今回お話をさせてもらうのは坐骨神経痛を治すために見るべきポイント。2つご紹介させていただきたいます。今現状、痛みがすごく強いとかしびれ感を感じる方に対してはぜひこの考え方知っていただきたいなと思います。
坐骨神経神経痛になってしまう2つの原因とは?
今回の動画の最終結論は
坐骨神経痛の時に痛みを感じる原因は
体の前面にあるのかもしくは後面にあるのか、もしくは両方ともバランスが悪いのか
これがもう最終的な結論になってきます。
それぞれやることが変わってきますそれを順番にお話をさせていただきたいなと思います。
坐骨神経痛になる1つ目の原因 背面が痛い場合
背中とかお尻とか足の筋肉が単純に硬い、柔軟性がなく動きが悪くなることによって負担がが軽減されない状態によって
痛みが出てしまう。
悪いところと痛いところが同じっていうパターンが1つ目になります。
坐骨神経痛になる2つ目の原因 前面の筋肉が使えていない場合
例えばお腹の筋肉だったり、猫背、太ももの前あたりが硬くなってしまって前面が使えてない状態。
その代わりに、仕方なしに後ろが負担をかばい、腰が痛くなってしまう。
これ2つのパターンが原因としてあります。
体は前面と後面の筋肉のバランスが取れるから負担が小さい
体は大きく分けて前側と後ろ側で筋肉が分かれていると考えていただきたいんですけども
- 前側の筋肉が50%
- 後ろ側の筋肉が50%
という形で全面と後面がバランスよく使えているので人は立つことができます。
ただ姿勢が悪い、バランスが崩れている状態だと重心の位置が変わります。
一番多いのは下の写真の様な状態
この姿勢になると重心が後ろに行きます。
後ろに重心が寄ってしまうので前の筋肉を使わずに後ろばかりの筋肉を使ってしまってしまします。
本こうなると、前側が20%、後面が80と言うバランスになります。
両方の負担は100で変わりがないので、比率が変わるイメージです。
前が使えてないから後ろ側が負担かかり過ぎている状態
この様な2つの原因があります。
この2つの原因によって、やることがのは基本的に変わっていきます。
この様な話をするとこんな質問がでてきます。
『全面が使えていないなら筋肉をつけたらいいんじゃないの?』
これは少しね考え方を変えていただきたいなと思います。
前側の筋肉が少ないから腰痛になっているのではなく、
前側の筋肉が本当は使えるんだけども普段の生活で使えてない状態になっている
という事なので、筋肉があるないっていうのはま少しで別な話になってきます。
もちろん筋肉はある方が絶対いいに決まってます。
でもこの場合はまた違うので、正しく使えれば筋力をわざわざつける必要はありません。
先ほども言いましたが、いらないんではなく、使えていない事は問題という事だけご理解下さい。
今から前側の方法と後ろ側の方法を両方ともお話をします。
2パターンがあるので一番初めに前側だけの方法をやってみて腰の痛み感とかしびれ感がどう変わるかを見ていただきたいですで。
次に後ろ側だけをやってほしいです。
両方とも交互にやってしまうと、どちらの方法がいいか悪いかななどの良し悪しがわからなくなってしまいます。
もしくは、1日ごとに変えていきます。
- 前側だけの日
- 後ろ側だけの日
- 両方ともする日
楽になる方が大正解になってきますので、それで今の状態ではどれが合うのかを確認していきます。
坐骨神経痛を治すストレッチ
では、今から痛みをやしびれを改善する方法をお伝えします。
動画でもご紹介をしているのでご覧になって下さい。
坐骨神経痛を治す前面のストレッチ1
- 立った状態で壁などを持つ(転倒防止のため)
- 膝を曲げて足首やつま先を持つ
- 太ももの前を伸ばす為の後ろ側にぎゅーっと引っ張る
- このまま10秒から15秒間程度伸ばしていく
この様な手順ですすめていきます。
左右2回ずつおこなって下さい。
坐骨神経痛を治す前面のストレッチ2
- ベルトのラインの出っ張った骨の内側。指1本分内側に指を入れる
- 指3本で出っ張った骨の内側を押さえる
- 猫背になりながら指を中に入れて3秒間キープ
- 一度姿勢を戻して同じようにする
- これを10回行う
これは骨盤の中になる筋肉を緩めるような形になります。
骨盤を動かしたりとか矯正するのに非常に有効です
坐骨神経痛を治す後面のストレッチ1
- 座った片方の足を組む
- 手は足の上に置く
- 胸から体をゆっくりと曲げていく
- お尻周辺が伸びるので、伸ばした状態で10秒間から15秒間持続的に伸ばす
このような形でお尻を伸ばしていきます。
左右交互に2セットずつ行い股関節が固い方はそこまで無理をせずできるところまで開くようにしましょう。
理想的には姿勢をまっすぐにしたほうがいいですがある程度猫背になっても問題はありませんので痛みが出ない方を優先的にしてください。
坐骨神経痛を治す後面のストレッチ2
- 片側の足を大もしくはベッドの上に乗せてください
- 両手は膝の上に置いてください
- 胸から前に倒すようにする
- 上に乗せている足のほうは真上を目標にして、反対の足は足の向き特に気にしなくても大丈夫
- 太ももの後がストレッチされるので10秒から15秒間伸ばす
- 左右交互に2回ずつ行う
このような形で太ももの後ろをゆっくり伸ばしていきます。
お尻のストレッチと同じように理想的には胸から行った方が良いですが、体が硬い方や痛みがある方は猫背になりながら無理をしない程度に行ってください。
今回のまとめ
いかがだったでしょうか。
今回は坐骨神経痛を治すために、前面の筋肉が悪いのか、もしくは後面の筋肉が悪いのか。
と言う内容でお話をさせていただきました。
後面が悪い場合は、単純に後側の筋肉が固いと言う場合がとても多いです。
前側の筋肉が固かったり使えていない場合は前側が使えていないから後側に負担がかかってしまい痛みや痺れが出てしまっている。
このような2つのパターンがあります。
自分自身がどの方に当てはまっているかはすぐにわからない方もいらっしゃると思います。
ですので冒頭にお話しをした通り
- 1日は全面だけのストレッチ
- 2日後面だけのストレッチ
- 3日目は両方とものストレッチをする
と言うふうに分けて考えていただいた方が、どの方法が自分に合っているのかを探すことができます。
それさえわかれば後は、痛みがなくなるまで同じようなストレッチをしていけば確実に症状が緩和する方向に向かっていきます。
たくさんのストレッチをすることも大切ですが、改善しない方はいちど立ち止まってどの方法が自分であるのかを試すようにしてみてください。
今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
ひこばえ整骨院坐骨神経痛に対する治療
ひこばえ整骨院では坐骨神経痛の治療を非常に得意としています。
悪い部分だけを見るのではなくそれ以外の歩き方や立方体の使い方を全て見て一番最適な治療方法を選んで行きます。
もしあなたが坐骨神経痛によるしびれ、痛みに悩まれているならば是非下記をご覧ください。
執筆者
ひこばえ整骨院 院長 齋藤 克也(監修)
柔道整復師(国家資格保持者)
業界歴16年。
18歳の頃から整骨院1筋で西宮市で痛みに悩まれている方のお役に立てる様に日々精進中。
現在ストレッチの本を発売中
柔道整復師 齋藤 克也監修