支えにつかまりながら、ゆっくりゆっくりと時間をかけないと朝は腰が痛くて起きられなく立ち上がれないということはありませんか?
朝から痛みがあると辛いですよね。
なぜ朝から痛みが出てしまうのでしょうか。
その他に下記のような症状がある方はすべり症の可能性がありますのでチェックしてみてください。
- 立ち仕事をしていると腰が痛む
- 床から立ち上がる時に腰が痛む
- スーパーなどで買い物中に休憩をしないと腰が痛くて動けなくなる
- うがいをするときに腰が痛む
- 過去にぎっくり腰をしたけれど病院へ行かず、腰の痛みを繰り返している
もし、この中で2つ以上あてはまる方は要注意です。
以下ではすべり症について詳しく解説します。もし上記で当てはまる方は一度ご覧下さい。
すべり症とはどんな症状でしょうか?
腰が痛くて日常に影響するすべり症とはどういった症状なのか説明いたします。
感じる症状では
- 同じ姿勢を続けていると腰が痛くなり、少し動かすと痛みが楽になる。
- 歩き続けていると腰に痛みがでるけど、少し休憩するとまた歩けるようになる。
- 腰を反らすと、激痛が走る。
- 体を捻ることは比較的にできやすいです。
痛みではなく、腰やお尻やふとももなど足にかけてしびれがでる場合もあります。
単純にすべり症=激痛
と言うわけではありません。
症状が進んで悪くなる痛みに比べて頻尿、便秘、残尿感など、膀胱系の症状もでています。
症状が深刻に行き、日常生活が送れないとなると手術をする事もあります。
なぜすべり症で腰が痛み、足がしびれる?
簡単に言うと名前通りに骨がすべっている状態で、骨が神経を圧迫するため痛みやしびれやが出ます。
すべる原因は大きく分けて2つ
?生まれつきの先天的なすべり症
?後天的、使い過ぎ、疲労感、怪我や事故、過度の運動、筋力低下などがあります。
ではその「すべる」とはどういうことでしょうか。
腰の骨は首からお尻まで繋がっていて首からゆるやかにカーブし、腰の部分はお腹の方に山があるカーブになっています。
腰の骨の一部がお腹の方の山からさらにおへそに向かってすべってしまっているか、背中側にすべってしまっている状態です。
背骨の構造をみてみましょう
背骨は椎骨という骨が積み重なっています。
椎骨と椎骨の間には椎間板があり椎骨のクッションの役割をします。
椎骨には背中側に輪状の骨があり椎間が積み重なってできた輪状の空間を脊柱管といいます。
その脊柱管の中を神経(脊髄神経)や血管などが通っています。
すべるとどうなるのでしょうか?
椎骨がすべると脊柱管もずれるため、中を通っている脊髄神経が刺激されしびれがでてしまいます。
脊髄神経が刺激されると、脊髄神経から伸びている末梢神経に伝達され足にしびれを感じます。
足がしびれるけども悪い所は腰になります。
例えば正座をして足がしびれますよね。あれは膝の裏で神経を、圧迫してしまって、結果的に足の先、しびれます
それと、同じて写真の様に骨がずれてしまうとずれた部分で神経を圧迫して痛みが出てしまいます。
もう一つの原因が筋肉の緊張によるしびれ
背骨だけでなく、筋肉が原因によるしびれもあります。下記の詳しく説明をしますが、もし、背骨だけが原因なら手術をして固定をすれば治るはずです。
しかし、実際はそうではありません。
腰の筋肉は非常に多くの筋肉があります。その筋肉に負担がかかると痛みが出たりしびれが出たりします。
主にはこの様な原因があります。
腰椎すべり症の対処方法
痛み止めによる対処療法
痛め止め薬で痛みを緩和させることで痛みを緩和させます。
痛みがとてもきついときや、しびれの症状が強い時には飲みますが、あくまでも対処療法なので根本的にようするものではありません。
コルセット着用による負担の軽減
ベルトを着用することで腰にかかる負担を避けることを目的として行っていきます。
しかし、一時的な方法でしかありません。
痛みをよくするのではなく痛みを軽減させるしかできません。
コルセットがよくないのではなく、使い方を間違えない様にしなければいけません。
筋力が落ちると共に、腰のふたんが増強してしまいます。
こう言うデメリットも考慮した上でコルセットなどはつける必要があります。
手術による治療
すべり症は骨が前に出ているなら手術が基本的ではないの?と思われるかもしれません。
しかし、すべり症になったからと言うて痛みやしびれが必ず出るわけではありません。
もしすべり症による痛みが原因なら手術ですると必ず痛みが改善するはすです。
しかし、実際は手術をしたからと言うて必ず痛みが改善わけではないです。
と言う事は、手術が最適ではありません。
手術は本当の最終手段として考えていけばいいです。
すべり症を改善する為の方法 筋トレ
すべった椎骨を元の位置に戻すことはできませんが、インナーマッスルを鍛えることで背骨をしっかりと支えられようにすると、痛みの緩和はできます。
すべり症になると腰が前傾になります。前傾になるとそれが出ないようにしようと腰の筋肉が最大限にかばいあいます。
そうする事で腰の筋肉、お尻の筋肉の負担が増強してしびれや痛みが増強する事があります。
それを改善する為にインナーマッスルを鍛える事に集中するのが一番ベストです。
すべり症を改善する為に ストレッチ
腰の筋肉は椎骨がすべって神経を圧迫している状態で固まっている可能性があります。
固まっている筋肉を緩めてから、インナーマッスルを鍛えることをおすすめします。
ストレッチをする事で腰の負担を軽減させる事ができます。効果的なストレッチは動画でご紹介しますが、文章でもご紹介しましので参考にして下さい。
肩甲骨を動かして腰の負担を減らすストレッチその1
?立位でも座位でもどちらでもいいの姿勢を真っ直ぐにして手を後ろで組むようにします。
?組んだ手を上がる所まで上に上げて胸を張っていきます。
?そうすると肩甲骨がくっつく感じと気持ちがいい感じがあると思うのでそのまま15回反動をつけて下さい。
?最後の15秒間静止してる状態にして下さい。
肩甲骨を動かして腰の負担を減らすストレッチその2
手のひらを顔に向けてあげていきます。
次にめいいっぱい胸を広げて肩甲骨を寄せる様にしていきます。
その運動を前後ろと交互に繰り返していく事で肩甲骨の動きを付けていきます。
腰の負担を軽減させるストレッチ1
仰向けに寝ます
膝を揃えて丸くなる様にします。
まるくなったら少しだけ揺さぶる様にして15回行います。
それが終わると15秒間そのまま静止します。
腰の負担を軽減させるストレッチ2
地面に立膝をします。
伸ばす方の足首を同じ手で持ち上げます。反対の足は前に出して90°にします。
足首を持った方を持ち上げると太ももの前が伸びるのでそのまま15秒間静止します。
すべり症を改善する方法 整体
最後に整体。あまり整体で改善するではないんじゃないの?と思われるかもしれません。
整体で治るか治らないかを判断するには、
担当の施術がきっちりとした知識を持っているかどうかなのです。
整体にも症状改善に可能な物と不可能な物があります。
それをしっかりと判断できるのか出来ないのかが大きな問題なのです。
整体に行き、しっかりと判断を見る場合では、この可能か不可能かが判断できるかを教えてくれる先生に頼む様にしましょう。
そしてここまでは大丈夫だけど、ここまでは治療ができないと判断をしてもらえる方に対してきっちりとアドバイスを求める様にしましょう。
まとめ
すべり症は痛いところと悪い所が違う場合があるので、整体院や接骨院や病院で診てもらうのが安心ですね。
悪い所がわかると、対処方法がはっきりするので改善が早くできますね。
悪い所がわかり対処方法が決まっても、ストレッチをすることとインナーマッスルを鍛えることには変わりありません。
普段の姿勢、腰は反らないようにお腹が突き出す姿勢にならないように意識することも大切です。
再発防止のためにもなります。
まずは体のバランスを整えるようにして、痛みを取り除いていきましょう。
ひこばえ整骨院のすべり症の施術
ひこばえ整骨院ではすべり症に対応をしています。
すべり症だと診断されたからと言って全てが悪いというわけではありません。
きっちりと施術をすれば改善をします。
腰だけを見ても本当の原因は腰にない事があります。だからこそひこばえ整骨院では全身の見てすべり症の施術を行っていきます。
もし、当院ですべり症の施術を受けてみたいなと思ったら下記をクリック下さい。