齋藤の言葉

このブログを読まれていると言う事はあなた、もしくはご家族の方がO脚で悩まれていると思います。O脚を治す方法ってたくさんありますよね。内転筋を鍛えましょう。歩き方を変えましょう。どれも正しいのですが今回私がお話をさせていただくのが足首の矯正方法。O脚を改善する上で絶対に外すことができないのが足首。なぜ足首を治すとO脚改善につながるのか?その理由と手順をブログと動画でお話をします。もしあなたがO脚で悩まれているのであればきっとお役に立てると思います。最後までご覧になってください。

O脚と足首の関係性

O脚と足首。

何が関係あるのか疑問に思う方も多いと思います。

下の写真をご覧いただきたいのですが、ビフォーアフターとして撮影をしています。

左が初回、右が複数回対策をした物です。

O脚の方はどうしても膝の開き具合だけを見てしまうのですが、もう一つ見ていただきたいのが足首の角度。

向かって左側の写真はく字に足首が曲がっているのがわかると思います。

右側の写真はく字が少しマシになっているのがわかりますか?

膝の真っ直ぐになっています。

足首の角度がくの字になっているが故に重心が外側に寄ってしまいます。

内側の筋肉を使わずに、外側ばかりの筋肉を使ってしまうので筋肉に引っ張られてしまいます。

それが続くことによって膝がどんどん外側に寄ってしまう。

と言う流れになりO脚になってしまいます。

細かく見ると膝の位置も左側は内側、右側は真っ直ぐに向いています。

足首の捻れがあることでかなり大きく変わってしまいます。

O脚を治すために内転筋を鍛えるのは間違っている?

  • 太ももの内側を鍛えはO脚が改善する。
  • 紐で縛っていれば太ももがくっつくのでO脚が改善する。

この2つがインターネットで調べてもよく出てきます。

YouTubeでもお話ししている方が非常に多いです。

紐で縛ってO脚が改善するのであればO脚で悩んでいる方はいませんよね。

この方法は絶対にやってはいけません。

膝の関節が痛んでしまいます。

細かい事は割愛しますが、横に開いたから横に縛る。

という単純な物ではないので、本当に注意をしましょう。

もう一つが太ももの内側を鍛える方法。

この方法は半分正解で半分間違っています。

正しくは内側の筋肉が弱いのではなく、内側の筋肉が使えていないということが重要なことです。

上記でお話しをしましたが、外側に重心がよってしまうと外側ばかりの筋肉を使ってしまいます。

足首がねじれてしまうと重心が外側に寄ってしまいます。

内側の筋肉を鍛えていけば一時的にO脚は改善するでしょう。

しかし、普段の生活の中で内側の筋肉が使えていない。

と言うことが大きな問題なので、どれだけ内側の筋肉を鍛えてもすぐに元に戻ってしまいます。

筋トレがダメと言うわけではなく、筋肉があっても使えていなかったら意味がない。

これが正しい考え方となります。

内側の筋トレを一生しないといけないなんてまず無理です。

内側を鍛えるのではなく、内側の筋肉が使える状態にすること。

これが1番O脚を改善するために必要なことです。

内側が正しくつけると様になると自然と内側の筋肉が鍛えられる様になります。

O脚を治すために必要なタオルを使った足首の矯正方法

ここからはタオルを使って簡単にできる足首の矯正方法お伝えします。

たった時や歩いた時に足首がまっすぐになり踏ん張れる状態を作ることが目的です。

どのようなものでもいいのでハンドタオルを1枚用意してください。

下の写真のように縦に4つ折り持ちやすいようにしましょう。

指先が出る位までを目標にして足の裏にタオルを引っ掛けるようにしましょう。

両腕とも自分のほうに引っ張っていきます。

軽くふくらはぎがストレッチされていればうまくできている証拠です。

下の写真では右手を引っ張っていますが、両方とも引っ張った状態から右側(外側)だけ上に持ち上げていきます。

そうすると足首の角度がまっすぐになります。

左手は固定で右手を後ろに引く。

左足をする場合は上記の反対で行ってください。

ふくらはぎをストレッチすることが目的ではなく、足首をまっすぐの状態に戻すことを目的としてください。

外側を手前にひいたとき、ふくらはぎが大きく伸びていなくても大丈夫です。

手前に引っ張った状態で10秒間キープし、いちど緩めて同じことをします。

その繰り返しを5回行うようにしてください。

タオルを引く際に下の写真の様に

足首がぶれない様に注意してください。

O脚を治すためのストレッチ方法。膝立てストレッチ

2つ目の方法をご紹介します。

下の写真のように片側を正座片側を経て膝にするように座ってください。

写真では左側は正座をして、右側を立て膝にしています。

右側の踵が浮かないように注意をしながらゆっくりと体重を前にかけていきます。

このときの注意点として、下の写真のように膝と足先が一直線になるようにしましょう。

これが内側に入ったり外側に行ってしまうと逆効果となるので十分に注意をしましょう。

1つ目の方法と同じく10秒間キープするのを5回行うようにしましょう。

どちらのストレッチもそうですが必ず左右均等に行うようにしてください。

片側だけがまっすぐで反対の足がO脚。

という事はあまりありません。

基本的には左右同じようにO脚になってしまったり、足首が曲がることが多いです。

動画でも解説しているので合わせてご覧になってください。

より理解しやすいと思います。

膝の骨が変形している方は注意をしましょう

今回ご紹介したのは骨に変形がない方限定となります。

足首の矯正を行ってもらってもいいですが、膝が変形してしまっているO脚に関しては正直元に戻すと言うのは非常に難しいです。

骨そのものが変形してしまっていると何をやっても元に戻るわけではありません。

変形してしまったこれが元に戻ると言うのはありません。

2つ目のストレッチのように正座をするというのは変形があると現実的に難しい場合があります。

やってはいけないと言うわけではありませんが十分に注意をしながら痛みが出ない範囲で行っていきましょう。

痛みを我慢しながら行っていくと逆効果になりますので十分に注意をしてください。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はO脚を治す方法として足首の矯正方法をご紹介しました。

O脚になっているとどうしても膝が1番気になると思います。

膝をくっつかせるために紐で縛ったり内転筋を鍛えるなどを行っていると思います。

今の状態からあまり変化がないのであればいちど方法を変えてみるのも1つの手です。

気を見て森を見ずではありませんが、膝を見て足首を見ず。

1つの指標とポイントで足首を見て曲を直していく。

そこから立ち方や歩き方などを改善していく。

などのように少し違った視点で見るようにしてみてください。

O脚を治すための歩き方や姿勢などは下記に動画を載せておきます。

併せてご覧になってください。

今回の記事がお役に立てれば幸いです。

 

 

ひこばえ整骨院O脚に対する治療

ひこばえ整骨院ではO脚の治療を非常に得意としています。

悪い部分だけを見るのではなくそれ以外の歩き方や立方体の使い方を全て見て一番最適な治療方法を選んで行きます。

もしあなたがO脚による足の形や見た目で悩まれているならば是非下記をご覧ください。

 

執筆者

ひこばえ整骨院 院長 齋藤 克也(監修)

柔道整復師(国家資格保持者)

業界歴16年。

18歳の頃から整骨院1筋で西宮市で痛みに悩まれている方のお役に立てる様に日々精進中。

現在ストレッチの本をアマゾンにて発売中/p>

柔道整復師 齋藤 克也監修