仕事の時に足がとても痛い、毎日ヒールを履いているから足が毎日むくむ、自分なりにマッサージ、たまにリラクゼーションやマッサージのお店に行くけど直ぐに足のむくみや外反母趾による痛みがまた再発する。

そんな悩みを抱えていませか?毎日仕事が辛いと悩ませていませんか?

外反母趾と言うても手術をした方が良い。サポーターやテーピングをした方がいい

足の裏の筋肉をほぐした方がいい

足の裏を筋肉を鍛えた方がいい

等、様々な情報が氾濫しています。

そんな疑問を持ったあなたに対して詳しく解説をしています。

自分で治らないならどんな治療方法があってどんな事をしたら外反母趾が治るのか?そんな疑問を持った方の為の記事です

外反母趾の事をしっかり理解する事で改善への近道です

外反母趾は自分で治るのは無理だ!手術が一番いい!きっちりと治る!など沢山の情報がありますが、今のあなたにとって一番いい対処方法は変わってきます。

自分で治す、手術、治療院などどれを選択したらいいのかが迷った方に対して明確にお答えをしています。

もし、外反母趾で悩まれて、外反母趾でとても不安と言う方は是非この記事を読んで下さい。

きっとあなたのもやもやがなくなっていくことでしょう。

なぜ外反母趾になってしまうのか?

外反拇指の原因としてあげられるものとして

  1. 足の指を動かしていない
  2. 足の指に体重を乗せて歩いていない
  3. 足の指に体重を乗せて立っていない

この3つが主な原因です。とてもシンプルだと思います。

ヒールを履いたり、自分の脚に靴がしっかりとフィットしていないのも結局はこの上の3つができていないからなんです。

外反母趾になる方は必ず

  • 偏平足
  • 浮足
  • 小指重心

この3つが見られます。この3つが足のバランスを崩して外反母趾と言う結果になってしまいます。

外反母趾を治すにはこの、指の動かし方、立ち方、歩き方、偏平足、浮足、小指重心等を改善する事で治していきます。

特にヒールと言うのは体重移動がうまくいきません。重心がうまくいかない事で指の多くに体重がかかってしまいます。

女性に外反母趾が多いのはこの様な理由からです。

外反母趾に対して手術をするメリットとデメリットは?

外反母趾で病院に行くと、装具、サポーター等で対処をします。そしてそれがだめなら

『手術をしましょう』

と話をされます。果たして本当に手術はいいんでしょうか?

手術を否定しているのではなく、きっちりとメリットとデメリットを理解してほしいのです。

 

外反母趾の手術のメリット

手術をして、直接その部分を削るのでいい感じがしますが、実は外反拇指の手術にメリットはそこまでありません

一つあるなら、その時に変形がなくなると言うくらいです。しかし大きな落とし穴あがあります。

どれだけ外反母趾の手術をしたところです原因となる部分を解消するわけではないので解決にはなりません。

これがとても悲しい所です。

外反母趾施術のデメリット

  1. 手術費用が片脚20〜30万円
  2. 手術後に痛み、腫れ、しびれなどが出る
  3. 術後に触覚がやや鈍ることがある
  4. 手術後も生活が変わらないとまた繰り返す
  5. 片脚は3〜7日、両足は10日程度入院が必要
  6. 軽作業は2〜3か月後程度で復帰可能
  7. 学校や仕事に行けない機会損失などが多き
  8. 全身麻酔と下半身麻酔を併用する。

 

大きく分けて8つのデメリットがあります。

私個人の意見としては、手術はおすすめしていません。

上記を乗り越えても全て大丈夫と言う方はいいですが、そうでなければ基本的に手術をしない治療をおすすめします。

外反拇指を自分で治すにはどうしたらいいの?

ここからは実際にどの様にして改善させるのかを考えていきます。

外反母趾の原因として上記でご説明させて頂いた通り、

  • 足の指を動かしていない
  • 足の指に体重を乗せて歩いていない
  • 足の指に体重を乗せて立っていない

が原因で、その中でも

  1. 偏平足
  2. 浮足
  3. 小指重心

この3つが重なっている状態で外反母趾になりやすいとご説明しました。

まずはこの3つをしっかりと理解する事からいきましょう。

 

偏平足

偏平足は開帳足ともいいますが、土踏まずがなくなっている状態の事をいいます。

な偏平足になってしまうのか?

  • 運動不足で足を使っていない
  • ハイヒール等や合っていない靴を履く
  • 体重の増加

この3つが主な原因です。特に?は浮足と重なりますが、癖で足先を使っていない方、内股、がに股など、本来の歩行と違う歩き方をしていると筋力が低下してしまいます。

は仕事中どうしても履いてしまわないといけない事もあります。

その場合は必ず

自分の足に合う靴を履く事

当たり前の事ですが、これが出来る事によって足の負担が随分変わってきます。

最後に3の体重の増加。以前よりも約3キロ以上増えている場合は要注意です。それ以上増えている場合には偏平足の可能性が増えてしまいます。

足だけの問題だけではなくそれ以外の問題もあります。

 

浮足

ほとんど扁平足と同時に起こる事が多いですが、合っていない靴を履いている事と、歩き方、立ち方が悪いと浮足になる可能性が十分に増えてしまいます。

浮足の方の特徴として、足の腹の真ん中にタコができている場合が多い事と、足を曲げた時に90°以上曲がってしまう方は浮足の可能性があります。

歩いた時に地面を踏みしめていない心地がしたら浮足の可能性があります。

小指重心

小指重心は内股になっている方に非常に多いです。

本来足の重心は踵から入り、やや小指に逃げて行き、最後は親指と人差し指から体重が逃げていきますが、小指重心になるとそのまま親指側に体重が乗りません。

そうする事で重心や体重が乗らなくなるので小指側に行き、親指が浮いている状態になります。

そうすると、親指が重力に負けて小指側に落ちていきます。

これも大きな外反母趾の原因になります。

外反拇指を自分で治す方法、歩き方編

まずは歩き方からお伝えをしていきます。

歩行は上記でご説明した通り小指に重心がかかってしまう事と、足が浮いてしまう事が原因です。

この2つを改善していく歩き方をご説明します。

大股歩き

ヒールを履いている場合でも、スニーカーを履いている場合でもう今よりもほんの少しだけ足を前に出して下さい。

1センチでも2センチでも構いません。

大股で歩く事によって歩幅が広がると共に、内股が改善されます。もし小股、内股の場合は一度行って下さい。

 

親指と人指し指で蹴る方法

大股と同時に行う事が大切ですが、大股にすると同時にけり出す時に親指と人差し指で蹴る出すようにして下さい。

重心は親指と人差し指からしか地面に逃げません。もし、このどちらかで体重の制限がかかると地面を蹴る出す事が出来なくなります。

そうなると重心が余計に小指にかかってしまうので、最後の蹴り出す時に親指と人差し指を意識して蹴って下さい。

うまく歩いて重心が取れる事で痛みが改善する事もよくあります。

 

 

真っ直ぐ歩く方法 

上記2つを意識しながら歩いていきます。目の前に線を1本引くイメージをして下さい。

その線に対して踵の中心をおいて、親指はその線のぎりぎり外側に付くようにして下さい。

そうする事で親指と小股、内股を改善しながら歩けます。

とても簡単そうでシンプルですが、意外と難しいのが歩き方、でも、きっちりと行っていくと必ず成果が出るので一度試して下さい。

動画で歩き方を詳しく解説しているのでご覧になって下さい。

 

歩き方は以上となりますが、この歩き方をマスターする事で変に筋トレ等をするよりもよほど効率的にでき、外反母趾を治す事ができます。

外反拇指を自分で治す方行って法、ストレッチ編

足の指の使い方が悪いと足の筋肉の使い方が非常に悪くなります。

悪いと言う事は体全身に力が入ってしまい、足の負担がとても増えていきます。

ストレッチはとても簡単にできて効果が期待できるので、治す目的+メンテナンスとして考えて下さい。

外反母趾に効果のあるストレッチ方法はこちらに載せています。

 

 

外反拇指を自分で治すに方法、運動編

次に外反母趾に効果のある運動の方法をお伝えしていきます。

運動と言いましても歩くとかではなく、足の裏を動かして行って筋肉を付けていくイメージです。

親指と小指の開閉運動

手で小指、親指を持ちます。

そのまま指を左右に開く様にしてぐっと開いていきます。

3秒間キープして再度行います。

この往復を10回程度行って下さい。次の日に痛みが出たらやり過ぎです。もし痛みも何も感じていなければもう少し強く開いて頂いても大丈夫です。

 

足のグーパー運動

足を単純にグーパーするのが目的です。

思いっきりグーをして次に足を開くイメージでやっていきます。

但し、足を開く時に足の裏を反らすのではなく、足を横に開く様にして下さい。

とても単純ですが、これをする事で足の筋肉を付ける事が出来るのでとてもおすすめです。

この動作を20〜30回して下さい。

 

足の甲を調整する運動

足の甲から足全体を持ちます。(足首に遠い方)

反対の手で足の甲を持ちます。(足首に近い方)

親指を軸にして上に突き上げる様にしていきます。(写真をご覧下さい。)

この動作を10〜15回程度行って下さい。

自分で外反母趾を治す事は可能か?

結論から申しますと、

上記全て行って頂き、1か月経過した時点で変化が出れば可能です。

しかし、

1ヶ月経過して変化がないのであれば難しいのが現状です。

サポーターや装具などもありますが、基本的には治す為ではなく、負担を減らす事を目的としています。

本当の初期の初期だといいですが、そうでは泣き限り難しいです。

とはいえ、上記のストレッチ、運動は確実に成果に結びつくので是非行って下さい。

痛みが取れない時はどうするの?

もしも痛みが改善しない場合はやはり専門的な先生に見てもらうのがいいです。

手術ではなく徒手両方で外反母趾を改善していきます。

ポイントとしては、外反母趾だけを治すのではなく、体のバランス、足の歪み、歩き方等をトータルで診てもらう所を選んでいきましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

外反母趾の治し方と言うタイトルでお話をしました。役に立つ情報等はありましたか?

自分でできる一度試してみてそれでもダメな場合はきっちりと専門の医療機関に行きましょう

悪くなればなるほど改善が難しくなるので何事も初期対応が必要ですよ。

ひこばえ整骨院の外反母趾の治し方

ひこばえ整骨院では、外反母趾の治し方は全身の体のバランスを見て足は勿論、肩、バランス、股関節、脚を全て診ていきます。

根本的に改善する為に施術を行っていきます。

もしあなたが外反母趾で悩まれているなら専門施術を受けてみて下さい。

執筆者

ひこばえ整骨院 院長 齋藤 克也(監修)

柔道整復師(国家資格保持者)

業界歴16年。

18歳の頃から整骨院1筋で西宮市で痛みに悩まれている方のお役に立てる様に日々精進中。

2019年に本を出版

本を執筆

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