ストレートネックを改善しようといろいろな枕を選んだりしていると思います。それとネックを改善する枕もたくさん降っていますよね。そもそもストレートネックを治すために枕は必要なのでしょうか?いろいろな情報がある中で私の見解をお伝えします。
そもそもなぜストレートネックを治すに枕をしなければいけないのか?
まず一番最初に首の骨の構造からお話をさせていただきます。
下の写真をご覧いただきたいですが、首の骨と言うのはもともと前側のほうに沿うような形になっています。
背中は後、腰は首と同じように前側にそっています。
横から見るとS字になっているのが通常の状態です。
ストレートネックと言うのは首の骨の湾曲がなくなってしまっている状態のことをいいます。
イメージとしては下の写真のような状態です。
このような状態になってしまうので首の凝り感や肩こり、腰が痛くなったりします。
ではそもそもストレートネックを改善するために枕をするべきなのか、しないべきなのか。
と言うことになりますが、結論から言うと
枕はするべきです。
枕と言うよりもタオルで首の湾曲を作ってあげると言うのが正しい結論になります。
座っているときっと寝ているときの首の姿勢は違う
座っているときは重力が上からかかります。
寝ているときは重力が位置が変わります。
仰向けになった状態で枕がなしになってしまうと首の隙間が開いてしまうので大きく負担がかかってしまいます。
頭全体にする必要はありませんが首の部分だけ負担を減らすようにタオルで空間を減らすような形にします。
症状や状態によって個人差はありますが、後頭部に枕もしくはタオルをした方が良いかと、首だけで充分楽になる。
と言う方がいらっしゃいます。
首の下に枕を入れるのは基本的ですが、後頭部にタオルやクッションを入れるかどうかはその時の状況によって変えてみればいいと思います。
ストレートネックを治す為に、枕をオーダーメイドで作るよりもタオルで毎日変えたほうがいい
長時間立ちっぱなしにしていたり、デスクワークをしていると体がむくむことってありませんか?
誰でもそうですが、朝よりも夕方もしくは晩の方が基本的に体がむくみやすいです。
心臓は押し出す力はありますが引き戻す力がないので座っている姿勢寝ている姿勢だとむくみがどうしても出てしまいます。
上半身も同じで肩、首もむくみが出たりします。
足のように著しくわかるわけではありませんが、高さがその時によって変わります。
例えば水分がたくさん取れた時、水分があまり取れなかった時。
お酒をたくさん飲んだ時。
など体のむくみ具合はかなり変わってきます。
どれだけオーダーメイドでしたとしても、状況が変わってくるとオーダー自体も自分の体に合わないと言うことができます。
と言う事は、毎日枕の高さを変えると言うのが1番理想的です。
私も基本的には決まった枕を使っていますが、お酒を飲んだ時などなかなか自分に合わないな。
と感じるときはタオル枕にします。
タオル枕の作り方
バスタオルもしくはハンドタオルを1枚クルクル回すようにします。
後頭部におくタオルを2、3折して枕を作ります。
丸い枕を首、折った枕を後頭部におきます。
これでタオル枕の完成です。
ストレートネックを治すためにタオル枕よりももっと大切なこと
ストレートネックを治すための枕が必要なのか必要じゃないのかと言う話をしてきました。
話は少しずれてしまうかもしれませんが、そもそもストレートネックになるぐらいまで首にかかっていると言うことを治さなければいけません。
これが言う根本的な解決方法です。
動画で一緒にご紹介をしていますが、ポイントは首の位置と骨盤の位置と、そして膝の位置。
この3つのポイントを見てストレートネックを根本から改善します。
その手助けをするのが枕と考えてください。
枕を変えたからストレートネックが治る。
と言うわけではなくてあくまでもストレートネックをひどくしないようにカバーするのが枕だと考えてください。
下の写真をご覧いただきたいですが、座っている時と立っている時このような姿勢になっていませんか?
一見首が1番悪くなっているように見えますが、座ってる姿勢だと頭が前に落ちて方が中に入ってしまっています。
それを支えるために首の筋肉が頑張るのでストレートネックになります。
立っている時も同じです、注目していただきたいのは膝です。
首が前に出て下腹が出て肩が中に入る。
そして膝が曲がってしまう。
この状態になってしまうと頭が落ちるのでストレートネックを助長します。
これらを解決するためにストレッチをしたり、姿勢を変えたりするのです。
文章と写真で紹介するよりも動画を見てもらったほうがよりわかりやすいと思うので下記の動画をご覧ください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回お話をさせてもらったのはストレートネックを改善するために枕が必要なのか?
それとも必要ないのかということについてお話しをしました。
いろいろな記事やYouTubeがありますが基本的には枕はするべきです。
枕がないと首の湾曲が楽しく作ることができないので全体にすると言うよりも後頭部だけと首の湾曲だけに沿わせるように枕をします。
オーダーメイドの枕などもありますが、日によって体のむくみやしんどさが変わってくるのでできるのであればタオルを作って枕にするのがお勧めです。
枕とタオル枕を併用するのが理想的です。
やり方なども全て動画でご紹介していますので参考にしてください。
そして最後にストレートネックにそもそもなってしまっている原因を取り除くことがすごく大事です。
立ちっぱなしの方もデスクワークの方も両方ともそれとネックになってしまいます。
その大元である姿勢と骨盤の位置そして膝の位置。
これらを改善することによって症状改善させることができます。
少しでもこの記事がお役に立てれば幸いです。
ストレートネックによる肩こりや首こりを根本的に改善しませんか?
当院ではそれとネックの症状を改善すること非常に得意としています。
首の症状はもちろんのこと、体のバランスや膝の位置などあなたに合わせたストレッチ指導なども全て行っています。
もしもあなたが本気でそれをネックの症状を治したいなと感じているのであればぜひ下記をご覧ください。
きっとお役に立てるはずです。