腰が自宅でレントゲンを撮るとすべり症なので安静にしておきましょう。
こんな風に言われコルセットを作ったり湿布を貼ったり痛み止めを飲んだりして対処をしていませんでしょうか?
すべり症と言われると骨が前にずれてしまったり後ろにずれてしまったことによって痺れが出たり痛みを感じたりするようになるのが特徴的です。
あまりにもひどいと手術をしなければいけないと言われている方もいらっしゃるかもしれません。
しかしすべり症のほとんどの場合は、その部分に原因があるのではなくあくまでも結果であると言うことを知っていただきたいです。
その1つが肋骨なのです。
肋骨とすべり症はあまり関係がないように思われるかもしれませんが、実際はとても重要な働きをします。
もし今この記事を読まれていてしびれや痛みで悩んでいたりで手術をしなければいけないと言われた方などには、ぜひ最後までお読みください。
すべり症の原因
すべり症の原因はインターネットや本で調べるといろいろな情報が載っています。
生まれつき骨が弱い方や滑っている方ももちろんいらっしゃいますがすべり症の原因で1番多いのが
体の使い方が悪い
これがすべり症に多い原因の1つです。すべり症と分離症と言うものがありますが、分離症とは簡単に言うと疲労骨折です。
本来は全体で体重を支えたり体を使ったりするのですが、体の使い方が悪かったりすることによって普段が 1カ所に集中します。
そうすることによって腰の1部分に負担がかかってしまうので結果的に疲労骨折と言うものになってしまいます。
そして分離症のように疲労骨折をしてしまうとそれから骨がずれてしまい前に飛び出してしまうのがすべり症です。
(すべり症の原因はこれ以外にもありますがここではわかりやすく1つに絞って説明をしています。ご了承下さい。)
このようにすべり症と言うのは結果であり原因ではありません。痛みを解消しようと思う時にすべり症の部分だけを改善しようと思っても一時的な効果を見られても継続的なものはありません
すべり症の原因は以上のようなものがあります。だからこそ腰ばかりを見るのではなく他の部分をトータル的に見ていく必要があります。
すべり症改善するために必ず見る所
すべり症を改善しようと思った時に腰をレントゲンで取り症状と状態を確認することがもちろん重要です。
ただしすべり症と言うことがわかっただけでは痛みやしびれを消すことができません。
改善しようと思った時に必ず見ないといけないポイントが3つあります。
- 首と背中の柔軟性はあるか
- 正しい姿勢を取れているか
- 深呼吸はしっかりとできているか
この3つの部分を正確に確認する必要があります。
首と背中の柔軟性はあるか
すべり症の部分をどうにかすると言う考えではなく、痛みがある部分の場所をどれだけ増やせるかを作る必要があります。
実際に悪い部分は腰ですが、背骨は1本の棒のようにしなりながら動いています。
首だけが単体で動いたり腰だけが単体で動いてると言う事はありません。
腰に痛みが出た時は首や背中でその痛みをかばうことができます。また股関節や膝などでも痛みを分散させることができます。
この考え方を使ったときに、首や背中までが硬くなってしまい柔軟性が全くなくなると腰の負担はどんどん増えてしまい痛みや痺れが増強してしまいます。。
治療を行う時も首と背中の状態把握をする事は必須になってきます。
正しい姿勢を取れているか
上記と似ている部分がありますが、姿勢が悪いと本来の身体の機能を使うことができません。
1つ例を出してみたいと思います。
姿勢をまっすぐの状態で肩をあげてください。まっすぐの状態で上げると上げやすくなると思います。
次にわざと猫背になった状態で体をあげてください。かなりあげにくくなったのがわかるでしょうか?
姿勢が丸くなると肩をあげたり動かしたりすることがしにくくなっています。
あるくことに対しても同じです。姿勢をまっすぐにした状態で歩くのと、猫背になった状態で歩くと歩幅の大きさが変わってくるのがわかると思います。
猫背になった方が歩幅が小さくないので、歩きにくくなると思います。
非常に単純なことですが姿勢が悪くなったり正しい姿勢を取れない状態で日常を送ると、普段負担がかからないような部分に負担がかかってしまうのでそれが原因ですべり症を助長したり原因になったりしびれや痛みの大元になることがあります。
深呼吸はしっかりとできているか
最後に呼吸についてお話をしていきます。胸の骨には肋骨がついています。
呼吸をするときには横隔膜や肺が動いたりするのですが、それで同時に背骨も一緒に動きます。
という事は、背骨に柔軟性がなかったり動いていなかったりすると、呼吸が浅くなったり肋骨が柔軟に動かなくなってしまうため腰に負担がかかります。
こうなると負の連鎖に陥ります
腰が痛い→ 背骨が動かない→深呼吸が浅い→肋骨が動かない→背骨が動かない→腰がもっと痛くなる→ etc
このような順番で腰痛が悪化します。
以上3点がすべり症を改善するために必ず見なければいけない部分です。
これはヘルニアでも、首の痛みや肩こりでも同じことが言えます。
すべり症や分離すべり症と聞くと非常にまずいようなイメージをもたれるかもしれませんが、実際はいろいろな要素が積み重なって結果的にすべり症と言う事になっていることがほとんどです。
この中でも特に肋骨の動きが制限されてしまうとすべり症の痛みというのが増えてしまいます。これは私が実際に治療を行った中で発見したのです。
逆に肋骨の動きが良くなると自然と背骨の動きも良くなるので痛みや痺れが劇的に改善することもよく見られます。
すべり症になったときに自分でできる対処方法
自分で行うときの対処方法についてお話をします。
肋骨の動かし方や対処方法に関しては動画の方がより分かりやすいと思うので下記を直接ご覧ください。
もし動画を見て不明点があれば動画の中に直接コメント入れてください。全てに対して返答をさせていただきます。
まとめ
いかがだったでしょうか
この記事を読まれていてほっとされた方も多いのではないでしょうか?
レントゲンを撮り骨がずれていたり、手術の可能性があると言われればとてもびっくりされると思います。
しかしすべり症は痛み、しびれはしっかりと解消することができます。
現に痛みがなくなったやしびれがなくなったと言う改善事例はたくさんあります。
しびれや痛みなど時にすぐに落ち込むのではなくきっちりとした対処方法を行うようにしていきましょう。
ひこばえ整骨院のすべり症の施術
ひこばえ整骨院ではすべり症に対応をしています。
すべり症だと診断されたからと言って全てが悪いというわけではありません。
きっちりと施術をすれば改善をします。
腰だけを見ても本当の原因は腰にない事があります。だからこそひこばえ整骨院では全身の見てすべり症の施術を行っていきます。
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