齋藤の言葉

ものを持ったり何かを掴んだりするときに肘が痛いなと悩んではいないでしょうか?肘の外側に強い痛みを感じると普段の生活や仕事など非常に差し支えが出てきてしまいます。今回ご紹介をさせていただくのは、肘の外側の痛みを治療するための3つの方法をご紹介します。もしあなたが痛みや辛さで悩まれているのであればぜひ最後までご覧になってください。動画でも同時に対策をお伝えしています。

肘の外側が痛い。痛みの原因は何? まず肘の外側が痛い。

肘の外側痛い理由から解説をしていきます。

肘の痛みの病名の名前としては外側上顆炎(がいそくじょうかえん)と呼ばれるものです。

別の名前をテニス肘といいます。

名前だけで見ると非常に難しいですよね。

下に写真がありますが肘の外側にはたくさんの筋肉があります。

肘の外側に付いている筋肉をたくさん使いすぎることによって痛みが出てしまいます。

 

例えば1つの例を出してみたいと思います。

例えば下の画像を見ていただきたいですが、通常ものを持ったり掴んだりする時と言うのは手首、肘、肩など全体を使うようにしながらものをつかみます。

ものの掴み方の問題です。

 

肘が痛くなりやすい方や、使い過ぎな方は下のように手首だけで物をつかもうとします。

イメージとしては、スナップをきかせて物を持つようなイメージです。

肘に付いている筋肉と言うのは、基本的に全て指先や手首からスタートしていると考えてください。

一度試していただきたいですが指先をグーパーグーパーしたり手首を動かすときにひじの筋肉が同時に動いていませんか?

肘を単体で使うと言う動作よりも、指先や手首をたくさん使い酷使していると肘の外側である外側上顆炎(がいそくじょうかえん)になりやすくなってしまいます。

逆に言うと、腕や肩全体を使いながら動作をしている方はたくさん使っていても肘に痛みは出ることがありません。

使いすぎたら全員がなるわけではなく、肘だけを極度に使いすぎてしまうと痛みが出てしまうというのが正しいです。

外側上顆炎(がいそくじょうかえん)である肘の外側の痛みを治療するためにはストレッチやマッサージはもちろん大切です。

それと同時に使い方を治していく必要があります。

どのような使い方をしているかなどは動画でもご紹介しています。

理解しやすいと思いますのでぜひご覧にになってください。

肘の外側が痛い。治療するために必要な方法

ここからは使い方やストレッチ方法をご紹介します。

手順などは非常にシンプルなのでぜひ参考にしてみてください。

肘の外側が痛い。治療するために必要な方法。ステップ1

1番最初にご紹介するのがひじの皮膚を矯正する方法です。

皮膚を矯正するの?

そんな風な疑問を持ったと思いますが、皮膚の矯正と言うのは非常に重要です。

体は上から順番に皮膚がありその下に脂肪や靭帯などの組織があります。

その下に筋肉があり最後に骨があります。

体の柔軟性をつけようと考えたときに、筋肉のストレッチをするだけでなく皮膚も矯正してあげる必要があります。

皮膚が柔らかくなることによってその下にある筋肉や靭帯なども全て柔らかくなると言う理由です。

実際にやっていただいた方が感覚がわかると思うので試しに行ってみてくださいね。

今から手順を説明します。

親指を真上に向けて手首が動かないようにしてください。

下の写真のように痛い方と反対の手で肘全体をつかむようにしましょう。

その状態のまま肘を曲げ伸ばししていきます。

痛みが出ないようにはしていただきたいので無理はしないようにしてください。

曲げ伸ばしの状態を10回繰り返すようにします。

気持ちがいいという感覚よりも、皮膚を上に持ち上げているイメージを作って下さい。

肘の外側が痛い。治療するために必要な方法。ステップ2

3つめの方法が肩甲骨を動かします。

1番最初に服を持ちます。

服を持つことが1番大切なので必ず持つようにしてください。

その状態から服を持ったまま肩甲骨を後ろに引いていきます。

体が回転してしまうと背骨のストレッチになってしまうので気をつけるようにしましょう。

上を後ろに引いた状態で、それ以上いかないなと感じれば元の位置に戻します。

もう一度後ろに引いて目一杯できたら元の位置に戻します。

この繰り返しを10回繰り返すようにしましょう。

基本的には痛みがあると反対の方でかばってしまうので両方とも行うようにしてください。

肘の外側が痛い。治療するために必要な方法。ステップ3

最後の方法は直接肘の筋肉を緩めるやり方です。

下の写真のように肘を伸ばし自分のほうに手のひらが向かうようにストレッチをしていきましょう。

あまり無理をしなくてもいいですが肘のあたりが伸びている感覚があれば大丈夫です。

伸ばした状態で10秒間キープをします。

このストレッチに関しては特に左右均等に行う必要がないので片方だけ行ってください。

腕を上げた状態で伸ばすのが痛ければ肘をおろしてもらっても問題はありません。

痛みがない状態でストレッチするようにしてください。

 

以上3つの方法が外側上顆炎(がいそくじょうかえん)を治療するために必要なストレッチ方法となります。

皮膚をつかむこと、肩甲骨を使える状態にすること、肘の筋肉を緩めること。

一見肘の痛みを解決するのに関係なさそうですがどれも重要なものとなっています。

どの方法も患者さんに直接お伝えをしています。

ぜひ参考にしてください。

まとめ

いかがだったでしょうか?

外側上顆炎(がいそくじょうかえん)には非常に再発がしやすく痛みが持続的に強いのが特徴です。

早期に発見して早期に治療することが1番大切です。

慢性化してしまうとどんどん治りが悪くなってしまいます。

普段から肘を使うことが非常に多いと思うので悪化してしまうのも特徴です。

先手を打つようにしていきましょうね。

必ず治るものなので、諦めずに治療を行っていきましょう。

ひこばえ整骨院が外側上顆炎(がいそくじょうかえん)に対する治療

ひこばえ整骨院では外側上顆炎(がいそくじょうかえん)の治療を非常に得意としています。

悪い部分だけを見るのではなくそれ以外の歩き方や立方体の使い方を全て見て一番最適な治療方法を選んで行きます。

もしあなたが外側上顆炎(がいそくじょうかえん)による肘の痛みで悩まれているならば是非下記をご覧ください。