あなたはこんな広告を見た事はないだろうか?

骨盤の歪みを解消すると足が細くなる!

こんな広告やブログの記事などを見た事があるかもしれません。

思わず

そんな楽に痩せられるなら私もしたい!

と思うかと思われます。

実際それで本当に痩せるのでしょうか?

痩せるという方もいれば痩せないという方もいらっしゃいます。

とても微妙ですよね。

今回は両方の視点から実際に痩せるのかを確認していきます。

もし、あなたが上記の様な疑問を持っているなら最後までこの記事をお読み下さい。

さくこさん

私もすごく気になっていました。本当にチラシでも沢山広告あるし、一体何を信じていいのか・・・

齋藤の言葉

そうですよね。確かに沢山の情報があって本当に困ります。今回は私の見解を入れながらそこに着目して行きますね。

そもそも骨盤が開くとはどの様な事を言うのか?

少し本題からずれますが、まず骨盤の歪みは開きについてきっちりとお話をしたいと思います。

骨盤の開いている、閉じている、などのことをしっかり知っていただいた方がこれからお話しする内容がより理解しやすいからです。

骨盤が開くとはどの様な事を指すのでしょうか?

産後は骨盤が開くといいます。

しかし、産後の方でなくても骨盤は実際に開く事があります。

1つずつ見ていきましょう。

産後の骨盤の開き

産後の骨盤は普通分娩でも帝王切開でも必ず開きます。

これはホルモンが関係をします。

妊娠をするとリラキシンというホルモンが出てきます。

このリラキシンは骨盤周りの筋肉をゆるめる働きがあります。

一般的に妊娠後期から分泌されると思われていますが、 リラキシンというホルモンは出てきます。

妊娠中に腰痛が多いのもこの リラキシンが分泌されてしまうために筋肉がいるんでしまい不安定となり痛みを出してしまいます。

リラキシンは誰にでも出るホルモンなのです。

このホルモンが出るからこそ出産をする時には赤ちゃんが生まれやすい状態を作り出すことができます。

妊娠中に骨盤ベルトを巻くのもこの リラキシンが出てしまうために不安定になるから、腰痛を防ぐためと、腰が反らないようにするためにつけます。

そしてこれとは別にもう1つ妊娠中に起こる事があります。

腰が必ず反る

腰が反る事で骨盤は確実に開いていきます。

骨盤が反ると開きやすくなってなってしまいます。

これが産後に骨盤が開く理由です。

産後以外の開き

産後の以外でも骨盤は開きます。

上記で説明をしたみたいに、骨盤が反った時に開くと説明をしました。

腰がそってしまい、この原理で骨盤の上の部分に圧がかかり下の部分が開いてしまいます。

これがよく骨盤が開いていると言う状態です。

イメージとして骨盤ががばっと開くと言うような感じがあるかもしれませんが、実はそのような開き方はしません。

ガバって開くと骨盤が外れている感じですからね。

すると股関節の横が出っ張りそこに脂肪やセルライトが溜まることによって足が痩せない状態になってしまいます。

産後の場合は筋力低下がここに入り、それも同時に起こってしまうため太りやすい体質になってしまいます。

骨盤が開くと言うのはこのような状態になっているために足を細くしようと思うと、腰の反り感を直すと言うのがセットでついてきます。

さくこさん

齋藤先生。文章だけではかなりわかりににくいです・・・

齋藤の言葉

ですよね・・・私もそう思います。動画で解説しているので一度みてください。文章よりはかなりわかりやすいと思います。

 

腰がそっているか自分で確認する方法

まず壁に頭、肩、背中、お尻、太もも、膝を全てつけてください。

この時にもし肩がついていないのであれば猫背になっている証拠です。

そしてすべて壁に付けた状態で腰に手のひらを入れてみて下さい。

あなたは手が何枚入るでしょうか?

腰がそっていない方というのは手のひら1枚が入らない位になっているのが最適な腰の反り具合です。

反り腰の方は手のひら1枚分がスカスカに入っていたりひどい方ですと、手のひら2枚分近く入る場合があります。

このように手のひらがスカスカに入ってしまう方は、腰がそってしまって骨盤が開いている可能性が非常に高いです

足が内股になっているもしくは小指に重心がかかっているかを確認する方法

まず足の裏を見てください。

足の裏にタコができていませんか?

もしくは足の外側だけ靴がすり減っていませんか?

もし小指側や薬指のあたりにタコができているならばあなたは外側に重心が寄っている可能性があります。

そしてもう一つ靴の裏を見てください。

本来きれいにあるけている方は踵から親指人差し指の間がすり減っていることがほとんどです。

もし片方だけがすり減っていたり、外側だけがすり減っている場合は内股もしくは外側重心になっている可能性があります。

この状態を続けていると日々どれだけ筋トレをしようが、食事管理をしようが足の太さは変わる事はありません。

逆にどんどん筋肉が外側についてしまうためにおしりまわりと太もも周りが太くなってしまいます。

本題 骨盤矯正をすると足が細くなるのか?

ここでようやく本題に入りたいと思います。

骨盤矯正だけをして足が一瞬で細くなると言う事はありません。

では実際に骨盤矯正をして痩せる方や、足が細くなる方がいらっしゃいます。

なぜそのようなことが起きるのでしょうか。

骨盤が原因で腰がそっている方などは、骨盤矯正などをして反りを改善することで最終的に使い方が変わるので足が細くなるということが起きます。

ただし骨盤矯正=足が細いと言うのは当てはまりません。

瞬間的に骨盤矯正をするとウエストラインや足の細さが変わる事は十分可能です。

しかしそれは継続的に変わったのではなく、その時に結果が現れただけなので持続性はほとんどありません。

ではなぜ足を細くするために骨盤矯正をするのか?

先ほどご説明した通り骨盤矯正をする1番の理由は、

  1. 姿勢の改善と腰の反りをなくすこと
  2. 重心のかけ方を外重心ではなく中に寄せていくため

に行っていきます。

骨盤矯正はあくまでのその状態に近づけてあげるためにするもので、骨盤矯正=すぐに足が細くなるという事ではありません。

土台つくりをする為にしてあげます。

足についた脂肪やセルライトはどうやって落としたらいいのか?

一度ついた脂肪やセルライトはかなり強い力でマッサージをして流すか、もしくは超音波などの機械で分解するなどの方法しか基本的にはありません。

しかしここには必ず姿勢の改善と言うのをしなければ意味がありません。

内股を直さずに足が細くなったとしても、また日常生活を繰り返しているうちに外側に筋力がついてしまいます。

腰が反り結果的に足が太くなってしまいます。

必ず行わないといけない事は、

  1. 食事の内容変えること
  2. 一度ついたものは機械などで分解し次につけないように気をつける
  3. 最後に立ち方や重心歩き方などを変えてまた足につかないように体を変えていく

この3つのことを行わないと一時的に減ったとしてもまた増えてしまいます。

私の整骨院では骨盤矯正を専門としていますが、骨盤矯正で足が細くなりますよと言うのは一切言いません。

しかし、上でお話しした3つのことをすべて改善することができるので結果的には足を細くすることはできます。

まとめ

いかがだったでしょうか?

骨盤矯正をして足が細くなると言うのは全く嘘では無いですが、多くの場合は説明不足すぎます。

ただ希望に満ち溢れた状態で行っていいことを言われて結果的に補足ならないという事になると非常にもったいないです。

だましているわけではないですが、知識不足でこの様な結果になってしまいます。

今もしこの記事を読まれているならば、きっちりとした知識を身に付けた上で足を細くすると言うことを行うようにしてください。

ひこばえ整骨院の足を細くする方法

ひこばえ整骨院では足を細くするときに足や骨盤だけを見ません。

トータル的に見て、あなたの一番最適な方法でお勧めをして実践していきます。

もし、今あなたが足を確実に細くしたいと思うなら、お越し下さい。

 

執筆者

ひこばえ整骨院 院長 齋藤 克也(監修)

柔道整復師(国家資格保持者)

業界歴16年。

18歳の頃から整骨院1筋で西宮市で痛みに悩まれている方のお役に立てる様に日々精進中。

2019年に本を出版

本を執筆

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