O脚で足の形が気になる。それと同時に足が太くなってなかなか痩せることができない。このような形で悩まれているのもO脚の特徴です。O脚を治すためには歩き方を改善することがとても重要です。この記事ではO脚の改善と足を細くする脚やせの方法について詳しくお伝えします。
なぜO脚になり、足が痩せないのだろうか?
まず最初にO脚になってしまう理由と、足が痩せない理由をお話しします。
理論を知っていると治し方が自分でも理解ができるのでぜひ参考にしてください。
歩いたり立ったりする時、本来であれば踵、親指、人差し指、中指の部分を使います。
これが立っているときの体重のかけ方
歩く時は上記のように3箇所で支えています。
外側が浮いているわけではありませんが、比率的に外側よりも内側の方が重心としては多くなります。
それに対してO脚になってしまうと外側に重心が寄りすぎてしまいます。
下の写真をご覧いただきたいですが、歩く時に膝が内側に入り、外側に重心が寄ってしまうパターン。
膝はまっすぐだけども足首が外側に寄ってしまうパターン。
どちらかに分かれます。
両方とも共通する部分は小指側に体重がかかりすぎてしまっている。
ということです。
試しに外側に体重をかけてみてください。
太ももの外側やふくらはぎの外側が筋肉の緊張があるのは分かりますでしょうか?
実はこれが大きな原因で、足がなかなか痩せないポイントなのです。
先ほどもお話しをした通り、外側の筋肉と内側の筋肉は同時にバランスよく働きます。
しかし股関節が内側に入ってしまったり、体重が外側に寄ってしまうと内側を使わずに外側ばかり使ってしまうため筋肉のつき方が内側と外側でかなり変わってしまいます。
歩き方を変えるときには、いかに普段使っていない内側の筋肉を使うかが重要なのです。
であればO脚を治す、脚やせをするには内転筋を鍛えればいいんじゃないか?
色々な方が内転筋を鍛えてO脚を治す。
内転筋を鍛えて脚やせをする。
と言うような動画やブログをよく見ます。
これ自体は決して間違っていません。
正解なのですが、そもそも内転筋をどれだけ鍛えても普段の歩き方が変わっていなければ結局外側に重心がいるので内転筋が使えません。
正しくは内転筋を鍛えるのではなく、
内転筋が使える状態にしてあげる。
ということが正しいのです。
内転筋を鍛えたから足が細くなっても一時的なものなので、鍛えながら必ず歩き方も変えるようにしていきましょう。
O脚で足が痩せない。細くするための歩き方実践
ここからは実際に歩き方を動画と写真で話しながら説明をしていきます。
できれば動画をしっかりとご覧いただきたいので時間があるときに同時に見るようにしてください。
手順からすべて話していきます。
足を90度近くまで上に上げ大きく足を前に出します。
後に行っている足の親指と人差し指と中指。この3本で地面をしっかりと蹴るように歩きます。
結果、足をまた90度程度にまで上げて反対の足を同じようにしていきます。
イメージとしては行進をしているような感じで。
しっかりと足を上げながら指先できると言うことを行っていきます。
この時に意識していただきたいのが、
膝が内側に入りすぎたり、外側に出すぎたりしないように必ずまっすぐに持ち上げるようにしましょう。
それと足を上げたときには片足立ちになるのでその時にも内側に力が入るように体重を乗せるようにしましょう。
できれば鏡の前で行うが、インカメラで自分を見ながら歩くとよりしっかりと歩けるようになるでしょう。
20歩ほど前に進むと言うのを1日に3セット程度行ってください。
人前で行うのがなかなか難しいかもしれないので、自宅にいる時や、外に誰もいないとき。
犬の散歩などできるタイミングを見つけてながらで行うのが1番継続できるポイントです。
特に患者さんは犬の散歩をしている時が1番やりやすいみたいなので、そのタイミングで行っていることが多いです。
すごく大げさな歩き方をしていますが、O脚を治すときに足をしっかり上げて指先で切るこの運動するだけで内側の筋肉を使うことができます。
なかなか効果を感じられない方は、歩く前にいつも通り歩き足の筋肉がどのように使っているのかを確認してください。
その後に今お話しした内容を一度行っていただき同じように歩いてみてください。
ほとんどの方が内側の筋肉が使えている。
と言う感覚が出てきます。
以上の歩き方ができると足の筋肉がうまく使えるようになり、足が少しずつ細くなります。
無理をせずにできる範囲でやって行きましょう。
真剣にしっかりとすれば1週間ほどで結果が出てきます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はO脚による足がなかなか痩せないと言う形に対しての痩せ方をお話ししました。
やることがすごくシンプルなのですが、シンプルが故に難しいと言うのもあります。
原因として外側に体重が乗ってしまうので外側の筋肉ばかりが発達してしまいます。
内側を使うようになると、発達した筋肉が細くなり内側の筋肉が通常通りの太さになります。
内側が太くなったら足が大きく見えるんじゃないか。
と心配される方もいらっしゃいますが、むくみもかなり取れるのでほとんど細くなることが多いです。
筋肉がムキムキになると話は別ですけどね。
ぜひ今回のブログと動画を参考にして歩き方の改善に役立ててください。
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当院ではO脚の治療を非常に得意としています。
また脚やせの矯正も同時に行っています。
今お話しした歩き方ももちろんそうですが、立ち方、座り方など普段の使い方から修正をしていきます。
もしあなたがO脚を本気で治したいなと思えば下記をご覧ください。
きっとお役に立てますよ。