齋藤の言葉

今回の事例はめまい。病院に行ったけれども、症状が良くならず。良性発作性頭位めまい症と診断された男性の事例です。簡単に言うと、自席が悪くなってしまい、ふらつきやめまいが出ると言うもの。どのようにして整骨院で直し、アドバイスしたのかをご紹介しています。

良性発作性頭位めまい症の原因と対策

めまいには大きく分けて3種類に分かれます。

「回転性めまい」「動揺性・浮動性めまい」「失神性めまい」

この中でも、耳鳴り・難聴を伴うものを「メニエル病」、
耳鳴り・難聴を伴わないものを「良性発作性頭位めまい症」と言います。

良性発作性頭位めまい症→持続時間が1分以内と短い

メニエル病→持続時間が長い(20分以上~)

良性発作性頭位めまい症の主な原因は耳石の位置異常と言われています。

耳石はセンサーの役割をしています。

例えば、体が右に絡むと耳の中にはリンパ液があり、その位置により自石が感知ます。

一般的に治療は

  • ストレスがないようにしましょう
  • 体を柔らかくしましょう
  • 薬を飲んでリンパ液の流れを良くしましょう

それで治る方は良いのですが、一定の方はそれでも結果が出ない方たくさんいらっしゃいます

主な原因として

  1. 加齢
  2. 横になることが多い
  3. ストレスが多い
  4. 頭を打ったなどの怪我
  5. 内耳の病気
  6. 血流障害

などが多いです。

どの原因にも共通することですが、血液循環が悪くなると回復力が下がります。

今回の方も50歳を超えていますが、年齢とともに回復力が下がるのは仕方がありません。

しかし、それに血液循環が悪くなると追い打ちをかけるように回復力が悪くなります。

少しでも回復力を上げて、再生能力を上げることが良性発作性頭位めまい症を改善する方法です。

今回の事例のご紹介

症状: 日常生活の状態で朝起き上がる時、急に振り返る時などにめまいやぐらつきが出てしまう。

施術内容:初回から4回目までは1週間に1回のペースで施術を行っていきました。血流改善の整体と、体のバランスを整える整体。

この2つに焦点を絞り集中的に行うようにしました。

5回目以降は2週間後。調子が良くなってからは3週間おきに施術を行っていきました。

セルフケア等は姿勢を中心に体の歪みがまた戻らないように施術を行っていきました。

最終的にめまいやふらつき回転するような状態はほぼなくなったため、施術を終了としました。

 

今回の事例は、病院などで検査をして薬を飲んでも改善しなかっためまい。

診断はついたものの薬の効果がなかったので様子を見ましょう。

ということしか言われていませんでした。

車の運転や仕事での支障があったので、当院にいらっしゃいました。

めまいの治療は初回から含めて7回。

回数をおうごとにめまいが減少していき、最後には車の運転や仕事での支障がなくなったので終了としました。

治療の中心としては血流を良くすることと体のバランスを整えること。

自律神経の調整を行い、自宅でのセルフケアをお勧めしました。

セルフケアの方法は下記の動画でまとめてあります。

参考にしてみてください。

 

まとめ

良性発作性遠いめまい症は耳の中にある自石が剥がれたり、位置が悪くなることで起こってしまうめまいです。

上記で説明した通り原因は色々とありますが、どの症状にも当てはまるのが血流障害。

基本的に血液には栄養素があり、それが筋肉や血管の再生を促します。

血流が悪くなるという事は、再生能力が下がるのでどの症状にも必ず血流を良くすることを考えましょう。

めまいに関してはご自身で全て治す事は非常に難しいです。

専門の医療機関などを訪れるようにしましょう。

当院でも施術を行うことができるので、詳細は下記からご覧ください。