子どもの後ろ姿を見て、
「私(パパ)と同じ姿勢」
と思われたことはありませんか?
「親子だからね」と納得される方がいらっしゃると思います。
しかし、あなたの姿勢はあなたの子どもの頃と大人になった今と同じでしょうか?
産まれたばかりの赤ちゃんは首が座ってないし、体が柔らかいですよね。
成長とともに筋肉がついて体が出来上がっていきます。その過程で徐々の姿勢がわるくなり、 今に至っています。
昔と現在の大きな違いとして、スマホ、パソコン、携帯ゲームは姿勢に多きく関係しています。
子供に体力がない、運動神経は悪いというのはこれらが原因の事が多くあります。
逆に言うと姿勢を整える事で、体の機能が向上されるので有効です。
子供だけにとどまらず、大人にも影響がある姿勢です。一度悪い姿勢を覚えると修正が難しい物です。
正しい姿勢を手に入れて下さい。
姿勢が悪くなる原因
外で遊ぶ時間が少なくなった。
走ったり飛んだり跳ねたりする遊びをしなくなるということは体の軸となる筋肉が弱っていき、骨を支えられなくなってしまいます。
遊びは全身運動になります。
飛んだり跳ねたりバランスを取ったりすることで身体能力の向上に繋がります。
また全身を使って遊ぶと、大きな呼吸をするようになるため交感神経と副交感神経のバランスもよくなります。
大人になればなるほど運動の機会が減りますよね。
体を動かさず同じ姿勢が多くなると体の機能が低下します。
集中力が低下して、仕事へも悪影響を及ぼします。
ゲーム、スマホ、などで背中を丸くしている時間が多くなった
うつむきの姿勢になると首が前に垂れ、肩が前に落ちてしまいます。
それが続くと猫背になります。
首が前に垂れるため、肩こりや腰痛の原因になります。
勉強やパソコンをするときなど机に向かっている時、前かがみになる。
ゲームやスマホと同じように猫背の原因です。
特にパソコンをするときは画面を見るため無意識に顔(頭部)が画面に近づきます。画面と目の距離が近くなりすぎるために視力が落ちたり、 目の疲労で頭痛が起きたりと姿勢以外にも悪影響が大きいです。
イスやソファに座ると時、浅めに座り、背もたれに寄りかかって座る。
腰が丸くなり、腹筋が落ちていきます。
肩も前に落ちます。
この姿勢も腰痛と猫背の原因です 立つと自分の重心が支え切れなくなる事もあります。
これは姿勢が悪いよりも著しく腹筋が低下した代償に起こります。
・寝る時、高い枕を選ぶ。
頭部が上がり前に出る状態になります。
起き上がると頭部が前に出る状態です。
これも肩こりの原因でもあります。
そして頭部が高くなると喉を狭くするため呼吸が浅くなってしまいます。
寝ている間に成長ホルモンが出て体を成長させたり、体の疲労を取る役割をしますが、寝方が悪いと成長を阻害します。
悪い姿勢は外見だけではなく内臓や精神的にも影響します
子どもの骨は柔らかいため、癖がつきやくす悪い姿勢の影響が大きくなります。
猫背は背骨が内側に丸くなるため内臓を圧迫することになります。
そうなると内臓や呼吸器官がきちんと働けません。
そのため内臓疾患や酸素が体全体に回りにくくなります。
酸素が回らないということは、脳にも酸素が十分に届かず働きが悪くなります。
集中力がなくなったり、眠気がおこるなどの原因にもなります。
「うちの子は集中力のなくて困る」
と思われる方も一度お子さんの姿勢を見直して下さい。
お子さんの姿勢を注意するためにも、ご自身の姿勢も意識してみてくださいね。
まとめ
遊びは全身運動になります。飛んだり跳ねたりバランスを取ったりすることで身体能力の向上に繋がります。
また全身を使って遊ぶと、大きな呼吸をするようになるため交感神経と副交感神経のバランスもよくなります。
子供の姿勢は親に似ますが、親が悪いと子供も真似をして悪くなります。子供の姿勢は3歳までに大人を見る事で形成されます。子供も勿論大切ですが、大人から改善する事が最も大切な事なのです。
姿勢をよくする事で体の機能も向上します。子供に
『姿勢をよくしなさい』
と言う前に
『親が子供の見本』
になる様に気を付けて下さい。
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