ストレートネックを改善させるグッズをインターネットで調べるとたくさん出てきますよね。

沢山のものがある中で本当にストレートネックは治るのか?

という疑問も同時に沸いてきませんか?

私が実際に治療をさせて頂いた方も同様にストレートネックを治す矯正グッズを使っていました。

果たして本当に改善グッズは治るのでしょうか?

今回はその様な悩みを持たれている方に対して、ストレートネックに改善グッズが効果的かをご説明します。

ストレートネックに改善グッズでは効果ない!?

結論から言いますと、改善グッズではストレートネックは改善しません。

ストレートネックはいろいろな要因が働いて癖が重なることにで起こってしまいます。

単純に首だけが原因ではありません。

これだけで記事が終わりそうな勢いですが、ストレートネックの原因をひもといていけばおすすめできないということがわかると思います。

ストレートネックの原因とは?

ストレートネックは猫背、骨盤の傾き、そして膝が伸びない事によって起こるが原因です。

首の骨がまっすぐになっているから矯正する枕を使ったり、首にタオルを巻いて首にそらすようなことをしても効果としてはあまりありません。

なぜなら、首にしかアプローチをしていないからです。

また無理やり首を伸ばしても変わりません。

一度試しに体を丸くして下さい。

その時に姿勢は悪くなるのですが、首だけでなく、骨盤、膝を一緒に見て下さい。

全て姿勢が悪くなっているのがわかりますか?

下の写真をご覧頂きたいのですが、骨盤が真っ直ぐの状態を骨盤が立つといいます。

逆に姿勢が悪い状態に時を骨盤が寝る

と言います。

骨盤が寝ている状態になっている時、膝がまがっているのがわかりますか?

実はストレートネック、膝、骨盤、首の3つの部分が歪み事によって結果的首に負担がかかります。

ストレートネック改善グッズが効果がないのはそのような理由があるからです。

 

姿勢をよくするバンドを背中にすればいいのでは?

ある方がいらっしゃったとき、姿勢矯正ベルトをされていました。

背中でクロスしてあって、ゴムが引っ張られることによって姿勢をよくするものです。

この方法はどうかと言う質問がありました。

一見この方法だといいのでは?

と思われるかたもいらっしゃいますが、胸を張ったからと言うて正しい姿勢にはなりません。

肩甲骨が引かれることによって確かに見た目は綺麗になります。

しかし、それと顎の位置、膝の伸び具合が元の位置に戻るかと言われればそうではありません。

器具に頼ってしまうことを完全否定はしませんが、結局そのベルトがなければ元に戻るという状態になってしまいます。

その状態になると非常にもったいないのでおすすめをしていません。

 

ストレートネックを治すために必ずしなければいけないこと

ストレートネックを改善しようと思った時に矯正グッズはあまり効果がないということを話しました。

ではどのようにすればストレートネックを改善させることができるのでしょうか?

原因の部分でもお話をした通り、ストレートネックを治すためには3つのポイントを修正しなければ行きません。

  • 膝を伸ばすこと
  • 骨盤を立てること
  • 顎を引くこと

以上を3つのポイントを修正することでそれとレークを改善することができます。

ひとつだけ注意していただきたいことがあります。

治るということだったり改善するというのは骨が元の通りに戻るというわけではありません。

ストレートネックが原因で肩こりや頭痛が感じていたり腰痛を感じるような状態になっている場合に自覚症状がなくなるという意味が改善だと捉えてください。

長い年月をかけて出来上がってしまったストレートネックを すぐに改善できるわけではないのでご理解ください。

 

膝を伸ばすために行うこと

骨盤を立てることと同じ部分もありますので併せてご覧になってください。

膝を伸ばす方法としては2つあります

ストレッチをすることによって太ももとふくらはぎの柔軟性を高めること

立っている姿勢を変えること

以上2つの点に気をつけながら行っていきます。

 

1太ももの後ろを伸ばすストレッチ

日常から膝が曲がっている方は太ももの後ろの筋肉が非常に硬くなっています。

ストレッチをする方法は非常に単純です。

床もしくは台の上に足を乗せてください。

できるだけ猫背治す胸から前に体を倒すようにしていてください。

太ももの後ろがストレッチされていればうまくできている証拠です。

まだ体を動かす時には反動をつけながら15回。

ストレッチをして寝る前やお風呂上がりなど特に大きな用事がない場合は15秒間以上ストレッチをしてください。

 

2ふくらはぎを伸ばすストレッチ

壁に向かって足のつま先をつけてかかとが床につけるようにしましょう。

姿勢をまっすぐにして体重をお前に書けるようにするとふくらはぎがよく伸ばされます。

アキレス腱からふくらはぎがストレッチされていればうまくできている証拠です。

まだ体を動かす時には反動をつけながら15回。

ストレッチをして寝る前やお風呂上がりなど特に大きな用事がない場合は15秒間以上ストレッチをしてください。

 

立方

骨盤を立てるのと同時に行っていきますが、 骨盤を正しい位置に持っていくことで勝手に膝が伸びていきます。

試しに下腹を出すような立ち方をしてみてください。

膝に意識をした状態で感じていただきたいのですが膝が曲がっているのが分かるでしょうか?

今度は反対に骨盤をまっすぐ立てるようにしてください。

骨盤を立てると膝が勝手に伸びていくのが分かりますでしょうか?

膝が伸びることによって胸も同時にまっすぐになるという感覚があれば姿勢が正しくできている証拠です。

普段骨盤が寝てしまっている方は骨盤を立てると腰がとてもそってるように感じたりお尻がでっ尻になっているような感覚になってしまいます。

鏡を写真で見ていただくと自分の姿勢がよくわかると思いますので感覚だけでなく一番初めは、 写真、カメラなどを取って自分の姿勢を確認してください。

普段からこのような姿勢を気をつけるだけで骨盤が上手く立ってくれます。それによって膝が伸びてくれるのでストレートネックを改善させるためには非常に役に立ちます。

 

骨盤を立てる

上記でお話ししたように立っている状態では骨盤を意図的に立てることが大切です。

普段デスクワークの方は座っていることがほとんどなので座り方についてもお話をしていきます。

座りながらのお仕事の方は下の写真のように不良姿勢になっている方が非常に多いです。

座っている状態ではこの姿勢が骨盤が寝ていると言います。

正しい姿勢というのは立っているときとまったく同じくお尻が少し後ろに飛び出し腰がややそっている状態になっているのが骨盤が立っている状態です。

この状態を維持するのは非常に難しいですがタオルを使えばこの状態を維持するのもそこまで苦労はしなくなります。

下の写真のようにお尻に半分だけタオルを敷いて 座ってください。

半分だけタオルを敷くことによって体が前に倒れるのでその状態を補正しようとして姿勢がまっすぐになります。

自分自身で意識できれば一番いいですがタオルなどを使うことによってまっすぐになっている感覚を知るということも大切なのです。

骨盤を矯正するようないすやグッズが売っていますが考え方は全く一緒で一時的に骨盤の位置を把握するために使われるのはとてもいいですがそれに頼り切るのはやめましょう。

理想は何もない状態で骨盤が正しい位置に戻ることが重要なのです。

 

顎を引いて正しい位置に体を戻す

下の写真のように顎が出ているというのは、肩の位置よりも、 耳の穴の部分が極端に前に出ている状態のことを言います。

本当に正しい位置というのは肩と耳が一直線上になることが理想的です。

姿勢を正しくしましょうと言うとよくある間違いとして胸を大きく張るがいらっしゃいます。

胸を張ると一見姿勢がよく見えますが、反対に首だけが前に出てしまいます。

下の写真のようなイメージです。

 

見た目はとても綺麗ですが首にとっては非常に負担がかかる姿勢です。

最近ではスマホを見たりタブレットを見る方が異常に多いのですが、下の写真のような姿勢になっていると確実にストレートネックになってしまいます。

正しい見方というのは下のように腕を上げるような状態にしながら見るのが理想的です。

常にこのような状態を維持するのは難しいと思いますが1日の中で少しでも首にかかる負担が減ればそれだけ自覚症状も減ります。

顎を正しい位置に戻す方法として 、背中を全て壁につけるように立ってください。

下の写真のようにつけられる所をすべてつけて背中頭も一直線上になるようします。

そのような状態から姿勢を崩さずに一歩前に立って下さい。

その姿勢が今のあなたにとって一番正しい姿勢になります。

立って頂くと分かりますがとてもしんどいと思います。

しんどいという事は、普段の姿勢が悪いという証拠にもなります。

普段の姿勢でも少し意識するだけで変わってきます。

3つの対策を話しましたがどれか一つだけ行うのではなく、膝を伸ばして骨盤を立てで顎を引くというのはセットとして考えてください。

どれか一つでも抜けてしまうと正しい姿勢から遠のいてしまいますので、ひとつずつ確認しながら最終的には全部できるように実践していきましょう。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回のお話はストレートネックを改善するために矯正グッズは効果があるのかという内容の話をさせていただきました。

まとめると矯正グッズはあまり使わない方がいいということと、最終的には姿勢を整えることに集中しなければいけないということです。

一時的に正しい姿勢を自分自身で把握するためには役に立ちますが、矯正グッズをつけてからといってストレートネックによる自覚症状がなくなるわけではありません。

ストレートネックの骨の歪みが治るわけではありません。

まずは正しい方法を自分自身で理解して毎日少しずつ矯正やストレッチを行うようにしていきましょう。

 

ひこばえ整骨院のストレートネックに対する治療方法

ひこばえ整骨院では、ストレートネックの治療を得意としています。

首の悪い部分だけをみるだけではなく、体全身を診ていき治療を行っていきます。

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