患者さん

女性  会社員(年齢やイニシャルは伏せてほしいと言うことなので掲載していません)

悩み

子供の頃に特発性側弯症になってしまい特に大きな治療を行っていませんでした。

後から見ても背骨の歪みがわかる位で筋肉に左右差があると言うことも悩みの1つでした。

車の運転を短い時間でもすると、背中に異常なほどのしんどい状態が出てしまうということが悩みでした。

仕事中に同じ姿勢を行っていても背中がだるく辛い状態だったこれから骨の曲が強くならないようにと、背中のだるさを改善してほしいと言うような理由で当院へいらっしゃいました。

検査結果

全身をくまなく検査をしていた結果・・・

背骨の曲のほかに股関節と骨盤のねじれ、そして肋骨の歪みがありました。

特発性側弯症になってしまい、背骨を下のようにまっすぐにすると言うのは現実的に無理です。

後天的に側湾症が出てしまった場合は姿勢を直せば元に戻りますが、特発性の場合はそうはいきません。

背骨の曲をこれ以上ひどくならないように普段の姿勢をアドバイスすることが十分にできます。

背骨をまっすぐにすると言うわけにはいきませんでしたが、背中のだるさを取るために骨盤の傾きと股関節のねじれをとってあげることによってだるさをなくす事は十分に可能です。

そのことをお伝えしだるさがとれてこれ以上進まないならば治療をお願いしますと言うことで治療がスタートしました。

初回の治療

初回の治療では背骨の矯正は全く行いませんでした。

背骨の矯正は行わない代わりに肋骨の矯正と骨盤の矯正そして股関節の矯正を行っていきました。

体にねじれが出てしまうとその分だけ他の部分でフォローしようとしてかばい合いをします。

背骨がカバーできない部分だけ股関節や骨盤、肋骨をにじませることによって全体的なバランスをとります。

バランスを取るといっても正しくバランスが取れているわけではないのでできるだけまっすぐするように矯正を施しました。

特に肋骨を動かすことによって背骨の矯正ができるので背中のだるさには非常に重要な部分です。

自宅でのストレッチとして股関節のねじれがあったため股関節の矯正を行っていくストレッチ方法。

右の肋骨が左側にねじれていたので肋骨の矯正の方法アドバイスをし初回は終了としました。

だるさが取れるまでは2ヶ月から3カ月程度の時間を見て欲しいと言うことで1週間に1回のペースを目安に来ていただくようになりました。

 2回目以降の治療

2回目の治療が5日後に来ていただき初回の治療方法とほぼ同じ内容で行っていきました。

初回に比べて肋骨の動きが非常に良くなっていて動きやすい状態になっていました。

背中のだるさは特に変化はありませんでしたが体の動きが良くなったと言うことをいわれていました。

この時にマッサージの方法を1つ追加して肋骨をより動かしやすい状態にしていきました。

矯正の方法は下記ど動画の内容をお伝えしました。

4回目の治療のときには肋骨のねじれはほとんどなくなり股関節と骨盤の傾きだけになりました。

側弯症になってしまうと背骨が前に本来は曲がっているのに対して後ろ側に飛び出しまいます。

そのことによって骨盤が元の位置に傾かなくなってしまうので正しい方向に向けるよう矯正を行っていきました。

自宅でのストレッチ方法も骨盤を矯正できるように、右側だけの方法をお伝えし1日仕事の前と仕事の後に2回する様にお願いしました。

5回目以降は10日に1回の治療を間隔で行う事にしました。

6回目の治療のときには背中のだるさはほとんどなくなり股関節と骨盤の動きも正常な状態にまで改善できるようになっていました。

背骨の位置が変わったわけではありませんが後から見た姿はかなり変わっていて肩の高さや骨盤の位置関係もほとんど差がない状態にまで改善していました。

安静時に痛みがあるわけではなく車の運転の時だけだるさが出ていた状態なのでいちど車の運転をわざと教えて抱くようにアドバイスしました。

8回目の治療のときには怠さが出ていた現況である車で来院して頂き、痛みやだるさはほとんどなかったと言うことをいわれていました。

40分ほどの運転が今までかなりだるくなっていたのに対してなんとなく張っているから程度にまで改善をしていました。

10回目の治療のときには体の状態も非常に良くなるさや違和感もほとんどなくなっただめ1どこで治療を終了することとしました。

今後はひどくならないようにと体の状態が維持できているかを確認するために一か月に1回のペースで来院してもらうようにアドバイスをしました。

まとめ

今回の改善事例は特発性側湾症が子供の頃に起きてしまいその後背骨の歪みがひどくならないか、また同じ姿勢をしていると背中が非常にだるく辛い状態が続いてしまうと言う方の悩みの解決した事例です。

体の曲や背骨の歪みが全てなくなると言う事はありませんが、側湾症からある自覚症状に対してはほぼ改善できます。

もしあなたが背骨の歪みが原因でだるさや痛みが出ているならばこの記事が少しでも参考にしてください。

そして曲がっているからどうしようもないとは思わないで下さいね。

直筆の声

ひこばえ整骨院の側湾症治療

ひこばえ整骨院では側湾症による背中のだるさや腰などの痛みに対する治療方法を得意としています。

 曲がった背骨をまっすぐにと言う事は正直できませんが、これ以上歪まないようにしたり自覚症状を取る事は任せてください。

もし側彎症で同じような自覚症状で悩まれているならば下記をぜひいちどご覧ください。

電話: 0798-63-3200

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