今回お話をさせて頂くのは頚椎ヘルニアの治し方について。色々な治し方がストレッチ、体操などはあるけれども症状が改善しないことありませんか?そんな方に今回の記事と動画はお役に立てると思います。ポイントは首の操体法と腰。全然関係がなさそうですが、実はとても大事な部分。説明をしながらご紹介をして行きます。
首が痛くてヘルニアなのになぜ腰をするの?
首が痛いのになぜ腰をするの?
っ疑問が浮かびますよね?
痛みが出るパターンで2つあります。
1)悪い部分に原因があり症状が悪化しているもの
2)悪い部分が別にあり、その部分をかばうために首が頑張る。
この2つがあります。
ヘルニアを治すときに
そもそもなんでヘルニアなってしまうくらい首に負担がかかりすぎてしまっていたのか?
これを見つける必要があります。
もし、首に原因がありヘルニアになっているのであればその部分をアプローチすると良くなります。
でも、それでも改善しないのであれば
痛みと症状はヘルニアから、原因は別。
こんな風になります。
この1つが腰です。
腰の筋肉は首まで伸びているし、背骨も1つの連結として働いています。
だから、腰の負担を首や背中でかばっているうちに首のヘルニアなってしまっている。
そんな風になっているので腰を見るようにして行きます。
今回は腰が原因の場合でお話をさせていただきますが、手首であったり日出。
もしくは股関節が原因で頸椎ヘルニアになってしまうこともあります。
なるほど。だから痛みがある部分とは別の部分をするんですね。
そうなんです。痛みがある=悪いは基本的には当てはまらないです。
首の操体法ってどんなもの?
操体法と言うのは治療の中でも使う1つの手技の名前になります。
筋肉と言うのは振り込と同じように、片側に大きく揺れるとその分だけ反対側に揺れると言う性質を持っています。
筋肉をちからいっぱい入れるとその後には脱力をすることが可能になります。
それを使って硬い筋肉の部分をわざと力を入れさせて筋肉を柔らかくする。
というのが操体法の基本的な考えとなります。
頸椎ヘルニアで痛みが強いときに首を大きく動かすと逆に症状が悪化してしまいます。
そこで首の動作をせずに筋肉をに力を入れてその後に脱力をする。
と言うことをすると痛みやしびれを出すことなく症状を和らげることができます。
ここまでが理論的なお話となりましたが 今から手順をお伝えしていきます。
その前に今の現状を知っていただきたいので動きなどで確認をしていただきたいと思います。
終わった後に結果が出た方が続けるモチベーションにつながるからです。
まず今の現場で首を動かしたり肩を動かしたりして痛みなどの状態を把握するようにしましょう。
終わった後にもう一度同じ動作を行っていきますので今の現状を覚えるようにだけしておいてください。
確かに力抜く時って力を入れてから脱力しますね
そうなんです。基本的には同じ考え方です。
頚椎ヘルニアの痛みとしびれを改善させる方法の手順
ここからは順番にお話をしていきます。
1番最初に操体法で首の筋肉を緩める方法からお話をします。
その後に腰のストレッチをして負担を減らすような状態にしていきます。
基本的に操体法をしても痛みが出る事は少ないのですが、方向によって痛みを感じることがあります。
痛みが強く出たり、しびれ感が出た場合はその方向だけ止めて症状が出ない方向だけ行うようにしていきましょう。
操体法のやり方
全部で4つの方向に分けながら行っていきます。
- 顔を右に向く動作
- 顔を左に向く動作
- 顔を下に向く動作
- 顔を上に向く動作
すべて順番に行っていくのですが、顔を右に向くときには手で顔が右に向かないように反発をします。
3秒間キープした状態で脱力をします。
すべての方向を2回ずつ行うようにしていきましょう。
最大の力で行うのではなく、10の力が最高だとすると7から8程度に力を入れるようにしましょう。
上記の写真のように赤の矢印がての力の入る方向で、青の矢印が顔の力の入れる方向です。
動きとしてはほぼ止まった状態で行っていくので力を反発するようにしてください。
少しの力でも筋肉はいるんでくれますので終わった後の脱力は忘れないようにしていきましょう。
首の負担を減らすために絶対に必要な腰のストレッチ
次にお話をするのは腰のストレッチ。
仰向けになり手のひらを大の字にしましょう。
捻るときには股関節と膝の角度を90度になるようにしていきましょう。
顔は上を向いた状態で左右2回ずつ15秒間ずつひねるようにしていきましょう。
腰をひねると胸も開くので首を捻るわけでは無いのですが痛みが出る場合は、緩めるかすぐに中止をするようにしましょう。
以上2つの方法が頸椎ヘルニアのしびれを治し方になります。
もう一度先程の状態と確認をしてみましょう
雲が終わった後にもう一度先ほどと同じような動作をしていきましょう。
今の状態で少しでも変わっていればあなたの首のヘルニアによる痛みやしびれの原因は腰にあるというのが考えられます。
もしすぐに結果が出ないとしても、 3日ほど続けて症状の改善があるかどうか見るようにしていきましょう。
私が本で出させていただいている内容にも書いていますが魔法のように即効性のあるものがたくさんあるわけではありません。
基本的に 基本的に継続をしながら行うことが必要となってきます。
1つの目安として3日ほど継続をして1割でも2割でも改善すれば今のあなたの状態に合っていると考えてください。
これはどの方法においても同じことが言えますのでその方法が良い悪いと言う判断ではなく少しでも成果が出るか。
と言う事だけ念頭に置いて行うようにしてください。
今回のブログのまとめ
今回は頸椎ヘルニアのしびれや痛みを改善する方法として操体法と呼ばれるやり方と、腰のストレッチをお伝えさせていただきました。冒頭にもお話をさせていただきましたが痛みが出る原因は2つあります。
1)悪い部分に原因があり症状が悪化しているもの
2)悪い部分が別にあり、その部分をかばうために首が頑張る
1の場合であればすでに症状は改善していると思います。
しかし2の場合であれば原因と悪いところが別だと言うふうに考えてもらったほうがいいです。
治療の中でも実際に行っている方法を今回お伝えさせていただきましたのでぜひ参考になさってください。
執筆者
ひこばえ整骨院 院長 齋藤 克也(監修)
柔道整復師(国家資格保持者)
業界歴17年。
18歳の頃から整骨院1筋で西宮市で痛みに悩まれている方のお役に立てる様に日々精進中。
現在ストレッチの本をアマゾンにて販売中
ひこばえ整骨院頚椎ヘルニアに対する治療
ひこばえ整骨院では頚椎ヘルニアの治療を非常に得意としています。
悪い部分だけを見るのではなくそれ以外の歩き方や立方体の使い方を全て見て一番最適な治療方法を選んで行きます。
もしあなたが による 悩まれているならば是非下記をご覧ください。
柔道整復師 齋藤 克也監修