今回お話をさせてもらうのは、喉の詰まり、喉のつっかい感を解消する方法についてご紹介をさせていただきたいなと思います。風をね引いた後、寝不足だったりすると、物を飲み込む、唾を飲み込んだりする時にずっと喉につっかえる感じがする。そんな風に悩んでいる方を解消する方法をご紹介します。常に違和感や不快感がある方にはとても効果があるのでぜひ試してください。
喉の詰まり感を改善するために病院で検査をしても異常がない…
喉のつまりがあったりすると病院に行かれると思います。
インフルエンザになった、コロナ感染したなど今では多くのことがると思います。
ちゃんと治療をしてしっかりと治しても喉につっかかり感とか違和感が全く取れない。
そんな風に悩んでいる方も多いと思います。
耳鼻科に行ったりして検査をしても異常がないから、『もう大丈夫ですよ』
って言わることも多々あると思います。
そうなると次は『自律神経が悪いのかな』って
いうのとで、そういうところの専門の医療機関に行っても特に異常がないとはいなの、で気のせい違うかなとか言われることもあります。
そこで精神安定剤だったりとかを飲みましょうねっていう風に言われる方もいらっしゃいます。
こんな風になると本当に不安ですが、 このような悩みを持っていることにある共通点があります。
それが
肋骨の動きと胸骨の動きが極端に悪くなってしまっていること。
喘息の方などにも特に多いのですが、
- なぜ固まってしまうのか
- 動きが悪くなると
- 喉のつかえが出てしまうのか
そんなお話は今回はさせていただきます。
検査をしても異常がない。喉のつかえ(ヒステリー球)の原因とは?
病院に行き、色々と検査をしても異常がなければ自律神経を疑われる方もいらっしゃいます。
安定剤を出されたり漢方を処方される方。寝付きにくい方に関しては睡眠剤等を渡される方もいらっしゃいます。
それでも症状が改善しなかったり、薬を飲むこと自体が嫌な方も多いです。
冒頭にお話をさせてもらった通り、喉の詰まりを直そうと思うと鎖骨と肋骨の2つの部分を柔らかくしていく必要があります。
喉の詰まりとどのような関係があるのか不思議だと思うのでまずはそのお話からします。
普段の声で考えていただければ分かるのですが、体がしんどい時に姿勢をまっすぐすることってないと思います。
できるだけ丸くうなだれるような状態になると思います。
咳をする時も姿勢をまっすぐにして咳をする事はないでしょう。
先ほどと同じようにできるだけ丸くうなだれるような状態になると思います。
このような状態が長時間続いてくると体はどうなるでしょう?
猫背になってしまい肩は巻き形になり胸はしぼむような形になります。
深呼吸をしてもらうと分かるのですが肋骨が大きく動いたり、鎖骨を触ると鎖骨もなんとなく動いているのがわかると思います。
本来であれば大きく呼吸が据える状態にもかかわらず肋骨や鎖骨の動きが極端に悪くなってしまうと首の筋肉や背中の筋肉、肋骨の筋肉なども全て硬くなります。
実はこれが原因で呼吸がどんどん浅くなり喉のつかえが強くなってしまいます。
と言う事は直そうと思うと今硬くなっている筋肉を柔らかくすることが重要です。
喉のつかえ(ヒステリー球)を治すための手順
最初にマッサージの方法をお伝えします。マッサージの方法は2つの筋肉を狙って行きます。
胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)と呼ばれる筋肉と斜角筋(しゃかくきん)と呼ばれる筋肉。
この2つを緩めていきます。
この2つの筋肉は首周りから鎖骨の部分に付いている筋肉です。
猫背になった時や風邪をひいた時などこの部分が非常に硬くなってしまいます。
それを柔らかくするための方法をご紹介します。
動画でもお話を教えるので参考になさってください。
筋肉を緩めるときにある特性をお話しをします。
筋肉をマッサージをする時すべてをマッサージしようとする方がいらっしゃいます。
決してそれが間違っているわけではありませんが、効率的なことを考えると筋肉は最初と最後だけマッサージをする。
と言うことを心がけてください。
例えば筋肉の端っこがお互いを引っ張りあって硬くなっている状態。
そのような状態の時に真ん中を一生懸命緩めても効果はほとんどありません。
それよりも端っこ同士を緩めてあげた方が筋肉は引っ張る力がなくなるので緩んでくれます。
どこの筋肉でも応用はできますが、すべての筋肉をマッサージするのではなく筋肉の起始と停止と呼ばれる部分をマッサージするようにしましょう。
この方が確実に速く筋肉は緩みます。
喉の詰まりを改善する方法。教唆乳突筋と斜角筋を緩める
- 耳の後ろの出っ張っている部分を指でつまむ
- 鎖骨のやや上側を同じように指の部分でつまむ
- 1カ所3秒間を3回ずつ左右均等にする
この流れで首の前の筋肉は緩んでくれます。
必ず左右均等にしましょう。
喉の詰まりを改善する方法。鎖骨と胸骨を動かす方法
下の写真のように胸の前に人差し指と中指を当てる
息を吸うときには特に押さず、吐くときに軽くだけ押し込む
この動作を5回繰り返す
深呼吸で肋骨と頬骨を動かすことによって動きがつくようになります。
ポイントは吐くときに強く抑えすぎてしまうと逆効果になってしまうので軽く助けるような感覚で行ってください。
今回のまとめ
今回の方法を両方とも行ってみて喉の詰まり感などを確認してみてください。
感覚が鋭い方はこれだけでも呼吸がしやすくなったり喉の詰まりがマシになる方が多いです。
喉のつまった感じがあったり、しんどいとどうしても
『自律神経系や原因不明だからこの薬飲んどいて』
みたいなことを言われがちです。
もちろんそれが1番正しくて、効果が出る方もいらっしゃいます。
しかし、ほとんどの場合は今お話をした通り胸の骨の動きをつけたり、首の前の筋肉を緩めるだけでも喉のつかえ感などはかなり軽減するケースが多いです。
単純に姿勢が丸くなってしまい、筋肉や関節が動かなくなってしまう。
それによる症状であれば薬を飲むと逆効果もしくは全く意味がなくなってしまいます。
まずはこの方法を3日間から4日間続けてみてください。
それで少しでも改善するのであれば、今のあなたの症状は今申し上げた原因が引き起こしている可能性が大きいです。
1つの参考になさってください。
ひこばえ整骨院のどのつかえに対する治療
ひこばえ整骨院では喉のつかえの治療を非常に得意としています。
悪い部分だけを見るのではなくそれ以外の歩き方や立方体の使い方を全て見て一番最適な治療方法を選んで行きます。
もしあなたが喉のつかえによる不安感や不調感に悩まれているならば是非下記をご覧ください。
執筆者
ひこばえ整骨院 院長 齋藤 克也(監修)
柔道整復師(国家資格保持者)
業界歴16年。
18歳の頃から整骨院1筋で西宮市で痛みに悩まれている方のお役に立てる様に日々精進中。
現在ストレッチをアマゾンにて発売中
柔道整復師 齋藤 克也監修