あなたは扁平足を治そうと思ってマッサージをしようと足の裏を一生懸命マッサージしようと思っていませんか?マッサージをすることは決して間違ってはいませんが、実は正しくマッサージをしないと逆効果で扁平足がひどくなります。今回は扁平足を治す為の正しいマッサージ方法をご紹介します。
この骨だけは絶対に欠かすことができない
扁平足を治すために1番重要な骨の部分が
舟状骨
と呼ばれる部分です。
あまり聞き慣れない骨の部分ですよね。
下の写真をご覧いただきたいですが舟状骨と呼ばれる骨の部分は船のような形をしています。
形から舟状骨と呼ばれているのですがこの部分が足の中で最も中心的な存在をします。
あまり知られていないことが多いですが、マッサージをするときにはこの骨を意識してしなければ逆効果になってしまう可能性もあります。
舟状骨(しゅうじょうこつ)の役割って?
あなたはキーストーンと言うのを聞いたことがあるでしょうか?
昔の石橋によく使われているものなのですが、下の写真のように真ん中に1つ大きな石のようなものがあります。
この足がすべてのバランスを整えて力を左右に分散させる役割があります。
石橋を崩そうと思ったとき真ん中であるキーストーンと呼ばれる部分だけを引っこ抜くとすべて一気に崩れ去ってしまいます。
橋の中心で力を分散させていたのにもかかわらず力の逃げる場所がなくなるのでバランスが取れなくなってしまうためです。
足の裏で言うと舟状骨がこの部分に当たります。
舟状骨の位置が変わったりすることによって足のバランスが崩れてしまいます。
足のバランスが崩れてしまうことによって体重がうまく逃げることができず扁平足が悪化してしまうことさえもあります。
症状がひどくなってしまうと足に痛みが出たりよくつってしまう。
肩こりや腰痛を感じてしまう。
等のように他の部分に症状を感じる場合もあります。
石橋と同じように舟状骨ことで体の全てのバランスを補っています。
下の様な形になっているのが通常の足の形です。
舟状骨の間違ったマッサージ方法と治し方
扁平足を治す時によく行うマッサージ方法は
- 指でマッサージする方法
- 青竹踏みなどでマッサージする方法
ほとんどの場合はこの2つが多いと思います。
青竹踏みに関してはかなり注意が必要です。
扁平足であってもハイアーチと呼ばれる土踏まずがありすぎる状態でも舟状骨が下に沈んでしまいます。
ハイアーチと呼ばれるものの場合、舟状骨が下に沈みます。
舟状骨が下に沈んでしまうので小指側に体重がかかるじゃばら状に負担がかかってしまって土踏まずができすぎてしまうと言う形です。
イメージとしてはしたの写真の様な感じです。
扁平足の場合も舟状骨が沈んでしまいます。
ここまでは同じですが、体重のかけ方が違います。
足首が下の写真のように内側に倒れてしまいます。
内側に体重がかかりすぎてしまうので土踏まずが中に入り込んでしまう
このような状況で扁平足になってしまいます。
他の骨も全て下のずれてしまうイメージですね。
原因は2つあるのですが、結果的には両方とも舟状骨が沈んでしまっていると言うのは変わりありません。
この事実を知った上で重要な事は
舟状骨を元の位置に戻す
ここにフォーカスをする必要があります。
青竹踏みは何がダメなのか?
青竹踏みが全くダメと言っているわけではないんです。
問題は踏み方にあります。
通常であれば足の裏全体をマッサージして気持ちが良い状態にします。
足の裏の筋肉を緩めると言う意味では決して間違ってはいません。
しかし、先ほどお話しをした通り足の裏全体にしてしまうと舟状骨以外の部分が刺激されてしまうので骨が元の位置に戻らないんです。
てこの原理で逆に舟状骨がしたに沈んでしまいます。
青竹踏みが悪いと言っているわけではなく、当てている位置を変えなければいけないと言うことです。
先程の舟状骨でお話しをしましたが、舟状骨の部分を青竹に当てて上に持ち上げるようにする必要があります。
刺激を当てることができるのであれば青竹踏みはとても効果があります。
当てる場所は下の写真のような場所を参考にしてください。
以上が偏平足の原因である舟状骨がとても重要というお話す。
次はマッサージ方法についてお話をします。
マッサージよりはどちらかと言うと強制に近いかもしれません。
扁平足を自分で治すために必要なマッサージ方法とは?
動画でも紹介をするのでぜひご覧になってください。
よりわかりやすいと思います。
あぐらをかくようにして下の写真のように手で持つようにしましょう。
舟状骨の場所ですが内側をなぞっていくと出っ張った骨があります。それが下の写真の部分です。
出っ張った部分から内側に触っていくとぽこんと下に凹む場所があります。
その部分が舟状骨で、その延長線上に下へ下がってください。
下がった部分が舟状骨の下の部分になります。
写真を参考にしていただければ分かりやすいと思いますのでそちらも併せてご覧になってください。
写真では右足をマッサージしている形となっています。
左足で舟状骨を下から持ち右手で親指の付け根を持ちます。
左では落ちてしまった舟状骨を上に持ち上げるようにして、右手は指先を下のほうに抑えててこの原理で行っていきます。
上下に動かすことによって骨が動いてくれて矯正をすることができます。
舟状骨の部分があっているか間違っているか難しいとは思います。
写真のような部分を押さえてもらうと全然違う場所にはなりませんのでご安心ください。
この方法を10回押して、左右2回ずつ行なって下さい。
1日2回程度行なってください。
青竹踏みをする場合は、青竹をした後にこの矯正方法を行なってください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は扁平足を治すためのマッサージ方法をお伝えしました。
ポイントは舟状骨
この骨はあまり聞き慣れない部分だとは思いますが、この骨は足の骨の中でも特に重要な部分です。
土踏まずを作る骨の中でもすべての支えとなるところが舟状骨です。
扁平足を慰めにマッサージは非常に効果的です。
効果があるからこそ正しく足の裏をマッサージして効果を最大限に上げるようにしてください。
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扁平足は先ほどお話をしたみたいに正しいマッサージ方法など対策が必要です。
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