気が付けばあっという間に時間が過ぎてしまうスマホタイム。ゲーム、SMSチェック、調べもの、レシピにお買いものになどなど。
終わってから首や肩が痛くなったり、頭痛がしたりなどすることはありませんか?
一日どのくらいの時間スマホを触っていますでしょうか?ちょこちょこ触っていてもトータルするとビックリするくらいの時間を触っているかもしれませんね。
触っている時間が長くなると、次第にスマホを触っていなくても肩こり、頭痛を感じることがありませんか?
もしかするとストレートネックになっているかもしれません。そのままほっておくと戻りにくくなることもあるので、早いうちに対処したいですね。
そんな方の為のブログです。スマホやタブレットを普段から良く使う方はこのままよみすすめて下さい。
スマホを触っている姿勢はどんなの?
最初にスマホを使っている時の姿勢を確認してみましょう。
あなたもこんな姿勢になっていませんか?
スマホを片手に持って画面を見ます。下向きになり首が伸びて頭が下に落ち、肩が内側に入って猫背になります。猫背になると胸が狭まるので呼吸が浅くなってしまいます。
同じように内臓も圧迫されるので、内臓疾患を患うこともあります。座っている姿だと、腰で座っている場合が多くなります。
この姿勢の時に首肩にかかる重さが最大26キログラムです。日本の平均的な小学校3年生の女の子の体重が26.4キログラムなので、一人首に乗っていることになりますね。 凝ってしまうし、首が伸びた状態になるのは想像できますね。
顔が前に垂れている状態ですので二重あごや、むくみの原因にもなります。どちらも避けたいですね。
首が伸びる?ストレートネックとは
頸椎(頭を支えている首の骨)はゆるくS字になっています。下を向いて頭が落ちていると、そのS字が伸びて真っ直ぐ伸びるストレートネックができあがります。
さらに手前を見るためにぐっと頭が落ちるとS字がストレートになりさらに逆S字になり、頸の後部の骨が出きてしまい、ここまでになると骨の変形が起きている状態です。
そうなると治らなくなってしまいます。
上記の写真の様にスマホやタブレットをみている方は本当に要注意です。
ストレートネックにならな為に対処はどうしたらいいの?スマホの場合
スマホを触るときの姿勢を意識しましょう。
立っているとき
上体を軽く起し、できれば両手で持てたらいいですね。両脇を締めて目の高さまであげましょう。
片手の場合は、スマホを持っている手の脇を締め、もう片方の手はスマホを持っている肘の下に添えます。スマホは目の高さまでにあげます。
座っているとき
深く椅子に腰かけましょう。そして骨盤が真っ直ぐ立つように意識して下さい。腰がまるくなる方は体を上に引き上げます。 腰が反り過ぎる方は体重を少し後ろに乗せて、骨盤の一直線上に頭をもっていきます。
手の使い方とスマホの位置は立っているときと同じです。
タブレットの場合はどうしましょう?
タブレットで本を読んだりしている方も増えてきていますね。タブレットは重さがあるため膝の上に置いて見ている方が多いと思います。
持ち方はスマホと同じように両脇を締めて、できるだけ目の高さまで上げてください。片手のときは、指で持たずに手のひらで持ちましょう。
その他に注意していただきたいこと
・画面から目を離す
集中して見ていると画面と目との距離が近くなってきてしまいます。
首がどんどん落ちたり、肩やスマホを持っている手に力が入ってしまいやすくなります。
凝り固まってしまうと、良い持ち方に疲れ姿勢が続かなくなりますので、目線を画面から外して、姿勢を整え直してください。
・歩きながら使用しない
よく見かけますね。危ないだけではなく、やはり姿勢が崩れやすいため歩きながらスマホはやめましょう。
・ゆっくりとお湯につかる
疲れた肩や腕をほおっておくと、姿勢の維持が難しくなります。ゆっくりとお風呂につかり、血液循環を良くして、疲れを取り除きましょう。
姿勢を意識してもあちこち力が入り、凝りやすくなります。そうなるとストレートネックになりにくい姿勢をするのもしんどくなってしまいます。
スマホを使っている間にも軽くストレッチはしましょう。
首にタオルを入れて肩のストレッチ
首に丸めたタオルを入れて首に入れます。
そのまま仰向けに寝て安静にします?そこから外回しに肩を回していきますその状態を30回程度行っていきます。
このストレッチをする事で猫背を矯正できることと、首の骨を矯正する事ができます。
猫のポーズで首をストレッチ
地面に膝をついて立膝にします
肩を前にお尻を突き出すようにして肩を中に入れ込んでいきます
その状態のまま15秒程度伸ばしていきます。
この状は立ったままでもできます。
下記の写真をご覧下さい。
首の前の筋肉を緩めてストレッチ
椅子に座り鎖骨を下にてを当てます。
首を上に向けて手を当てた部分は下に伸ばしていきます。
その状態で15秒ほどキープしますこのストレッチをする事で首の前の筋肉を緩める事ができます。
ストレートネックは姿勢が悪くなり、首が前に出てしまいます。それを改善する為に行ないます。
仰向けでのタオルストレッチ
ハンドタオルを二つ折りにし、くるくる巻きます。
それを首の下にしきます。
手は体の横に置き、手のひらを上に向けて1分間じっとします。
まとめ
スマホって凄い時間がたつのが早いと思います。
そして、スマホを使っている時間は楽しくどんどん過ぎていきますが、体のチェックもしないと代償もあります。
意識して欲しい姿勢は続けていけばラクにできるようになります。
そして5分間くらい早めに終わらしてストレッチの時間を作ってください。
上手に使って健康な体をキープしましょう。
たった5分でストレートネックを改善して予防する事ができます。
是非この5分だけでも早くやめてその代わりにストレッチをしましょう。
ひこばえ整骨院ではストレートネックに対応ができます。
ストレートネックはスマホを使用している時の姿勢が原因のため、立っている姿勢と座っている姿勢を見ます。
体の左右バランスや前後の傾き具合をチェックします。
首から背中まで体のハリやコリを見せてもらい、それから治療を始めます。
筋肉調整と骨盤調整で体のバランスを整え、首の負担を減らすようにしていきます。
治療後に自宅でできる最初に気を付けてほしい姿勢のポイントやストレッチをお伝えします。
このようにしてストレートネックの改善と予防をしていきます。