【はじめはどの様で悩まれていましたか?】
腰の痛み。片側の一部分に痛みがありました。
股関節の痛み。もともと長い距離を歩いた後に痛みが出ていましたが、短い距離でも痛みが出て困っていました。
【似たようなサービスがある中で、何が決め手となりましたか?】
他と比べてお値段高めなのに、良い口コミが多かったところ
女性のスタッフがいらっしゃる点もいいかなと思いました。
【施術を受けてみて、具体的にどの部分が良かったですか?】
いつも丁寧に説明して下さるので、状態が理解しやすかったし、家でのストレッチも複雑でなかったので続けやすかったです。
施術中もお話をしながらリラックスできたので、楽しく通えました。
【施術を受けてみて元々あった悩みはどうなりましたか?】
仕事で腰に負担がかかったりで、完治はしていませんが、少しずつ施術前より改善していっているのを感じています。
【これから治療を受けるのにどんな方におすすめしたいですか?】
お試しもできるので、一度受けてみて、自分に合うかを考えたらいいと思います。
患者さん
お名前 A・Nさん、西宮在住、50歳の女性
来院
平成28年11月
悩み
腰の痛みがありました。片方の一部分のみに痛みがありました。
ここ一ヶ月くらいその痛みが引かず、続いている。仕事で同じ姿勢でいると痛くなっていました。
腰に加えて股関節の痛みがありました。元々長い距離を歩いた後に痛みが出ていましたが、短い距離でも痛みが出て困っていました。
通勤で歩くことができていたのに、最近ではその距離でも痛みがでてしまっていました。
その痛みを改善したいと思い当院にこられました。
検査
同一姿勢での痛みがあるので、その姿勢自体が歪んでいないかを座位と立位で確認しました。
股関節の痛みは立ち姿勢での重心のかけ方、歩き方を確認しました。
体の動かし方の確認で、座った状態で上半身の捻り、腕の上がり方。
仰向けで足の長さを確認して、股関節の曲がり具合、開き方。
うつ伏せでは膝を曲げた時の腰の動き方を確認しました。
診断
検査の結果から、この方の腰と股関節の痛みの原因は股関節の捻じれでした。
上半身と骨盤から下の部分の向きが逆向きに捻じれていて、雑巾絞りのようになっていました。
そのため、右の股関節の下にタオルを挟んでみると、股関節の動かせる範囲が増え、痛みも出なかったのです。
特に股関節の前、お腹側の筋肉と、お尻の外側の筋肉に硬さがありました。
この方はもともと臼蓋形成不全という骨盤と股関節の関節の形が特殊な方で、数年前にレントゲンを撮った際言われたそうでした。
臼蓋形成不全の方は股関節自体の骨のはまりが浅く、お尻まわりの筋肉に負担がかかりやすく、それの影響もありもともと長時間歩くのがしんどかったようでした。
関節の形を変えることは難しいですが、捻じれを取って筋肉への負担を減らして体全体に負担を分散させることで、痛みを減らし痛みの出にくい体にすることは十分可能なので、そのように伝えて施術に入りました。
初回の施術
初回は捻じれをとることを第一に考え、左右の施術をあえて変えながら行いました。
上半身が左に、骨盤から下が右に捻じれていたので、上半身は右の肩甲骨を動かし右に向くように施術しました。
反対に骨盤から下の部分は左に向くようにしてバランスをとり施術しました。
部分的には腰、お尻、お腹の前の筋肉が右が強く張っていたためそれらを緩めるように筋肉調整をおこないました。
術後には、股関節の曲げた時の痛みと腰の右側の動きにくさも減っていました。
自宅での指導として、膝を片方ずつ曲げて胸に引く寄せるストレッチを行なうとき、必ずバスタオルを右のお尻の下に引くようにお願いしました。
2回目以降の施術
2回目以降も初回同様基本的に捻じれが取れるように施術を行なっていきました。
仕事の内容や休日の動き方の関係で、腰に痛みが出る日と、股関節の痛みや疲労感が気になる日があり、その日の状態によってメインで施術する場所を変えていきました。
3回目の来院前に立ちっぱなしや歩きっぱなしの日があり、そのときにも痛みがでていて少し痛みを引きずったままで重怠くなっていました。
その日以降は長時間歩くこともなかったこともあり、痛みは出ずに立ちっぱなしの翌日に重くなるくらいで過ごされていました。
5回目になると、仕事で忙しく同じ姿勢が続いたのに腰が痛くならなくなった、とおっしゃっていました。
以前の様な1か所だけが痛むことはなくなり、仕事が忙しかった日に重い怠い、という感じが多少でるくらいでした。
8回目の来院前に、一日出かけることがあったようで、以前は直ぐに休憩を挟みたくなったり20分以上の歩きっぱなしは股関節が痛くなっていたのに、一日普通にでかけることができたそうです。
股関節がしんどいから、という休憩は意識してとることはなくおでかけできたようでした。
9回の施術が終わるころには、股関節は痛みがほとんどなく、仕事量や体調によって腰に疲労感がでたりする程度になっていました。
これからの時期に忙しくなったり、メンテナンスをしていた方が調子よく動ける、ということもあり引き続きメンテナンスで来院されています。
まとめ
もともとあった痛みが徐々に増してきたり、痛みが以前のようにすぐに引かないな、という状態を放っておくのはとても危険なことです。
人の体は痛みに慣れやすく、多少痛くてもついつい大丈夫だと体に無茶をさせてしまいます
寝たりストレッチしたりで回復できる範囲であれば問題ありませんが、痛みが取れず続いている状態になると、自分の回復力では追いつけない状態になっているんだと思って下さい。
そうなると身体は楽な方に体を歪めていき、これが体が歪む原因にもなるのです。
自分の力では無理だ、と思った時には必ずお近くの専門医に一度かかるようにしましょう。
重症化してしまっては治すのにも時間がかかります。
気になることがあえれば是非一度ご相談ください。
ひこばえ整骨院の腰痛、股関節の施術手順
ひこばえ整骨院では腰痛、股関節の施術を得意としています。
痛みが出ているだけを見るのではなく、姿勢、体のバランスを見て全身をくまなく施術をしていきます。
もし腰痛、股関節の痛みで困っているなら下記をご覧下さい。