階段の上り下り、日常的に歩いている時、段差などを歩くときに膝の内側が痛いと感じる事は無いでしょうか??
歩行中に膝の内側が痛いと歩くことも多くになってくると思います。
膝が変形をしていればレントゲンを撮るとすぐにわかるのですが、レントゲンを撮っても異常がなければ湿布を出されて終わってしまうというケースも非常に多いです。
今回この記事では膝の内側が痛いときの原因をいくつかピックアップしてご説明をしていきます。
どのような症状が出ていて、何が原因かが分かれば治す事は非常に簡単です。
もしあなたが膝の内側が痛い原因を知りたいのであればこの記事を最後までご覧ください。
膝の内側が痛い時に考えられる原因
今から飛騨の内側が痛い時に考えられる原因をいくつかピックアップして説明をしていきます。
あまり聞き慣れない言葉や難しい漢字が出てきますができるだけわかりやすく噛み砕いて説明をしていきます。
大きく分けて6つあります。
- 鵞足炎
- 内則則副靭帯損傷
- 内側の半月板損傷
- 変形性膝関節症
- たな障害
- 単純に筋肉の筋緊張が強い
以上6つが膝の内側が痛い時に考えられる原因です。
レントゲンをとればすぐにわかるものからレントゲンを撮っても全く異常が見られないものまであります。
大きな特徴とどのようなときに痛みが現れる体を詳しく説明していきます。
下に写真を載せておきますので膝の痛い部分とリンクさせながら確認をしてみて下さい。
鵞足炎(がそくえん)
鵞足炎とは 太ももの後ろの筋肉と太ももの内側の筋肉と太ももの前の筋肉の3本が合わさって膝の内側につきます。
その分を使いすぎたり使い方が悪かったりすると筋肉疲労によって膝の内側で炎症を起こしてしまいます。
この部分を鵞足炎といいます。
特に多いのは運動をされている方が使いすぎによって痛めることが1番です。
単純にオーバーユースの場合に膝の内側に痛みが出てきてしまいます。
ひどくなってしまうと安静にしている時も膝の内側が痛くなってしまい、階段の昇降時でも痛みが強く出てしまいます。
よくあることやお仕事で営業などをされている方でもたまに鵞足炎になってしまう方も多くいらっしゃいます。
それでもほったらかしにしていると内側の半月板を同時に痛めてしまう可能性があるので放置にするのは絶対に良くありません。
内側の半月板損傷
半月板を損傷してしまった場合は歩いたり体重を少しかけただけでも痛むことが非常に多いです。
運動選手に特に多いのですが体をよく回転させていたりダッシュを繰り返すようなスポーツをされている方は内側の半月板を損傷してしまう可能性が非常に多いです。
レントゲンでは異常が見られませんが、MRIなどをとるとすぐにわかるので膝の内側の写真にあるような部分が痛む変場合は、一度MRIをとることを検討されても良いです。
テレビの上もよくスポーツ選手が半月板を損傷して手術を受けると言うニュースを聞かれると思いますが、ほったらかしにしていると手術をしなければいけない場合も少なくありません。
半月板が損傷しているから絶対に膝の内側が痛むと言うわけではありませんが放置していいものではないので早めに対処が必要です。
内側の靭帯を損傷している
これも上記の半月板損傷とほとんど似ていますが、内側の半月板と内側の靭帯は基本的にくっついています。
片方だけ炒めると言うのもありますがほとんどの場合両方とも半月板も靭帯も痛めてしまうということが大半です。
靭帯を痛めた場合は捻挫とほぼ同じ状態になるので歩行困難になることが多いです。
階段の上り下りだけでなく日常生活で 歩く時にも痛みが強く感じてしまうので注意が必要です。
痛みが出るポイントを下記に示しておきますがその部分を抑えると激痛が走ります。
運動や激しいことをしなければ基本的に靱帯というのは痛める事は無いので、日常生活の中で徐々に痛めると言う事はありません。
変形性ひざ関節症
これが1番注意しなければいけないものです。
変形性ひざ関節症とはその名の通り膝の関節がすり減ってしまい徐々に変形を引き起こしてしまうものです。
初期の症状では瞬間的な痛みや階段の上る時や椅子から立ち上がるときなどの瞬時の痛みしか走りません。
しかし中期後期になってくると普通に歩くこともままならない位痛みが出てきたり階段の上り下り、両方とも痛みが出る場合があります。
後期になってくると日常生活の中でトイレに行くことでさえもオフになってしまうことが見られます。
最終的に何をしなければ 手術をして人工関節を入れることがほとんどです。
早期に発見して早期に治療することが1番大切な疾患です。 次の段階できっちりと治療すれば手術を避けられるだけでなく痛みをなくすことも十分に可能です。
レントゲンやMRIを撮ると骨が変形をしていたり変化の途中と言うことがすぐにわかります。。
痛む場所は膝の内側が痛むだけでなく膝の下川や内側の中の方といったような少しおおざっぱな感覚になるのも特徴です。
タナ障害
タナ障害とはあまり聞き慣れない病名だと思います。
人によりますが膝を曲げ伸ばししただけでもポキポキなったり、何かの動作後はじめに音がなったりすることがあると思います。
これもタナ障害の 1つなのですが、関節の中に膝ができてしまいタナのような形をしているのでこのような名前がついています。
原因は膝の使い過ぎによって関節の中にヒダができてしまうことが原因とされています。
音だけだと特に治療する必要はありませんが、膝の内側のあたりに同時に痛みが出ることがあります。
自然にほっといてヒダがなくなるわけではありません。
基本的には手術をする事はなく保存療法で痛みをとるということがほとんどです。保存療法とは安静にしたり、筋トレをして足の筋力をつけたりなど手術以外の治療方法のことをいいます
しゃがんだりすると膝に圧迫感があったり何か奥の方で詰まっている感覚があればこの症状を疑います。
それと音を1つの特徴なので痛みと音が同時に出ていると場合はタナ障害の 可能性が1番高いです。
手術は基本的にしないので勧められた場合は一度考えるようにしてください。
筋肉の緊張による痛み
他のものと違って怪我ではなく使い方が悪かったり筋肉の緊張が強すぎる場合は痛みを感じることがあります。
?特に下から立ち上がるような深く膝を曲げて伸ばす不燃痛みが出たり、自転車など踏ん張った時に痛みが出るのが特徴です。
内側と言うよりも膝のお皿周辺に痛みが出ることが多いです。
この場合はほとんど使い方が悪いのと股関節が内側に向いてしまっていることがほとんどです。
自分でのセルフマッサージやストレッチをすることによって痛みを改善させることができます。
この状態をほったらかしにしていると鵞足炎に移行したり、変形性ひざ関節症の火種になる可能性があるのでほったらかしには絶対にしてはいけません。
以上6つの痛みの紹介をしました。
写真に載せて通り圧痛点を見たり症状で診断をします。圧痛点とは押さえて痛い部分のことです。
ご自身で膝の痛い部分を触ってみてどの部分が当てはまるかを判断していきましょう。
全然わからない場合はお近くの専門の先生のところに行き対処受けられることをお勧めします。
まとめ
今回は膝の内側が痛い時に考えられる原因として6つの症状ご紹介しました。
自分で全て判断するのは非常に難しいかもしれませんが、押さえて痛い部分である程度判断をすることができます。
各症状によってインターネットで調べるといろいろな対処方法がありますのでそちらを参考にしていただいても構いません。
ただし痛みが長い間続いているのにほったらかしにしているとどんどん症状の改善が遅れるだけでなく、手術と言う可能性も出てきてしまいます。
痛みで悩まれているならばすぐに専門の先生のところに受診して先生と話を聞きながら治療を行っていきましょう。
ひこばえ整骨院の膝の痛みに対する施術
ひこばえ整骨院では膝の痛みに対する施術をとても得意としています。
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執筆者
ひこばえ整骨院 院長 齋藤 克也(監修)
柔道整復師(国家資格保持者)
業界歴16年。
18歳の頃から整骨院1筋で西宮市で痛みに悩まれている方のお役に立てる様に日々精進中。
現在ストレッチの本を執筆中。年内に発売予定。