直筆の声
初診時は、肩の痛みがとても辛く精神的にもまいっていました。
わらにもすがる思いで来院し、今ではあの時が嘘のように痛みがなくなり感謝しています。
初診時に、現在の痛みの原因をわかりやすく説明していただき今後の見通しを話していただき精神的にも 3ヶ月位で治るようになるんだと安心しました。
また毎回自宅まで往診していただき大変助かりました。
子供がぐずったり泣いたりしても、いつも穏やかに接していただきありがとうございました。
またお世話にならないようにストレッチや姿勢を気をつけていこうと思います。
患者さん
JKさん 女性 39歳 主婦
来院
平成29年4月来院
悩み
産後から肩が凝りすぎて右肩が90度以上上がらない
以前から痛みがあったけれども2週間ほど前から痛みが増強してしまいました
じっとしていると肩が動くような状態になってしまいあげることもできず寝ている時にも痛みを生じるようになってしまっていました。
家事も非常に辛い状態で産後と言うこともあり、とにかく痛みを早期に改善したいと言う希望でいらっしゃいました。
希望としては症状がなくなり産前の状態に戻すことを目標にしていきました。
検査
肩に痛みがあったため肩自身の検査を行い、それから全身の検査を行っていきました。
肩板と上腕二頭筋の動き炎症のチェック
姿勢と猫背の検査
肩甲骨と背骨の動きの検査
腰部と股関節の動きの検査
以上4点を中心に行っていきました。
診断
検査の結果分かった事は
姿勢が悪くなってしまい肩甲骨と肩の動きが制限されてしまって炎症と痛みが出てしまった。それと同時に股関節のねじれを併発していた。
これが1番大きな原因として出てきました。
以前から肩の痛みを感じるようになっていましたが、産後でどうしても時間が取れなかったためほったらかしにしていると、肩甲骨と腕の動きがどんどんなくなっていってしまい最終的に炎症を起こしてしまった状態になってしまいました。
体自体が我慢の限界を超えてしまったのが原因と考えられます
肩甲骨の動きと背骨の動きをつけるとその場で腕が上がるようになっていたので、肩の炎症はあったものの怪我をしたわけではなかったので衝動的にはきっちり解消できるということを伝えしました。
初回の施術
初回の施術では、肩の治療を行ったのではなく肩甲骨と背骨、そして猫背の矯正を行っていきました。
腕を上げたときに姿勢が伸びないことと腰がまっすぐにならないことでどうしても肩と肩甲骨だけを集中的に使うような状態になってしまっていました。
その状態が続くと痛みが改善しないためまずは土台作りを行うように肩と肩甲骨の動きをつけていきました。
子供さんはまだ小さいため授乳と抱っこなどは頻繁に行うため、ある程度肩を酷使しなければいけない状況になっていました。
自宅でのストレッチとして、肩甲骨を伸ばすストレッチと正座をしてできるだけ姿勢を伸ばすアドバイスを行っていきました。
子供さんが小さく通院することが難しかったことからこちらから自宅へ往診すると言う形で行っていきました。
2回目の治療は3日後
肩の痛みは3日前に比べて2割程度軽減をしていました。
ご本人も非常に安心をされ、ずっと痛みがあったのが少し軽減してくれたので非常に喜ばれていました。
治療内容は初回と同じように行って行きましたが、初診時に肋骨が下がってしまっていたことと股関節にねじれがあったので、この時にはその2つも付け加えて治療を行っていきました。
ストレッチとして肩甲骨を伸ばすストレッチと股関節の矯正をするストレッチを2つ追加しました。
3回目の治療は4日後
3回目の時には痛みがかなり軽減をしていて半分程度にまで回復していました。
安静時にあったズキズキする感じはその時にはほぼなくなっていて肩を大きく上げなければ痛みを感じない状態にまで回復をしていました。
3回目の治療の後にアドバイスとして立ち方をお伝えしました。
基本的な姿勢や体の状態はキープできるようになってきたので、次は根本的に体を解消するために立方の指導を行っていきました。
症状が改善してきたので1週間に1回の治療に切り替えていきました。
5回目の治療
5回目の時には症状が10とすると3程度にまで軽減をしていました。
日常生活の中で子供さんの世話をしたりするのには全く問題はありませんでしたが不意に物を取ろうとしたときや上に腕を上げる時にいたものが残っていました日常生活の中で子供さんの世話をしたりするのには全く問題はありませんでしたが不意に物を取ろうとしたときや上に腕を上げた時にいたものが残っていました。
どうしても猫背の癖が治っていなかったので、肩甲骨を使わずに腕だけで上げようとする癖がついていました。
それと5回目のときには右ではなく左肩も上げてときに違和感と少しの痛みが出るようになっていました。
日常的には一切問題はありませんが、私が検査の時に左を上げると痛みが出る状態になっていました。
7回目の治療
7回目の治療のときには右肩の痛みは一切なくなっていました。動きに関しても股関節に関しても肋骨に関しても全て正常まで動くようになっていました。
左の肩だけ強く大きく上げようとすると付け根が痛むような状態が残っていました。
日常生活の中では一切問題はありませんでしたが、肩の上げにくさをほったらかしにしているといずれ痛みが出てくる可能性があります。
再発防止のために自覚症状はなかったですけど治療を継続していきました。
猫背が少し残っていたことと、左の肩が中に入ってしまっていたためこのような症状が出ていました。
9回目の治療
9回目ではすっかり肩の痛みや違和感が解消し、日常生活の中や子供さんのお世話をする時も全く痛みを感じない程度にまで回復していました。
左肩の痛みもほとんど感じる事はなく正常な状態にまで戻っていました。
毎回こちらがお伝えをするストレッチや体操を毎回やっていただいたので短期間で終了することができました。
すべてで9回の治療がかかりましたが、痛みも動きも全て解決できたのでこの時点で終了としました。
ご本人もまた痛みが出ると不安と言う事から3週間に1回から1ヵ月の1回のペースで治療を続けていくことにしました。
まとめ
今回の事例では、産後からご自身の体の痛みを我慢されていて我慢の限界が自覚症状として現れてしまったことが1番大きな要因でした。
気がついたら方に演奏があり右の方が全く分からない状態にまでなってしまう位まで体を酷使していました。
産後は特に多いですが、なかなか自分の時間が取れないために結果的に体が悲鳴をあげて爆発してしまうと言う事例が非常に多いです。
そうなってしまうと逆に体が言うことをきかなくなってしまい治療期間もお金も全てかかってしまいます。
まだまだ我慢できるから、いつものことだから、忙しいからと言うのは非常に危険ですので我慢できてもいつもの事でも忙しいからと言う理由で治療を後回しにするのではなく、きっちりと治療してまずは体を整えることをお勧めします。
ひこばえ整骨院の肩の痛みに対しての施術手順
ひこばえ整骨院では肩の痛みに対しての治療得意としています。
しびれ、肩の痛みに対してのの部分だけを見るのではなく、姿勢、体のバランスを見て全身をくまなく施術をしていきます。
もし、肩の痛みに対してので困っているなら下記をご覧下さい。