齋藤の言葉

今回お話をさせていただくのが、足底腱膜炎を治すために必要な4つのステップ。と言う内容でご紹介をします。

もしあなたが

『朝起き1歩目が踵に強い痛みを感じてしまう』

『長時間歩くと痛くて休憩が必要になってくる』

こんなふうに悩んでいるのであれば今回の記事きっとお役に立てると思います。治し方を順番に全てお話をしていきます。

この順番通りに行うだけ。足底腱膜炎の痛みを改善する4つのステップ

まずは全体的な流れをご紹介させていただきます。

  1. 氷で足を冷やす
  2. 痛みのある部分全体のマッサージをする
  3. 痛みのある部分のストレッチをする
  4. かかとの部分の補強のためテーピングをする 

以上4つの流れで治療を行っていきます。

1つずつ順番に手順をお話ししていきます。

かかとの痛み減らすために氷で足を冷やす

1番最初に行っていただきたいのがかかとの部分を氷で冷やすと言うことです。

痛みがあるときには炎症が起きてしまいます。

イメージとしては足に火事が起きていると考えてください。

この状態で日々生活をしていると痛みが強く出てしまう可能性があります。

そこで火事が起きている大元を解消するためにアイシングをしていきます。

目安としては10分から15分程度氷で冷やすようにしてください。

アイスノンでもいいし、自宅の氷をビニール袋に入れて水を少しだけ入れます。

ガーゼが薄いタオルを敷いて痛い部分に直接当てるようにします。

アイスノンの場合は直接すると凍傷(やけどのことめす)を起こすので、必ず1枚生地を置くようにしてください。

タイミング的には、家事が終わった後、夜仕事の後。

などのように動いたりよく足を使った後などにするようにしましょう。

1日特に安静にしていて動く機会がなければアイシングをする必要はありません。

足底腱膜炎の痛みを改善させる為にマッサージ方法

写真を使いながら説明をしていきますので一緒にやっていきましょう。

椅子の上で片方の足を組むようにして座ってください。

ソファーやベッドの上でも問題ありません。

足の裏を4つの区画に分けて行きます。

  • 内側のライン
  • 人差し指と中指の間のライン
  • 中指と薬指の間のライン
  • 小指側のライン

この4つの部分を1カ所3秒間を5つの区画に分けてマッサージをします。

気持ちが良い位の程度で押さえるようにしていきましょう。

 

左右2回ずつ、1日2回を目安に行なってください。

痛みがない方もすることによってかばって痛くなることを防ぐことができます。

足の裏をストレッチをして痛みを改善する方法

先ほどと同じように写真を出しながらお話をしていきます。

足の裏を4つの方向にストレッチをします。

  1. 足の裏の筋肉を伸ばす
  2. 足の甲の筋肉を伸ばす
  3. ふくらはぎを伸ばす
  4. すねの前を伸ばす

上記4つを順番にストレッチをしていきます。

全てに共通していますが、1カ所10秒間を継続的に伸ばすようにしていきます。

この動作を2回ずつ行っていきます。

下の写真のように指を全体的につかむようにしていきましょう。

足の裏がストレッチされるように指先を手前に持ってくるようにストレッチをしていきます。

次は指先を持ち先ほどと反対方向に伸ばしていきます。

足の甲の部分が伸びていればストレッチうまくできている証拠です。

次はふくらはぎの筋肉を伸ばします。

足の裏全体をつかみ足首が曲がらないようにまっすぐにします。

ふくらはぎのストレッチができる方向へ伸ばしていきます。

下の写真のような形で持ちストレッチをしましょう。

最後にすねの前を伸ばしていきます。

足の甲全体を持ちまっすぐにつま先を伸ばす感じで伸ばしていきましょう。

足首が内や、外側に行かないようにまっすぐ伸ばしてください。

上記で4つの方向で終了となります。

動画でもご紹介します。

 

なぜかかとが痛いのにふくらはぎや脛の前をストレッチするのか?

足の裏が痛いのだから、足の裏だけやればいいんじゃないか?

そんなふうに思われていると思います。

しかし足の裏の筋肉と言うのはすねの筋肉であったりふくらはぎの筋肉と同時に動きます。

足の裏の筋肉が硬くなったり、かかとが痛くなってしまうとふくらはぎやすねの前も同時に硬くなります。

お互いでかばいあったりするのでこのようになってしまいます。

そのような理由から全体を緩めることによってより早く痛みを改善させることができます。

テーピングで足の裏の筋肉を補強する

最後にテーピングの方法をご紹介します。

文章と写真だけではかなり見にくくなってしまいますので動画をご用意しています。

お時間のある時で結構ですのでぜひご覧になってください。

 

テーピングをすることによって足の負担を最小限に押さえることができます。

負担が減ることで痛みを早期に解決することができますのでぜひ併せて行うようにしてください。

動画の中で使っているテーピングは下記にリンクを貼っておきますのでできればご購入ください。

かかとの痛みを少しでも早く改善するために

今回お話をさしていただいたのは実際に私の治療院で患者さんにお伝えしている方法です。

足底腱膜炎は悪化してしまうとなかなか症状が改善しません。

改善しないどころかどんどん痛みが増えて歩くことも困難になってしまう。

非常に厄介なものです。

少しでも早く症状を改善することによって長引かせないようにすることも重要なポイントとなります。

4つのステップで今回お話をしましたができるところから順番にやっていただければ結構です。

少しでもあなたの痛みが改善できれば幸いです。

ひこばえ整骨院足底腱膜炎に対する治療

ひこばえ整骨院では足底腱膜炎の治療を非常に得意としています。

悪い部分だけを見るのではなくそれ以外の歩き方や立方体の使い方を全て見て一番最適な治療方法を選んで行きます。

もしあなたが足底腱膜炎によるかかとの痛みで悩まれているならば是非下記をご覧ください。