齋藤の言葉

今回お話をさせてもらうのは、歩いたりする時にかかとが痛い、足の裏全体が痛い方に対しての対策についてお話をさせて頂きたいです。足底腱膜炎、モートン病、扁平足などです。いろんな対策をしたけども症状を改善しなかった方に対して見ていただきたいなと思います。レントゲン上で異常もないけど痛みが強い方に今回の方の方法お役に立てると思います。

 

検査も異常がなし。インソールをしてもだめ。踵の痛みの原因とは?

今回の原因でお伝えしたいのは

冷えによる踵の痛み

冷え性によって足の裏とかかとが異常なほど痛くなってしまったっていうのが結論になります。

イメージとしたら、知覚過敏みたいな感じが足の先に出てしまってる感じです。

食べ物とかでも歯茎が痛いとは知覚過敏とかっていう風言われることがあるんですけども、それの足バージョンだと考えていただきたいなと思います。

なぜ足が冷えると踵が痛くなってしまうのか?

なぜ痛みが強くなって起きるかっていう話からします。

寒い時、例えば顔。

冷たい風が当たったりとかすると冷たいというよりも痛くなってきたりとかしませんか?

指先も同じように冷たくなると痛くなったりとかしませんか?

手袋しないと寒いところにいるとだんだん手先が痛くなるっていう状態になります。

それと同じように踵とか足の裏が全体的に冷え切ってしまうそれが痛みに変わってしまいます。

体は基本的に内臓を温めるようにします。

太ももとか腕に内臓があるわけでもないです。

体幹って呼ばれる部分に全部内臓が収まってます。

心臓もそうです他のの臓器もそうなんですけども内臓を全部温めるようにします。

温まった血液を手先とか足先にずっと回すようにします。

すごく寒かったりとか、体の循環が悪い方っていうのは指先とか足先を捨てます。

冷え切ったとしても、体の中心さえ温まったら人間っての生きることができますよ。

言い方すごい極端になりますが、指先や足先を捨てて暖かさを送るよりも、体幹をしっかり温めた方がいいっていう風な人間が判断をします。

ひどい人は足に霜焼けができてしまうような状態になってしまいます。

その冷えが原因で足の裏が知覚過敏になってしまう状態です。

この時に、

  • 足の裏インソール変えます
  • 新しい靴に変えましょう
  • 足の裏をマッサージ

マッサージ自体はいいと思うんですけどもやっても正直あんまり根本改善にはならないです。

そこで今回見る場所が

膝の裏とふくらはぎ

この2つを徹底的にメンテナンスをご紹介します。

結果的にこの筋肉が柔らかくなることによって、循環が良くなる。

足の裏が痛みが取れると言う状況になります。

ふくらはぎをメンテナンスする事によってなぜかかとの痛みが解消するのか?

ふくらはぎは第二の心臓と言われるように、血流の循環にとても重要な部分です。

下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)はありますが、上肢静脈瘤と言うのは基本的にありません。

何故かと言うと、それだけ下半身の血流が悪くなってしまうと体に対する影響が大きいからです。

ふくらはぎがうまく機能しなくなってしまうと、足に行く循環や上半身に行く循環が極端に悪くなってしまいます。

また、足の裏の筋肉とふくらはぎの筋肉はほとんど同時に働きます。

ふくらはぎに行く血液の流れが悪くなり、筋肉がうまく機能しなくなってしまうと、結果的に足に負担がかかり、痛みが出てしまいます。

逆に言うと、ふくらはぎの筋肉がしっかりと動くようになり循環が良くなると、かかとにかかる負担が極端に減ります。

足の裏をマッサージするよりも、ふくらはぎをしっかりと動かすようにしてあげた方が症状改善には近道です。

このような理由からふくらはぎのメンテナンスをきっちりと行っていきます。

かかと足の裏の痛みを改善させる為の手順

方法は2つあります。

  1. アキレス腱の部分から膝の裏までだいたい12区画から15区画くらいに分けていきます。(身長は関係なし)
  2. 膝裏から指一本分ぐらい下あたりまで押さえる
  3. 長く押さえるのではなく、リズムよくテンポよく押さえる
  4. アキレス腱から上にかけて押す

  1. 片手もしくは両手で膝の裏とアキレス腱のちょうど真ん中を押す
  2. 押さえたまま足首を伸ばす、曲げるを行う
  3. それぞれ10回ずつ曲げ伸ばしをする

それぞれ動画でもご紹介をしているので合わせてご覧になって下さい。

 

3分56秒から実践編となります。

2つの方法を1つの流れとして3回繰り返していきます。

必ず痛みの有無にかかわらず均等にやって下さい。

お風呂の中、休憩中、テレビを見ながらなどに活用してもらうといいです。

完全にすると時間がそれなりにかかってしまうのでも3回までではなく、両方とも1回ずつおこなって下さい。

この方法をすると循環が良くなってくるので指先まで血液量が確実に増えていきます。

まとめ

この2つの方法をお伝えしたんですけども、これ実際患者さんにお伝えしています。

治療中でもかかとが痛い際にはふくらはぎと足首の矯正は必ずします。

足底腱膜炎であればかかとに骨棘と言うてとげができる事もあります。

小指や薬指にしびれや痛みが出ればモートン病を疑います。

足の裏全体やふくらはぎに痛みや怠さであれば扁平足や開張足などを疑います。

それでも異常がなければ今回の様な冷えからくる痛みも知識として頭に入れておいてもらうといいと思います。

基本的に足の痛みは良くなります。

是非今回の方法試してみて下さい。

ひこばえ整骨院足の裏に対する治療

ひこばえ整骨院ではかかと、足の裏の痛みの治療を非常に得意としています。

悪い部分だけを見るのではなくそれ以外の歩き方や立方体の使い方を全て見て一番最適な治療方法を選んで行きます。

もしあなたがかかと、足の裏の痛みやだるさで悩まれているならば是非下記をご覧ください。

本を執筆

執筆者

ひこばえ整骨院 院長 齋藤 克也(監修)

柔道整復師(国家資格保持者)

業界歴16年。

18歳の頃から整骨院1筋で西宮市で痛みに悩まれている方のお役に立てる様に日々精進中。

現在ストレッチの本をAmazonにて販売中。

柔道整復師 齋藤 克也監修