初診日
平成30年 8月初旬
患者さん
60代 男性 会社員
悩み
腰~股関節に違和感がでてくることで悩まれていました。。
動作で痛いことはなく、逆に動くと楽になる。
普段はランニングを週3~4でやっているが、その時は気にならない。
特に仕事中に痛みと違和感でイライラしてしまい、仕事に集中できず、午前中は我慢できても1時間が限界で、午後になると30分も座っているのが苦痛になっている、とのことでした。
検査の結果
一番の原因は
立ち姿勢、座り姿勢が全て悪く、腰を使いすぎている事が、全ての原因でした。
座っているときの背中が丸くなって腰の筋肉が伸ばされるような形になり、そのままお尻の上の方の筋肉を圧迫し続けるかたちになっていました。
この座り方はお腹側の筋肉を使わない座り方になり、立っているときの姿勢も崩れてしまいまっていました。
立っているときの重心は外側に偏り歩くとき、走るときの足の使い方が外側ばかりになるので硬くなりやすいようでした。
そのため腰~背中~肩甲骨の動きをつけて姿勢の改善も必要だと判断しました。
初回の施術
初回の施術は姿勢を変えること、そして動きすぎていた腰の負担を減らすために他の部分の動きをつける治療を行っていきました。
自宅でのアドバイスとして、姿勢の矯正とストレッチの指導を行いました。
まずは動くところをしっかりと動かす事が重要になります。
そこから治療を開始していきました。
2回目以降の施術
2~3回目の来院で座り続けたときの腰の違和感は2~3割程度に減っていて、仕事中に座っていての痛みはかなりましになったとのことでした。
施術に来れるのが週末のみだったため、週に一度、来院いただいてましたがこの時には週の真ん中くらいまでは何もなく過ごせるようになったとのことでした。
来る前は午前中は1時間も座ってられず、さらに午後になると30分も座るのがつらい、という状態でしたが、4回目の施術の時には一週間特に痛みは出ずに過ごせるようになっていました。
このころから腰の上の方は全く気にならなくなっていましたが、お尻~太もものあたりに違和感がでて、膝裏に痛みが走る日もあったとのことでした。
当初予定にあったマラソン大会は気象の条件によって中止となったそうですが、別のマラソンの大会に急遽でることとなり、30㎞走ることがあったそうでした。
その時には10㎞ほど走るとお尻~太ももにかけて違和感がでてきたとのことでしたがそのままゴールまではいけたそうです。
その後にも連続で10㎞練習で走られたそうですが、その時も違和感はあったとのことでした。
翌週、平日にランニングの練習を行うのを休んで様子をみたところ、違和感も出ずに過ごせたとのことでした。
腰の違和感は仕事中にも気にならなくなったとのことで、翌月に出場予定のマラソン大会で」走れるように調整にも入らないといけないということもあり、様子をみながら始めていく、とのことでした。
普段からのケアの方法、ストレッチや立ち方など、お伝えしているものを改めて確認し、治療を終了しました。
まとめ
昔から体が硬いとおっしゃっていましたが、硬いからと言ってストレッチをしないという選択をしてしまうと、体はどんどん硬く縮こまり、痛みが出るリスクが高くなってしまいます。
この方の場合は特に足首と股関節の硬さが目立ちました。
体が硬くても運動はできますし、決してそれが悪いことであるわけではありません。
ただしそれだけ体を動かしているのに、使い方、動かし方が悪いままであると使う場所、疲労が溜まる場所は一定になるのです。
使いっぱなしで放っておくのではなく、運動するのと同じくらいもしくはそれ以上で体のケアが重要なのです。
走ったり普段から体を動かすことのあるという場合は特に、その分だけ体をケアしていくことが必要になります。
運動についてでも日常での痛みや違和感などがあればお気軽にひこばえ整骨院にご相談下さい。
直筆の声
数ヶ月間腰痛が続き、仕事中机に座っているのが苦痛になっていました。
ネットでこのひこばえ整骨院を見つけて治療を受けるようになってから随分良くなり救われています。
ここでは対症療法ではなく痛みの根本原因を取り除こうとしてくれていると感じているので、徐々に痛みが弱くなってきているようです。
またいろんなそれっての方法も教えてもらえているのでありがたいと思っています。
ひこばえ整骨院腰の痛みに対する治療
ひこばえ整骨院では腰痛の治療を非常に得意としています。
悪い部分だけを見るのではなくそれ以外の歩き方や立方体の使い方を全て見て一番最適な治療方法を選んで行きます。
もしあなたが腰痛による仕事の際の辛さなどで悩まれているならば是非下記をご覧ください。