今回お話をさせてもらうのは、ドケルバン、親指の腱鞘炎を改善するためのテーピング方法についてご紹介させていただきます。ドケルバン病は痛みが悪化しやすく、慢性化しやすい特徴もあります。それを改善する為の方法をテーピングとしてご紹介をします。使い過ぎは勿論、産後の方でも効果があるので是非参考にして下さい。
ドケルバン病の腱鞘炎。テーピングをする最大の理由とは?
いきなり今回のまとめになりますが、テーピングを貼る時に
できるだけ親全体が一番力が抜けてる状態で綺麗にテーピングが貼れるかこれができれば、炎症、痛みを改善することができます
で
出産後のドケルバン病も改善します。
指には、一番力抜ける角度があります。
どういう姿勢が一番力抜けるかいうと下の写真の様な感じで
気をつけますの姿勢から手や肩の力を抜きます。
腕の力手の力なんかも全部抜くと先ほどの上記のような感じになります。
この状態でテーピングを貼るのが一番効果があります。
力が入ってしまった状態でテーピングを貼ると効果がないところが悪化してしまう可能性もあります。
正しい方法で必ず行うようにしましょう。
ドケルバン病、腱鞘炎の痛みを改善する為のテーピング
準備する本数や種類からお伝えをします。
ニトリートキネシオロジーテープと呼ばれるものがあります。その中でも撥水タイプっていうものを使います。
基本テーピングは3日間貼ってもOKです。
3日以上だとかぶれやすくなってしまうのと、テーピングの繊維が切れてしまうのでそれ以上はやめておきましょう。
理想的には毎日の張り替えが一番いいんですけコスト的なことを考えると3日程度を1つの目安として考えて下さい。
テーピングの本数と長さ
テーピングは全部で5本。
- 長さ15㎝、幅5㎝のテーピングを1本
- 長さ17㎝、幅2,5㎝のテーピングを2本
- 長さ15㎝、幅2.5㎝のテーピングを1本
- 長さ8㎝、幅2.5㎝のテーピングを1本
こんな感じで用意をして下さい。
先ほどの一番力が抜けた状態で貼るような形にします。
テーピングを貼るときは全て50%位の力で貼るようにしましょう。
17センチのテーピングを貼ります。
力を抜いた状態です親指の爪根本から貼ります。
力が入ってしまうと逆効果になってしまうのであくまでもリラックスしてる状態で貼ります。
2本目の17センチも同じように反対側に50%位の力で貼るようにします。
次は貼り方が少し難しいですが、下の写真の様にテープの真ん中で裂く様にして破ります。
親指の背面でクロスするようにして貼ります。
次は指先のテーピング。
これは、先端のテーピングが剥がれないようにするだけなので指先だけ隠れるようにして貼って下さい。
最後は手首のテーピング
このテーピングも指の間と基本的に同じです。
真ん中から破って指の間に入れるようにして貼ります。
この形で貼ることによって、手首がかなり安定します。
動画でもご紹介をしているので、こちらからご覧ください。
ドケルバン病が何度も再発しないために行うこと
ここまでは、腱鞘炎の直し方であるテーピング方法をご紹介しました。
テーピングはもちろん効果ありますが、最終的に使い方などを変えていく必要があります。
今回の内容とは少し違いますが、体を治すためにも必要なことなので下記からご覧になってください。
ドケルバン病は、正しくテーピングを貼って使い方を変えることで完治できる
ドケルバン病は基本的に完治することができます。
産後の独特な腱鞘炎も、普段から使いすぎている状態でも、正しい方法さえ 行うことができればしっかりと再発も防げるし痛みも解消します。
ただし、放置している時間が長かったり、直し方が悪いと何度も再発はしてしまうし、症状がなかなか改善しません。
1日でも早く解消するためにも今回のテーピング方法をぜひ試してみてください。
ひこばえ整骨院ドケルバン病に対する治療
ひこばえ整骨院ではドケルバン病(腱鞘炎)の治療を非常に得意としています。
悪い部分だけを見るのではなくそれ以外の歩き方や立方体の使い方を全て見て一番最適な治療方法を選んで行きます。
もしあなたがドケルバン病による痛みで悩まれているならば是非下記をご覧ください。
執筆者
ひこばえ整骨院 院長 齋藤 克也(監修)
柔道整復師(国家資格保持者)
業界歴16年。
18歳の頃から整骨院1筋で西宮市で痛みに悩まれている方のお役に立てる様に日々精進中。
現在ストレッチの本をアマゾンにて発売中
柔道整復師 齋藤 克也監修