五十肩のNG動作この5つは本んとうに注意が必要

齋藤の言葉

五十肩は肩関節の炎症によって痛みが生じ、肩の可動域が制限される症状です。間違った動作をすると炎症が悪化し、回復が遅れる可能性があります。この記事では、五十肩の人が避けるべきNG動作5つを紹介し、それぞれの理由と対策を解説します。適切なケアで早期回復を目指しましょう。

五十肩の人がやってはいけないNG動作5選

1. 腕を強く後ろに引く動作

NG動作の例: ジャケットを勢いよく着る、後ろのポケットから物を取る、後部座席の荷物を取る、ベルトをズボンにとおす

理由: 炎症がある肩関節に負担をかけ、痛みを悪化させる。

対策: ゆっくり着替える、ポケットの位置を工夫する、荷物は体ごと向きを変えて取る、ベルトはズボンを履く前につける

2. 高い位置の物を取る動作

NG動作の例: 棚の上の物を取る、電車やバスのつり革を持つ、電球交換

理由: 肩を無理に上げると、炎症が悪化し、夜間痛が増す可能性がある。

対策: 踏み台を使う、つり革ではなく手すりを持つ、高い場所の作業は人に頼む。

3. 重い物を持つ・持ち上げる動作

NG動作の例: 大きな買い物袋を持つ、ダンボールを持ち上げる、子供を抱っこする

理由: 肩関節に負担がかかり、炎症が悪化しやすい。

対策: 荷物は両手に分ける、キャリーカートを使う、抱っこは膝の上で対応する。

4. 急な動作やひねり動作

NG動作の例: 急に振り向く、スポーツで急に腕を振る、急に手を伸ばして物をつかむ

理由: 急な動作は肩関節に負担をかけ、炎症を悪化させる原因となる。

対策: ゆっくりした動作を心がける、スポーツは痛みがなくなるまで控える。

五十肩のNG動作急に腕を上げる

5. うつ伏せ・横向きで寝る姿勢

NG動作の例: うつ伏せで寝る、痛い側を下にして寝る、腕を枕の下に入れる

理由: 肩が圧迫され、夜間痛が悪化する原因になる。

対策: 仰向けで寝る、クッションやタオルで肩を支える。

五十肩のNG動作横むけに寝て痛みを感じる

五十肩を悪化させないためにできること

よくすることは大切ですが、悪くしないことはもっと大切です。

症状を少しでも解決させるための方法をお伝えします。

肩に優しいストレッチを取り入れる

無理のない範囲で肩甲骨を動かすストレッチを行うことで、血流を促し、肩の可動域を徐々に広げることができます。

おすすめのストレッチ方法はこちらの記事で紹介しています。

【体験談】四十肩・五十肩の痛みを軽減!ストレッチと治療法で早期回復を目指す方法

適切な治療を受ける

痛みが強い場合や長引く場合は、自己判断せずに専門家に相談しましょう。

当院では、五十肩の治療経験が豊富な専門家があなたに合った治療を提供します。

五十肩の治療について詳しくはこちら

五十肩の痛みがピークの時期、改善の目安

私の実体験のお話をしますが、

痛みが強い炎症期は3ヶ月程度です。

実際に患者さんをみている中でも2から3ヶ月程度が多い傾向にあります。

その際は上記でお伝えをしたNG行動と症状を少し抑えるための方法をブログでご紹介しているので参考になさって下さい。

まとめ:五十肩の悪化を防ぐためにNG動作を避けよう!

五十肩の痛みを悪化させないためには、日常生活での動作に注意が必要です。

NG動作まとめ

  • ❌ 腕を強く後ろに引く
  • ❌ 高い位置の物を取る
  • ❌ 重い物を持つ・持ち上げる
  • ❌ 急な動作やひねる動作
  • ❌ うつ伏せ・横向きで寝る

これらの動作を避け、適切なストレッチや治療を行うことで、回復を早めることができます。

五十肩の症状が気になる方は、ぜひ早めに専門家へ相談しましょう!

最後に、四十肩や五十肩の痛みを早期に改善したい方は、ぜひ当院へご相談ください。

あなたに最適な治療法を提案いたします。

改善事例などもご紹介しているので、下記からご覧下さい。

本を執筆

執筆者

ひこばえ整骨院 院長 齋藤 克也(監修)

柔道整復師(国家資格保持者)

2012年に開業。

18歳の頃から整骨院一筋で西宮市で痛みに悩まれている方のお役に立てる様に日々精進中。

現在ストレッチの本をアマゾンにて発売中

 

柔道整復師 齋藤 克也監修