ダイエットをするとき、やはりできるだけ早く効果が目に見えてほしいですよね。
『一回の施術で−8㌔!!』『一週間で−5㌔!!』
など、やはり短期間で効果がでるのは魅力的です。
ですがそのダイエットで痩せた状態はいつまでもちますか?
必ずリバウンドしてしまってはいませんか?
短期ダイエットのメリットとしては先ほど述べたように、まず一番は即効性でしょう。
短い期間だけ集中して我慢するだけで、3〜5?減った!という方は多いかもしれません。
ですがその減った状態はいつまで維持できていましたか?
しわやたるみはなくなりましたか?体型は変わりましたか?
セルライトは残っていませんか?
もちろん、目下の予定の為だけにダイエットをするのであれば、即効性のあるその方法もひとつの手でしょう。
そうではなく、しっかりリバウンドしないように痩せたい、というのであれば、やはり短期的なダイエットはおすすめできません。
間違ったダイエット方法
短期や思い付きで行なうダイエットは高確率でリバウンドしてしまいます。
理由はダイエットには最短でも3ヶ月程度の期間が必要なのです。これは今の状態から体の細胞がすべて生まれ変わるのに必要な期間です。
というのも、人の体を構成する細胞は毎日少しずつ生まれ変わります。
基本的に以前の体の状態を記憶した状態で入れ替わっていくので、一時的に痩せても生まれ変わってくる細胞は以前の状態を記憶しているわけですから、以前の状態になろうとしてしまいます。
そのため3ヶ月よりも短期間だと、太っていた状態を記憶している細胞がまだまだ残っているため一時的に痩せてもリバウンドしやすいのです。
やってしまいがちなダイエット方法
そして短期でダイエットを行なう場合、方法としては『カロリー制限』もしくは『置き換えダイエット』などありますが、共通して言えるのは「食べる量全体を大幅に減らす」ことです。
そうやって体重を落とした場合、脂肪もある程度落ちてくれますが。大幅に減るのは筋肉です。
食事を抜いたり置き換えをして摂取カロリーを減らし過ぎると、体は生命維持の為に栄養を蓄えようとします。そのため脂肪は蓄え、筋肉を作る活動を低下させます。
そして食べる物自体も減らしていることでタンパク質や脂質まで食べなくなってしまうため、筋肉をつくるために必要な栄養素が足りなくなり、筋肉量が下がることによって代謝も低下します。
その状態で、痩せたからといって食事の量を戻してしまうと代謝が低下したことにより、消化できる量も減っているため以前の食事量でも自然と体重が増えてしまう、ということになるのです。
さらにそういったダイエットを繰り返していると、筋肉量は落ち、代謝も低下していくことで落ちにくい部分の脂肪がどんどん蓄えられたままとなり、 自ら体重が減りにくい体をつくってしまっているということになるのです。
これがリバウンドを繰り返してしまう理由です。
そして、またダイエットをしようとすると、筋肉量も代謝も落ちている状態ですから「以前は少し食べるのを我慢すれば痩せたのに全然痩せない…」「痩せるどころかだんだん太ってきている…」、という状況に陥ります。
痩せるためだけではなく、その先のリバウンドしない体や食習慣を身につけるには最適な方法とは言い難いですね。
筋肉を落とさずに脂肪だけを燃焼させるには?
筋肉は落とさず脂肪だけを減らそうとする場合、タンパク質はしっかり食べなければなりません。
カロリーとは、食べ物を体の中で燃焼するのに必要な熱量のことですから、少なすぎても燃焼反応が起こらなくなります。
そういった理由から「0カロリー飲料」や「0カロリーゼリー」、「カロリーオフ」などの表記のある食べ物・飲み物はおすすめできません。
「カロリーがない=燃焼する必要がない」と体の中では判断されます。
ですがそういったものには添加物が多く含まれます。人口の甘味料も少なくありません。
燃焼されないということはその添加物や甘味料が体から出ていくことがない、ということです。
ダイエットを繰り返している方でダイエット食品や飲料を主に食べていたり、今現在も間食などで0カロリーのものを選んでいる方は特に要注意です。
気づかない内に痩せれない体になってしまうことになってしまいます。
カロリーや食事の量全体を減らすのではなく、食事の栄養の割合変えることで、内容を見直すようにすることが正しいダイエット方法なのです。
当院がおすすめしているダイエット
当院でもダイエットされる方にはおすすめしている方法は『糖質ダイエット』です。
糖質(炭水化物)を食べる量を減らしておかず(タンパク質、脂質)の量は減らさず、しっかり食べるという風に割合を変えるだけです。
カロリーはそこまで意識をしなくて構いません。
わかりやすくいうと普段の食事の中からお米の部分だけなくすのです。
そして代わりにおかずを一品増やすか、おかずの食べる量を増やす、という風にするだけです。
こうすることで糖質(炭水化物)の量が減りますよね?
一日3食の中で、まずは晩ごはんから。
朝と昼も同様に、糖質を減らすorなくす代わりにおかずを食べる。
これはご自身でできそうなレベルから取り組むことをおすすめします。
前述したように、短期的・一時的なダイエットではありませんので、徐々に糖質の量を減らしていきながら3ヶ月かけて着実に体重を減らしていくことがベストです。
最初の頃に大幅に糖質制限ができると結果も早く出やすいですが、痩せた状態は定着していません。
糖質を大幅に減らす場合も、徐々に減らしていく場合も、どちらにしても最短でも3ヶ月は体を変化させるためには必要です。
期間を決めてダイエットすることで体に痩せた状態を記憶させることができるのでリバウンドもしにくくなります。
そしてもう一点、糖質制限を行うことがリバウンドしない体づくりに効果的な理由があります。
糖質の摂取量を減らすことで、糖質への依存性がなくなっていきます。
そうなると味覚が変化していきます。
カロリー制限はダイエット後の反動で、解放感や油断もあり、味覚が変わらないまま以前に好んで食べていたような、食べたいものを食べてしまうことでリバウンドしてしまいますが、 糖質ダイエットにはそれがありません。
食べたいもの、おいしいと感じるものが変わるので、たとえダイエットを3ヶ月で終了したからといって以前のような食生活に戻ることはなくなるのです。
体の細胞が痩せた状態を覚え、味覚も変わった状態でダイエットを終了することができるので、ダイエットを終了した状態のままを維持できる、ということです。
無理なダイエットは続きません。
糖質ダイエット中も、カロリーよりも糖質の量を制限することが大切になるので食事量には満足感があります。
そもそもダイエットの意味は『食餌療法』です。食事から見直し、体の内側からも変えていくということをしなければダイエットが成功したとはいえないのです。
短期的、一時的に痩せる事を目標とするのではなく、3ヶ月〜半年を目標に体重を緩やかに、確実に落とすことを意識してダイエットに取り組んでください。
その期間中に旅行があったり、外食をしたりするかもしれません。
そのときはすべてを我慢するのではなく、比較的糖質が低いのはどちらか、食べる順番は意識できるか、という選び方を忘れないようにだけ気を付けて楽しんでください。
例え帰ってきてから「増えた!!」ということになっても、普段の食生活に戻った時に気を付けるべきポイントさえ知っていれば、維持はもちろんまた減らしていくことも可能です。
目先の数字だけを意識するのではなく、からだの内側からもしっかり変えていくことがダイエットの目的です。
メリハリをつけながら、まずは3ヶ月の間で自分がどれだけ変わることができるのかを試してみてください。
まとめ
どうしても短期ダイエットって魅力的に見えますよね。
しかし、上記を読んで頂くと短期ダイエットは体のよくなく、リスクでしかないということがわかると思います。
しっかりと痩せたい!!
リバウンドせずに痩せたい!
健康的に痩せたい
と思っているなら短期的ではなく、長期的(3か月間)に体を見てダイエットを成功させていきましょう。
ひこばえ整骨院ではダイエットができます
ひこばえ整骨院では、その方に合わせたダイエットの方法をご提供できます。
ダイエットに必要なのは正しい知識です。
詳しくは下記をご覧下さい。