患者さん
中谷 昌一さん 40歳代 会社員
悩み
疲労が溜まり過ぎてぎっくり腰、ぎっくり背中になってしまった。
以前から背中の痛みを感じていて何度も再発を繰り返していました。
痛みを早くに改善したいと言う思いと、何度も再発をしないようにしてほしいと言うことを希望で来院されました。
仕事柄デスクワークと言うこともあり同じ姿勢で長時間座っていることが日常的な動作でした。
平成31年3月には転勤があるのでそれまでになんとかしたいという希望でした。
検査結果
全身をくまなく検査した結果
痛みの大元の原因はぎっくり腰とギックリ背中による筋肉の過剰な緊張によるものでした。
しかし、何度も繰り返している原因と言うのは姿勢が非常に悪く背中の柔軟性がほぼ0に等しいほど悪くなってしまっている事でした。
ぎっくり腰やギックリ背中は肉離れになっていることが1番強いのですが、肉離れになる前と言うのは部分的に筋肉の張りが強くなってしまうことで起こることがほとんどです。
この方もそれと同じように一箇所の筋肉の緊張が非常に強くなっていたのが痛みの原因でした。
それ以外にも原因があったので全身的な治療と再発を行わないことを1番の目標として治療を開始しました。
初回の治療
動いた時深呼吸をするだけでも背中に痛みを感じていたのでまずは痛みを取る治療から行っていきました。
具体的には背中の筋肉の緊張取ること、腰の筋肉の緊張を取ること、お腹の前の筋肉の緊張取ることにして行きました。
お腹の前の筋肉の緊張を取る理由と言うのは背中とお腹の中にある筋肉は全く逆の動きをします。
腰に痛みや疲労感を感じてしまったときには必ずお腹の筋肉で体をかばおうとしてしまいます。
かばうことによってより一層治りが悪くなってしまうので、元の段階で背中とお腹の両方とも緩めることが痛みを取るのに1番早いのです。
自宅ではアイシングの指導を行ってもらい動かせる範囲は動くようにしてもらいました。
背中と腰の痛みを早く取るためにテーピング処置を行い初回は終了としました。
2回目以降の治療
2回目と3回目の治療はそれぞれ3日後にきていただきました。
3回目の治療のときには痛みがほぼなくなり違和感やつっぱり感だけが残るような状態でした。
3回目の治療から自宅でできるストレッチと体操を3つお伝えをし、もともとある体の硬さと柔軟性をしっかりつけるための方法を自宅で行ってもらうようにアドバイスをしました。
大きな痛みがほとんどなくなったためこの段階から股関節の矯正と肩甲骨の矯正を入れるようにしていきました。
最終的には自覚症状がない位まで体を治したいと言う事だったのでそれに向けて治療を行いました。
4回目以降の治療からは1週間に1回のペースで行っていきました。
元はもともとある腰の痛みが本当に取れるのかと言う疑問を持たれていたみたいですが、4回目5回目6回目の治療の終わったときには自覚症状としてはほぼ感じないようになっていました。
背中や腰を押すと痛みを感じるのはありましたが普段の生活で以前のように痛い、疲れたと言うような自覚症状はほとんど改善されていきました。
7回目の治療のときには自覚症状がほぼなくなっていたのですが、自宅で大掃除をした際に右の肩を痛めてしまいました。
右の方を上にあげると最後まで上げることができず筋肉痛ももちろん半分がありましたが右の肩の筋肉の分を痛めてしまっていました。
今回の背中や腰の症状とは全く関係のないものだったのであまり心配は入りませんでしたが、腕を上げる時などに苦痛だったため自宅でのストレッチと自分でできる矯正の方法をお伝えしました。
9回目の治療のときには肩の違和感は多少残るものの、体のだるさや違和感はほとんど改善していました。ご本人も非常に喜ばれていてうれしそうにされていました。
平成31年の3月には西宮から他府県に引っ越しをされるみたいなので、それまでに体の状態を完璧に整えて完治すると言うことを次の目標にし今後は3週間に1回から1ヵ月に1回のペースで治療を行うことにしました。
まとめ
今回の改善事例はぎっくり腰とぎっくり背中の両方とも併発ししまった事例です。
ぎっくり腰もゆっくり背中も両方とも普段の疲労感や体に蓄積されることによって起こってしまうことがほとんどです。
痛みを改善させることはできますが最終的には再発をしないように体に柔軟性をつける必要があります。
今回の改善事例もご自身でストレッチや体操をしっかりと行っていただいたため治るスピードが非常に早く済みました。
普段の痛みや姿勢は正直なかなか自分自身では気がつけないこともたくさんあると思います。
しかし体をしっかり修正することによって痛みを改善させることができるので自分の体は自分で理解できるようにしていきましょう。
直筆の声
ひこばえ整骨院でのぎっくり腰、ぎっくり背中の治療方法
ひこばえ整骨院では両方ともの治療を得意としています。
今回の事例のように痛みを馬場に取るだけでなく再発をしないように、大元の原因が改善できるように治療を施していきます。
もしあなたがぎっくり腰、ギックリ背中で悩まれているならば一度下記のご覧ください。