齋藤の言葉

今回はcm関節炎を効率的に改善するためのリハビリ方法を紹介します。cm関節炎は最悪手術になる事があります。動画やブログなどを見ても色々な情報があります。中には間違った情報がある場合もあります。しっかりとした知識を持った上で、対策を確認するようにしましょう。

cm関節炎はどのような状態なのか

まずcm関節炎で痛くなる部分はこちらになります。

CM関節炎の実際に痛みが出る部分

骨の絵ではこんな感じ

CM関節炎の骨格

 

指の付け根を使いすぎることにより、変形が起きてしまcm関節炎と呼ばれるものです。

最近では、更年期等によりホルモンバランスの変化が関係あるとも言われています。

男性に比べると、圧倒的に女性の方が多いのも特徴です。

一般的には、

  • サポーターをつけて炎症を減らすこと
  • ステロイドなど痛み止めの注射を打ち、炎症を減らす
  • テーピングなどで負担を減らす

などが一般的な治療方法となります。

それでも症状が改善しない場合は、手術などで変形の部分を元に戻したりすることがほとんどです。

手術はほとんど最終手段のようなものなのでなったから、すぐにしなければいけないと言うわけではありません。

ご安心ください。

cm関節炎の手術を避けるために必要なリハビリ方法

ここからはリハビリの方向についてご紹介します。

cm関節炎になると下のように手を開くということがしにくくなります。

CM関節炎で指が開かない2

通常はパーをすると人差し指と親指が一直線上になります。

CM関節炎で指が開かない1

しかし、炎症が強くなったり、変形が進んでしまうと、開きが悪くなります。

これは変形が進んでしまうために、関節の形が変わってしまうからです。

元の位置に戻らないために、まっすぐに戻すことができなくなってしまいます。

CM関節炎のリハビリその1 親指の付け根を開く

下の写真のように親指を人差し指よりも開くようにしていきます。

CM関節炎のリハビリその1

ストレッチをして伸ばすという意味ではなく、可動域を広げるための方法と考えてください。

痛くないほうの指を全体に持っていきながら開くようにしていきます。

CM関節炎のリハビリその2

この開いた状態で5秒間ほどキープして戻す。

もう一度開く

というのを10回ほど繰り返します。

先程もお話をしみたいに伸ばすわけではないので、伸びなくても全く問題はありません。

CM関節炎のリハビリその2 マッサージ方法

下の写真のような場所は絶対に触ってはいけないので、親指の膨らみがあるところだけ優しく1分間程度マッサージをします。

CM関節炎の実際に痛みが出る部分

詳しい解説動画はこちらから

 

下記にも載せていますが、ゴルフボールやテニスボールなど強い刺激を加えると、痛みがかなりできてしまうので注意をしましょう。

私のところにいらっしゃっている患者さんが強い刺激で悪化したケースがあるので、そちらを動画でまとめています。

一緒にご覧になるようにしてください。

 

 

その他にもリハビリにはなりませんが、アイシングは非常に有効です。

炎症が起きたとき親指の負担は増えてしまいます。

部分的に赤くなってしまったり、じっとしている時もズキズキ痛むこともよくあります。

そこで行って欲しいのが痛みがある部分を10分程度冷やすと言うことです。

たくさん使った後10分程度冷やす。

お風呂に入る前に10分程度冷やす。

1日目2回ほど目安に行っていきましょう。

実際に行ってもらうとわかりますが、すごく気持ちよかったり人によっては痛みがかなり改善するケースもあります。

炎症引かすのにはアイシングが最も有効で早いので実践するようにしましょう。

その他にも変形を止めるテーピング方法、3つの治し方のSTEPを載せているのでご覧ください。

 

 

まとめ

さて、今回はcm関節炎を治すためのリハビリ方法をご紹介しました。

指を基本的にしっかりと冷やしたりすることにより炎症を止める。

可動域を増やすために大きく開いていく。

まずは炎症を減らすことを集中的に行い、指にかかる負担を減らすということが最も大切です。

冒頭にもお話をしましたが、悪化してしまうと手術適用になる大変なものです。

親指は何をするのでも必ず使うところなので、放置せずにケアは行うようにしましょう。

自分ではなかなか痛みや改善できない場合は、専門の医療機関であったり、我々のような国家資格を持った先生のところが訪れるようにしましょう。

無免許の方もたくさんいらっしゃいますので、充分注意をしてください。

少しでもあなたの親お役に立てれば幸いです。

ひこばえ整骨院CM関節炎に対する治療

ひこばえ整骨院ではCM関節炎の治療を非常に得意としています。

悪い部分だけを見るのではなくそれ以外の歩き方や立方体の使い方を全て見て一番最適な治療方法を選んで行きます。

もしあなたがCM関節炎による痛みや進行する変形で悩まれているならば是非下記をご覧ください。

執筆者

ひこばえ整骨院 院長 齋藤 克也(監修)

柔道整復師(国家資格保持者)

業界歴16年。

18歳の頃から整骨院1筋で西宮市で痛みに悩まれている方のお役に立てる様に日々精進中。

現在ストレッチの本を執筆中。年内に発売予定。

本を執筆

柔道整復師 齋藤 克也監修