モートン病の治し方として色々と検索をしていると沢山の方法がありますよね。
しかし、どの方法がよくて、どの方法が正しいなんて正直わかりにくいと思います。
いいと言われていたものが実際にはよくなかったり、痛みが出てしまう事も実際にあります。
私のところにも、行ったことが逆に痛みを出してしまったと言われて来院される方も少なくありません。
ここでは、モートン病に対して間違った治し方をお伝えし、悪化しない方法をお伝えします。
モートン病を治す為に行ってはいけない事
モートン病を治すために間違った方法を5つご紹介します。
正しい方法を知ることは勿論大切ですが、間違った方法を知る事で確実に悪化させないという考えも重要です。
アイシングをする
炎症が起きているからアイシングを行い、炎症を減らしていきましょうという目的に行われます。
しかし、この方法はあまりおすすめできません。
モートン病でアイシングを行うと筋肉が硬くなってしまい、痛みが出てしまう可能性があります。
モートン病が確かに足の小指側に負担がかかってしまうことで痛みを誘発してしまう可能性があります。
しかし、それが原因で痛みやしびれを大きく出してしまうことがあります。
アイシングは一切だけというわけではないですが、要は使い方によります。
良く歩いた後、使った後にアイシングは有効です。しかし、アイシングの後にすぐにお風呂などであたためる事ができる場合のみ行なって下さい。
インソールを付ける
モートン病で足に痛みがある。
といればほぼ確実にインソールをすすめられるか処方されます。
なぜでしょうか?
単純にインソールを付けて足の負担を減らして痛みを軽減させるからです。
しかし、この方法が治療ではなく、対処療法です。
初期の場合はインソールを付ける事によって痛みがなくなります。
これはなくなくなったのではなく、痛みが軽減しているだけです。
治療方法として位置づけられるのではなく、対策として考えて頂きたいので次の靴と同じですが、かえって悪化する可能性が非常に高いのです。
靴を変える
靴を変えることもインソールを付けるのと同じ理由です。
外反母趾もそうですが、外反母趾様やモートン病で足の負担を減らすために靴を変えて自分の足にフィットさせるというものです。
ものによっては幅を少し大きくして足の圧迫を減らします。
これも同じですが、靴を変えると初めは痛みもしびれも改善していきます。
しかし、これも時間の問題です。
足の痛みが改善して治ったのではなく、足の負担が軽減した事によって痛みが一時的に軽減しただけに過ぎません。
慣れてしまうと一時的に痛みが改善してもすぐに痛みがでてしまいます。
また、痛みが出ると初回に比べて断然強い痛みを感じる様になります。悪化するとさらに治りが悪くなります。
インソールも靴もそれを変えた、付けただけで治ると言うのは無理です。治る為に手助けをするために行うのであれば効果があります。あくまでも補助としてです。
手術をする
- 足がうずいてうずいて毎日どうしようもない。
- 足を付けられないくらい痛みやしびれを感じてしまう。
そんな場合は
緊急性を伴うので手術適応になる事もあります。
しかし、基本的に手術はおすすめしません。
モートン病の原因は下記で詳しく解説しますが、モートン病の一番の原因は
歩き方です。
歩き方が改善していない状態でどれだけ手術をしても再発する可能性が非常に高いです。
なんの為に手術をするのか全く分からない状況になっていまします。
痛みが出る→手術をして痛みが減る→使い方が悪い、歩き方が悪い→徐々に痛みやしびれが出てくる・・・
と言う悪循環にはまっていきます。
緊急性を除いてできるだけ手術は避ける様にして下さい。
ストレッチやマッサージをする
間違って頂くないので、先にお話をしますが、
正しくないストレッチやマッサージはやめて頂きたいという意味です。
私もモートン病を治す為にマッサージ方法やストレッチを多く動画でもご紹介しています。
実際の現場でも患者さんに紹介をしているものです。
痛みやしびれを早く改善したいからという事で無理矢理ストレッチやマッサージがしてはいけないという事です。
きっちりとすればいいのですが、多くの方は強く沢山と言われて頑張り過ぎてしまいます。
正しくすれば非常にいい結果が出ますが、間違った方法を行ってしまうと逆効果になってしまう可能性あります。
本当に気を付けて頂きたいです。
ストレッチやマッサージは正しくすれば非常に効果があるので、正しい方法を学びましょう。
正しく治す為にはどうすればいいのか?
モートン病の痛みやしびれを悪化させずに正しく治すためには2つの事があります。
- 正しく足を使える状態にして、正しい歩き方を覚える
- ストレッチやマッサージを行い足の負担を軽減させる
この2つを徹底的に行う事で痛みを改善させることができます。
詳しくは下記をご覧頂きたいですが、モートン病の原因は基本的に不明と言われています。
しかし、私が多くの方の改善事例を見ていると、やはり歩き方は絶対的に重要なポイントになっていきます。
歩き方や重心のかけ方が悪い事で痛みが出てしまうケーズがほとんどです。
時間はかかるかもしれないですが、正しい方法で治療を行えは基本的に痛みは改善できます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は間違った治療してモートン病の症状が悪化しないための応募をお伝えしました。
全てで5つの間違った方法をお伝えをしましたがどれも多くの方が行なってしまう対策になります。
モートン病の原因は不明と言われていますが多くの方に足の使い方が悪いという共通点があります。
その共通点をすべて排除することによって痛みやしびれから解放させることができます。
正しい方法を知るということももちろん大切ですが、今回のように間違った方法を 知ることによって悪化させないということも大切な考え方です。
少しでもこの記事がお役に立てれば幸いです。
ひこばえ整骨院のモートン病に対する治療
ひこばえ整骨院でモートン病の治療を非常に得意としています。
悪い部分だけを見るのではなくそれ以外の歩き方や立方体の使い方を全て見て一番最適な治療方法を選んで行きます。
もしあなたがモートン病による足のしびれ、痛み悩まれているならば是非下記をご覧ください。
執筆者
ひこばえ整骨院 院長 齋藤 克也(監修)
柔道整復師(国家資格保持者)
業界歴16年。
18歳の頃から整骨院1筋で西宮市で痛みに悩まれている方のお役に立てる様に日々精進中。
2019年に本を出版