今回は不眠症を治す為の効果的なツボをお伝えします。とても多いですが全部で14個あります。ブログの1番最後にツボをまとめた PDFがありますので、そちらのほうもぜひダウンロードしてください。不眠症にもいろいろな原因、要因があります。 状態によってアプローチする方法などもかなり変わってきます。症状や状態に合わせて色を変える必要もあるので、あなたの状態に合わせながらぜひ参考にしてみてください。
不眠症を治すためのツボの彼方基礎編
今から以下のような症状の方に対応したものをお伝えさせていただきます。
- 必ずやっていただきたい全員に共通するツボ
- イライラ感や緊張や不安がある方に対応するツボ
- 首こり、肩こりなど、体がガチガチになってしまっている方へのツボ
- 体の冷えで眠ることができない方へのツボ
- 鼻づまり、など、呼吸がしにくい方に対してのツボ
- トイレが近く眠りが浅い。頻尿や夜尿症などの方に対応するツボ
- 食べ過ぎとか普段の仕事で疲労感による不眠の方へのツボ
このような形でお話をします。
体のツボと言うのは、左右均等にある場合と真ん中など1つしかないツボがあります。
本的には左右均等にツボを押すようにしてください。
1つのツボに対して、基本的に3秒間を10回 押すようにしてください。
症状別に2つずつのツボをお伝えしていますが、やっている最中に眠たくなってしまう方も多くいらっしゃいます。
その場合はすぐに止めでそのまま寝てもらったほうがいいです。
まだ反対側をしていないから両方ともしないとなどのような形で我慢する必要はありません。
不眠症の2つのタイプ寝入りが悪い方と中途覚醒
まだ本編に入りませんが、もう少しだけ知識にお付き合いください。
不眠症の方には2つのパターンがあります。
寝入りが悪いと言う方と途中で目が覚めてしまう方。
ツボの押し方の時間帯が違うので、その話をさせていただきます。
途中で目が覚めてしまう方に関しては、睡眠の1時間から2時間ほど前にいつものマッサージをしてください。
寝入りが悪いと言う方に関しては、睡眠に入る直前位にしてもらうのが理想的です。
上記でお話しをしましたが、両方とも途中で眠たくなればツボ押しを止めて寝てもらっても大丈夫です。
ここまでが知識となります。
さて、ここからは実際にやっていただきたいツボを順番にお話しします。
全員に共通する不眠症を治すための万能のツボ
左:労宮(ろうきゅう) 右:失眠(しつみん)
このツボは全員にやっていただきたい部分です。
上の写真のように労宮(ろうきゅう)に関しては、第1関節を握ったときに、人差し指と中指の間にできる部分を押します。
イメージ的には骨と骨の間を押さえてもらったら結構です。
2つ目の失眠(しつみん)に関しては、かかとの真ん中を押さえるような形にします。
イライラ感やストレスによって出てしまう不眠症に対するツボ
左:百会(ひゃくえ) 右:檀中(だんちゅう)
左:百会(ひゃくえ) は 左右の耳の穴を 結んだ頭の中心にあります。
頭のてっぺんだと考えてもらえれば結構です。
右:檀中(だんちゅう)は姿勢をまっすぐした状態で、乳房と乳房を結んだ。
ちょうど真ん中の部分になります。
胸骨と呼ばれる骨があるのでその中心部分を押すようにします。
肩こり、首、こりなど、体がガチガチに固まってしまった方のツボ
左:完骨(かんこつ)右:安眠(あんみん)
完骨(かんこつ)は耳たぶのしたからおおよそ指3本分後ろにあります。
そこから指3本分下に行ったのが安眠(あんみん)と呼ばれるツボがあります。
安眠は書いて字の如く、睡眠にとても大切なツボなのでおすすめします。
体が極端に冷えて眠れない方のツボ
左:関元(かんげん)右:三陰交(さんいんこう)
関元(かんげん)はお臍から指4本下 にあります。
お臍の延長上にあると考えてください。
山陰交(さんいんこう)はうちくるぶしから指4本上。
内くるぶしの一番出っ張っている部分の延長線上にあります。
鼻炎や鼻づまりで、眠れない方のツボ
左:印堂(いんどう)右:迎香(げいこう)
印堂(いんどう)は眉間の間にあります。
目が疲れた際にも効果があるツボです。
迎香(げいこう)は鼻の一番高い部分のすぐ横にあります。
頻尿など、トイレに何度も行くことで眠れない方のツボ
左:中極(ちゅうきょく)右:懸鐘(けんしょう)
中極(ちゅうきょく)はおへそから指5本文下(関元の1本下)にあります。
懸鐘(けんしょう)は外くるぶしから上に4本の部分にあります。
外くるぶしの一番高い部分の延長線上にあります。
食べ過ぎなどで、胃もたれや疲労によるストレスによる眠れない方のツボ
左:足三里(あしさんり) 右:内関(ないかん)
足三里(あしさんり)は膝のお皿外のくぼみから指4本分下にあります。
内関(ないかん)は手首の横のシワより指3本下にあります。
手首の真ん中にあると考えてください。
以上が全てで14個になります。
これらを自分自身の症状に合わせながら刺激をするようにしてみてください。
すべてやってもらっても良いのですが、効率的にやろうと思うと、やはり自分の症状や悩みに対してダイレクトにアプローチで来たほうがいいと思います。
冒頭にも言いましたが、やっている最中に眠れそうなのであればそのまま寝てもらった方が睡眠の質は高くなります。
下記にPDFのURLを載せておきますので、そちらも併せてご覧になってください。
できれば印刷などをしてもらうとより忘れずに済むと思いますのでご利用ください。
ひこばえ整骨院不眠症に対する治療
ひこばえ整骨院では不眠症の治療を非常に得意としています。
悪い部分だけを見るのではなくそれ以外の歩き方や立方体の使い方を全て見て一番最適な治療方法を選んで行きます。
もしあなたが不眠症による眠れない、途中で目が覚めてします。という症状で悩まれているならば是非下記をご覧ください。
執筆者
ひこばえ整骨院 院長 齋藤 克也(監修)
柔道整復師(国家資格保持者)
業界歴16年。
18歳の頃から整骨院1筋で西宮市で痛みに悩まれている方のお役に立てる様に日々精進中。
現在ストレッチの本をAmazonにて発売中
柔道整復師 齋藤 克也監修