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仕事でパソコンを使用している方、家でパソコンやスマホを長時間使用している方は多いのではないでしょうか。私もこれを書きながらおそらく姿勢不良になっています。

そして、肩がこったり頭痛がしたりと悩みが付きまとっていませんか?仕事に集中できなくなったり翌日まで疲れが残ると辛いですよね。

なぜそのような症状が起こるのでしょう。

それはストレートネックと関係しています。ストレートネックは誰にでもなる物です。決して病気ではありませんが、痛みや慢性的な肩こり、頭痛などになる可能性が高まります。

自分はストレートネックじゃないから関係ないと思っている方も続きを読んでくださいね。

このブログではストレートネックにならない方法を解説しています。

ストレートネックとはどの様な事を言うのでしょうか?

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最近良く話題になる「ストレートネック」。一体どの様な事なのでしょうか?

本来首の骨は30度くらいカーブしています。腰の反りのような感じですね。そのカーブが体重の8%〜10%の重さがある頭をバランスを保ちながら支えています。

ストレートネックはそのカーブがほぼなくなり、平らになっている状態の首のことです。

立っていても首が常に前に突き出ている人っていませんか?

パソコンを食い入るように見ている人っていませんか?

あれは全てストレートネック予備軍、もしくは既になっている可能性があります。

パソコン中の姿勢と首への負担

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カーブがなくなる原因はいくつかありますが、今回はデスクワークなのでパソコンとスマホ作業に焦点をあてていきます。

パソコンやスマホ作業に集中していると画面に顔が近づいていきます。顎が前に突き出た姿勢となり頭が前に落ちていくのです。

それを落ちないように支えているのが首です。重い頭を首が引っ張っているので、首周りの筋肉が固まります。

筋肉が固まったままになってしまうため、骨をカーブの状態に戻せなくなるのです。

当然、首や肩が張ってこってきますよね。頭痛と肩こりの原因ですね。

そのつながりとして、顎が前に突き出て頭が前に落ちている状態になると同時に、背中が丸くなり猫背の原因にもなります。

「肩巻き猫背」の場合もあるため本人に猫背の自覚がないこともあります。

この状態が続くと少しずつストレートネックになります。慢性的(3ヶ月以上)に首の痛みがある方はストレートネックになっている可能性が十分に高いです。

ストレートネックにならない為に

  1. 姿勢
  2. ストレッチ
  3. 骨盤の位置

この3つを意識すると改善と予防ができます。それでは一つずつ解説をしていきましょう。

ストレートネックを改善する方法 その1 首の正しい位置

パソコンやスマホを触っていると画面に顔が近づき顎が前に突き出て、頭が前に落ちる姿勢になりやすくなります。

ロダンの「考える人」のような姿勢のイメージです。

そのような姿勢になってきたと感じたら、顎を引き肩を後ろに引きましょう。そうすると肩が軽く感じ、背筋が伸びるのがわかると思います。

血流も良くなるので、頭の回転の助けにもなりますよ。

上半身だけではなく、足を組まないようにするのも大切ですね。足を組むと骨盤が歪み背筋が歪みます。首も歪んでいきます。

首の骨を支えている筋肉が頭の位置のバランスを整えようとがんばり、そのまま固まってしまいます。悪い連鎖に入っていきますね。

まめに意識して姿勢を整えるようにしましょう。

理想は30分パソコン2〜3分間を立って歩くのを繰り返しをするとストレートネックや肩こり、首コリになりにくいです。

ストレートネックを改善する方法 その2 枕とストレッチ

まずは枕から説明をして行きます。

枕選びは本当に大変です。しかし、普段パソコンやデスクワークのお仕事をしている方は就寝時の枕は特に重要になってきますので是非一度試して下さい。

●バスタオル枕の作り方

1.バスタオルを3枚用意します。使うのは一般的な60×120センチのものになります。

2.長い方を半分に折ります。

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3.半分に折ったバスタオルを、もう半分に折ります。

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4.四つ折りにしたタオルを丸めていきます。

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5.もう1枚同じものを作ります。

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6.3枚目のタオルを四つ折りにします。

7.四つ折りにしたタオルを1/3サイズに折ります。

8.丸めたタオルを横に2つ並べます。

9.丸めたタオルに、1/3サイズに折ったタオルを乗せて完成!

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完成したバスタオル枕の使い方は下の通りです。並んでいる丸めたタオルの間に後頭部の出っ張り部分をはめるように寝てみましょう。

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簡単にできます。もしも高さを調整する時はタオルの分厚さや枚数を調整してもらえればいいです。

枕、寝具について詳しく書いてあるのは下記をクリックしてください。

一つめのストレッチは座っていても立っていてもできます。

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1.首肩の筋肉をほぐします

両手を後ろに組みます

息を吐きながら、胸を反らしていきます。同時に後ろで組んだ手上へ持ち上げていきます

その状態のまま2〜3回呼吸します

息を吐きながらゆっくり戻し、手を解きます

この体操を5回繰り返します

※無理せず行える範囲でやりましょう。

 

二つ目は背伸びをします。

2.背伸びで全身を伸ばすストレッチ

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両手を頭の上で組みます。手のひらを上に向けましょう

そのまま天井に引っ張られる様に上に持ち上げましょう。この時には腰や首、背中を少し反るようなイメージでしましょう。

そのままの状態で5秒程継続して、一気に脱力をしましょう。

これを5回1セットで1時間〜1時間半に1回しましょう。

 

最後に寝る前にできるストレッチです。

3.寝る前にできるストレッチ股関節の動きが少ないと骨盤の歪みにつながり、背骨全体のカーブに影響がでます。 股関節に動きをつけるためのストレッチです。

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仰向けになります

片方の膝を抱えます。この時反対の足の膝裏が地面から離れないようにします

呼吸を止めずにそのまま20秒ほど維持します

抱える膝を入れ替え、同様に行います

これは左右で2セット1日朝晩2回行いましょう

 

ストレートネックを改善する方法 その3 骨盤の正しい位置

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ストレッチネックになるとき、猫背になる時に一番大切な部分。それが

骨盤

です。姿勢が悪くなる時には必ずこの骨盤がずれてしまいます。

猫背になる時も骨盤が寝る(前にだらっと倒れる状態の事)様になります。

首だけが前に出て骨盤は真っ直ぐは絶対にありえません。必ず骨盤が寝るのと、猫背、ストレートネックは合わさります。

ということは反対に言うと骨盤を立てる事ができれば姿勢はよくなりストレートネックは改善することになります。

座位の姿勢では特にパソコンとの距離に気をつける必要があります。

  • パソコンとの距離は必ず90°以上
  • 画面と目線は並行
  • 肘と腕は90°
  • 両足が地面について、股関節、膝の角度は90°

これが気を付けるポイントです。

全てを網羅する事は出来ないですが、これができると骨盤を立てる事ができます。

もしくは

お尻の半分だけタオルを敷く

この方法はとてもおすすめです。これをする事で矯正的に骨盤を立たせる事ができます。

長時間座るときは必ずクッションやタオルを敷くようにしましょう。

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まとめ

いかがでしたか?自分はストレートネックではないと思っていた方も、作業中の姿勢には心当たりがあったと思います。

ストレートネックと言われたことのある方は一生治らないと思っていたかもしれません。しかしきっちり姿勢を整え、治療を受けていくと改善していきます。

ストレートネックは病気ではなく結果です。結果には必ず原因があります。それを取り除く事が一番大切です。

短期間で症状改善が現れるわけではありませんが、少しずつしていけば必ず改善します。

何事もそうですが継続することが一番大切です。なかなか自分ひとりでは続けられないという方は整体院や整骨院を利用してみて下さい。

きれいな姿勢、正しい姿勢で頭痛肩こり知らずを目指しましょう。

ひこばえ整骨院ではストレートネックに対応ができます。

ストレートネックはスマホを使用している時の姿勢が原因のため、立っている姿勢と座っている姿勢を見ます。体の左右バランスや前後の傾き具合をチェックします。

首から背中まで体のハリやコリを見せてもらい、それから治療を始めます。

筋肉調整と骨盤調整で体のバランスを整え、首の負担を減らすようにしていきます。

治療後に自宅でできる最初に気を付けてほしい姿勢のポイントやストレッチをお伝えします。

このようにしてストレートネックの改善と予防をしていきます。

 

ひこばえ整骨院のストレートネックの治療方法

 

当院では、ストレートネックの治療を専門とし、得意としています。

凝り感や痛みがでている部分だけを見るのではなく、それ以外の部分からトータル的に治療を行っていきます。

もしあなたがストレートネックによる症状え悩まれているなら下記をご覧ください。