O脚は骨が曲がっているから治すのってとても難しいんじゃないの?
年齢を重ねていくとなかなか治らないと 思っている。
男性と女性だったら治るのにさがあるんでしょ?
そんなふうに悩まれてはいませんか?
今回この記事では実際に当院でO脚患者様の事例をもとに改善集として具体的にお伝えしたいと思います。
もしあなたが年齢を重ねていくことでO脚が治らないと思っていたり、 O 脚というのは骨が曲がってしまう事によって怒ってしまうと考えているならこの記事を最後までご覧ください。
この記事を最後まで読まれた頃にはあなた自身のO脚も治るということがわかります。
なぜO脚になってしまうのか?
治す方法を知る前に、なぜO脚になってしまうのかをご説明させて頂きます。
O脚の原因は大きく分けて5つあります。
- 股関節が内股になっている
- 重心が小指側になってしまっている
- 重心が前に行っている
- 下腹を出すような姿勢になっている
- 反り腰で重心が前に行っている
これらが5つがO脚の大きな原因です。
一つずつ説明をしていきます。
股関節が内股になっている
これは以前に書かせてもらった記事にもありますが、O脚の方はほぼ確実に股関節が内側に入ってしまいます。
重心が小指側にはいってしまうことで外側ばかりの筋肉を使って内側の筋肉を使わない状態になってしまいます。
そうすることによって重心の位置が偏ってしまうので結果的に足が内側にねじれてしまいます。
O脚の方はほぼ100%の確率で内股になっています。
男性にも女性にもO脚が多いですが特に女性の方が圧倒的に多い傾向にあります。
スカートをはいたりヒールを履くことが多いのでどうしても内股になってしまいます。
O脚を改善する上で内股を治すと言うのは絶対条件となります。
重心が小指側になってしまっている
上の写真をみてほしいのですが、親指が浮いているのがわかりますか?
親指が地面に対して浮いて、そして捻じれている状態になっています。こうなると小指側に重心がかかってしまうので外側の筋肉ばかりを使ってしまいます。
重心が外に逃げてしまうのでO脚を助長してしまいます。
また外反拇趾を同時に併発させてしまいます。外反拇趾、扁平足があるとその分だけ体のバランスが悪くなってしまいます。
重心が前に行ってしまう。下腹を出すような姿勢になっている
写真を見た時に、赤い線に対して重心が前に行きすぎているはわかりますか?
この状態になるとお腹を前に突き出してしまい、無理に胸を張ろうとしている姿勢です。
姿勢を良くしようとして胸を張ることによってこの様な姿勢になってしまったのが結果的に重心を前に行く要因となります。
ひどくなると腰痛や肩こりを併発してしまう可能性があります。
この事例も自分の中では綺麗に立っている状態でしたが、実際は胸を張りすぎて逆に重心が前に行った状態でした。
反り腰で重心が前にいってしまう
最後は反腰です。内股と関係しますが、内股になることで反り腰になってしまいます。これも男性よりも女性の方が多い傾向にあります。
特に姿勢をまっすぐにきれいにしようと思った時に胸を張ってきれいにしようと思いますが、胸を張りすぎることによって腰まで一緒に反ってしまいます。
腰が反ることによって重心が前にかかってしまうので最終的には内股、小指重心、そしてそれが反り腰を併発します。
自分で反り腰を調べる方法
壁に背中を全てつけていきます。
その状態で手のひらを腰に入れていきます。
理想の状態は 手のひら1枚ぎりぎり入る位が正常の腰の状態です。もし全く隙間がない場合は平腰
以上5点がO脚になってしまう原因です。
上に事例として2人の方は最終的にふくらはぎがきっちりとくっつき、太ももの隙間がしっかりとなくなった方達です。
30代の方と50代の方でO脚矯正を行っていきましたが最終的には年齢に関係なく症状が改善できることがわかりました。
上記5つの原因を解決していき、日常生活でいろいろなことを守っていただいたことできれいな理想の味に変わっていきました。
その手順を今からご説明します。
1自分の体を把握して自分の体を理解する
1番最初にやっていただきたい事は自分の体もきっちりと把握することです。とても難しいことなのですがある程度は自分で見極めることが可能です。
一番初めにして頂きたいことは、
靴の裏をよくみて下さい。
いつも履いている靴の裏を見てその裏がどのような状態になっているかを見て頂きたいです。
踵の外側と、親指、一指し指が擦り減っているのが正解です。
外側が極端のすり減っています
外側が擦り減っています。歩き方に偏りがある証拠です。
全てスニーカーですが、この様なすり減り方がある場合は小指重心、内股の可能性があります。
もし、O脚を改善するのであれば靴から変えていく必要があります。
私仕事でヒールを履くので
実際のあった悩みです。誰でも全てスニーカーや靴で仕事ができるわけではありません。
その様な場合は
1)出来るだけ踵が低いものを身につける
2)踵の範囲が広いものを身につける
3)通勤と中の靴を使い分ける
この3つのうちどれかが出来るのかを試してください。
1つでも改善できれば時間はかかりますが解消できます。もちろん歩き方や立ち方を変えていくのは絶対に必要なことです。
2お尻を締めて、膝が内側に向かない様にする
O脚の原因として、内股、小指重心と言う話をしました。この原因が
お尻に力が入っていない事です。
お尻に力が入らないのはどういう意味かと言いますと、
姿勢が緩んでしまい真っ直ぐの姿勢が保てない状態の事
を言います。
内股にしても反り腰にしてもお尻が緩い状態になります。
例えばこの写真
力が入っていないのがわかるでしょうか?足が開くために力を入れようと思っても力が入りにくい状態になってしまいます。
例に一度わざとと内股になってみてください。お尻に力が入らないと言うことがよくわかると思います。
この状態になるとどれだけ自分で意識しても改善をすることはできません。
ポイントは
太ももに力は入れず、お尻だけ締めるイメージ。そして、力いっぱい締めるのを100とすると30くらいの力で常に締めます。
すると
この様な姿勢になりませんか?
踵をくっつけて、足先を開いてお尻を締める。実はこの姿勢が一番理想的な綺麗な姿勢になります。
足を真っ直ぐの姿勢ではなく、足を約30度開いた状態が一番理想です。
足を綺麗に見せる時も真っ直ぐではなく、開いた状態が理想的です。よくモデルさんなどが立っている姿勢を見ると足先は遊ばれずに開いた状態で立っているのがよくわかると思います。
もし女性誌などがあればいちどみて下さい。ほとんどの場合足が外に向いています。
お尻を締める時の一つの方法として
鉛筆をお尻に挟んで下さい。
少し見にくいかもしれないですが、鉛筆を挟むことでお尻を集中的に締めることができます。
あくまでもお尻の力だけで締めることがポイントです。歯磨きの時だけでもいいので、この運動を継続して下さい。
立っている姿勢は上の写真のように足を30度開いてかかとをつけるようにしてください。
初めはよくわからないと思いますが徐々に出来るようになってきます。
3歩き方を変えて足を真っ直ぐ出せる状態にする
最後に歩き方です。
下の写真の様に
線を真ん中に引いてそれを中心に歩く状態にしてあげる事が大切です。
線よりもはみ出して中に入ると内股。外に行くとガニ股。
これも
初めはとてもとても難しいです。しかし、少しずつ慣れて行くとO脚は治っていきます。
慣れるまでは足が前に出すときに気がいってしまい手を振るのを忘れてしまいます。
この方法で2かヶ月の間継続した結果
この様な結果になりました。
ここでにポイントを何点か説明をします。
膝の位置が外に向いているのがわかりますか?
スネの位置も膝のお皿に対して真っ直ぐになっているのがよくわかると思います。
勿論この状態になりやすいようの矯正はしましたが、それでも毎日コツコツと続けていった証拠です、年齢は54歳です。
次の事例としてこの写真です。
この方も同じく
膝の位置が外に向いている
スネの位置も膝のお皿に対して真っ直ぐになっているのがよくわかると思います。
初回の足の開き具合は違いますが、最終的な足の状態は同じです。
一見変形をしているくらい曲がっていますが、実はこれ変形ではなく重心の掛け方と足の筋肉疲労の結果この様な足になってしまいました
O脚を治すための運動は?
O脚を治すためには運動が必要といいます。果たしてそれは正しいことなのでしょうか?
基本的には運動はしなくてもいいです。
色々な運動が沢山あります。
太ももにタオルを挟んで内転筋が使えるようにトレーニングする。
屈伸をする。
などありますが、そもそも体が正しくきっちりと働いていないのにも関わらず運動をしたところで筋肉をつけても効果がないからです。
運動が必要ないのではなく、その前に使える状態にする必要があります。
上記で説明をした様にお尻をしめたり、歩き方を変えることによって自然と筋肉を使ってくれるようになります。
この状態にきっちりとなれば体を使ってくれる状態になるので、自然と筋肉がつくようになります。
その状態になってから筋肉をつける事は大切ですが、その状態に体がなっていないのにも関わらず運動するのは絶対にやめましょう。
姿勢をまっすぐにして重心を真ん中に持ってくる方法
最終的にきれいな姿勢と言うのは下の写真のような状態になることが1番理想です。
いくつか方法がありますが1番簡単な方法をお伝えしていきます。
壁に後頭部と背中とお尻と太ももとふくらはぎとかかとを全てつけるようにしてください。
後頭部をつけようとすると顎が上に上がってしまうため出来る限り顎を下に行くようにしてください。その状態からいっぽ前に出した姿勢が1番きれいな姿勢です。
この方法が1番簡単にまっすぐにする方法ですが、この状態を常に維持するというのは非常に難しいです。
もう一つこの時に意識していただきたいのが
かかとと足の付け根と親指と人差し指中指がきっちりと地面に付いているかどうかです。
?重心が前に行ったり後に傾いてしまうと指が浮いてしまったりかかとに過度に重心がかかったりします。
足の裏を地面にきっちりとつけることによって上半身のバランスが取りやすくなります。
歩く時も同様でこの姿勢を維持しながら上で説明したお尻を締めるということを意識してください。これだけで足の筋肉とお腹の筋肉と体幹と言われる筋肉を全て使うことができます。
わざわざ時間をとって筋トレをする必要がなく、日常生活の少しの改善で筋力強化につながります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は改善事例から見る症例として男性と女性、年齢も30代と50代の2つの事例を紹介しました。
O脚と言うのは男性でも女性でも改善スピードにさほど変わりません。年齢もほとんど関係がありません。
それよりも日頃の癖がどれだけ通過と言うのと、最終的には足の形と言うものもあります。
理想は誰しも足がまっすぐになれば1番嬉しいとは思いますが、骨格そもそもが隙間が開くようになっている方もいらっしゃいます。
運動など細かい事はあまり必要ないので上の方法をきっちり守って実践してください。
写真の方のような方法を行っていけば治っていきますのでご安心ください。
もしもこの記事がいいと思えば周りの方に教えてあげて下さい。
ひこばえ整骨院のO脚の施術
ひこばえ整骨院ではO脚矯正をとても得意としています。
O脚を治すには専門的な知識が必要です。
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