覧下さい。